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文化時報創刊100周年記念報道写真展の概要

 2023年2月2日の100周年当日から6日間、一般の方々に広く宗教全般への関心を持っていただき、文化時報がこの先どんな未来を描いているかを表す大展示会を開催します。

 より多くの人に足を運んでいただけるよう、会場を京都市の中心街にある「ウィングス京都ギャラリースペース」に設置。文化時報が新聞報道用に撮影してきた写真の展示をメインに、宗教にまつわるさまざまな伝統・文化に触れられる体験イベントや、昔の新聞紙面を振り返るパネル、文化財のレプリカ展示などを予定しています。

 また、社会とつながる活動の先駆者ともいえる、有名な宗教者たちによる講演会も開催する予定です。ぜひお越しください。

【写真展概要】

▶期間
 2023年2月2日(木)~2月7日(火)
 9:00~21:00
(5、7日は17:00まで)

▶会場
 ウィングス京都ギャラリースペース(京都市男女共同参画センター1階)
 〒604-8147 京都市中京区東洞院通六角下る御射山町262(map

▶入場無料

▶内容

①近年の『文化時報』報道写真の展示

 文化時報が新聞報道用に撮影してきた写真を厳選しました。いろいろな視点から七つのテーマに分けて展示します。

②100年間の世相を表す過去記事パネル展示

 大正時代~現代までの、各時代を象徴する紙面の切り抜きと解説をパネル展示。社会と宗教の100年間のあゆみを振り返ります。

③「北の大地の八十八ヶ所」お遍路体験ブース

 北海道八十八ヶ所霊場会との合同企画。冬場は雪で閉ざされてしまう北海道八十八ヶ所の札所を、ギャラリー内で巡ることができます。

④触れる!寺社ゆかりの文化財レプリカ展

 富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社様と、伝統の経師・株式会社大入様のご協力で、修復した貴重な文化財の現物やレプリカを展示。一部は手に取ってご覧いただけます。

⑤世界に一つだけのオリジナル御朱印帳作り体験(4、5日)

 「手捺染」と呼ばれる技法でお好みの色を乗せ、模様を記事にプリント。じゃばらの和紙に巻いて、オリジナルの御朱印帳に仕立てます。
 各回先着順・事前申し込み可能/料金3000円
 →お申し込みはこちら(http://ptix.at/acz0TU)

⑥絵はがきを描こう♪「ほっとする仏画の会」(3、4日)

 優しくあたたかな画風で「華の仏さま」をはがきに描いてみませんか。絵に自信がなくても大丈夫。不思議とそれぞれの人の味わいある作品になります。
 各回先着順・事前申し込み可能/料金1500円
 →お申込みはこちら(http://ptix.at/f80xuj)

⑦天然石のオリジナル念珠作り体験(2日)

 数十種類から好きな天然石を選び、ホック式の念珠に仕上げます。約20分でオリジナル念珠が完成。紀州根來寺に、智積院があった頃から御用達の老舗・今井半念珠店様に出展いただきます。
 2月2日 10~18時開催
 →お1人様2000円(当日受付)

⑧傾聴移動喫茶「カフェデモンク」(6日)

 東日本大震災を機に始まった超宗派の宗教者による傾聴移動喫茶。和室でくつろぎ、コーヒーやお菓子を味わいながら、愚痴や心のもやもやを吐き出してみませんか。
 2月6日 15~16時半開催(会場2階和室にて)
 →参加無料、事前申し込み不要

⑨記者直伝!新聞記事制作ワークショップ(6、7日)


 文化時報の現役の記者が、新聞記事の成り立ちや書き方をレクチャー。参加者には実際に記事を書いていただきます。寺報や広報誌などの担当者、文章力を上げたい方はぜひご参加ください。
 2月6日 午後3時~4時半
 2月7日 午後1時半~3時
 →参加費無料、各回先着5人、お土産付き
 →ツアー(20分)とワークショップ(70分)の約90分を見込んでいます。
 →ツアーのみの参加も受け付けています。

問い合わせは、株式会社文化時報社(075-371-0159)または、
info@bunakajiho.co.jp 
※期間中に、ギャラリーでも受け付けます

⑩伝統の経師「大入」による経本修復実演(6、7日)

 受け継がれた伝統の技法で、経巻や書画などの文化財の修復・保存・装幀・複製を行う株式会社大入。職人(経師)による経本の修復作業の様子を間近でご覧いただけます。
 2月6、7日 12~13時、15~16時
 事前申し込み不要

【特別記念講演会】6・7日開催

テーマ「宗教と社会活動を考える」
・両日とも12時開場、13時開演
・会場は2階イベントホール
・参加費無料、定員あり
・聴講希望の方には写真展会期中に先着順で整理券を配布します。ギャラリー受付までお越しください。

2月6日 講師:金田諦應氏
 
1956 年宮城県生まれ。仏教僧侶。東日本大震災を機に傾聴移動喫茶「カフェデモンク」を始める。被災地から始まった活動はその後、北は北海道えりも町、南は熊本まで全国13カ所に広がる。日本臨床宗教師会副会長、スピリチュアルケア学会会員。著書に「傾聴のコツ」(三笠書房)、「3.11 生と死のはざまで 東日本大震災」(春秋社)。

2月7日 講師:奥田知志氏
 
NPO 法人抱樸理事長、東八幡キリスト教会牧師。1963 年生まれ。1990年、東八幡キリスト教会牧師として赴任し、学生時代から始めた「ホームレス支援」に北九州でも参加。北九州ホームレス支援機構(現・抱樸)の理事長に就任した。これまでに3500 人(2020 年3 月現在) 以上のホームレスの人々の自立を支援。