2023年2月2日の100周年当日から6日間、一般の方々に広く宗教全般への関心を持っていただき、文化時報がこの先どんな未来を描いているかを表す大展示会を開催します。 より多くの人に足を運んでいただけるよう、会場を京都市の中心街にある「ウィングス京都ギャラリースペース」に設置。文化時報が新聞報道用に撮影してきた写真の展示をメインに、宗教にまつわるさまざまな伝統・文化に触れられる体験イベントや、昔の新聞紙面を振り返るパネル、文化財のレプリカ展示などを予定しています。 ま
《京都芸術デザイン専門学校2年、濵田こころさん=取材当時(19)=は、文化時報創刊100周年記念ロゴだけでなく、絵本とグッズ制作の勉強をしている》 ――これからの目標を教えてください。 「卒業後はデザイン会社への就職が決まっているのですが、今回の経験を仕事に生かしたいと思います。すごく勉強になりました」 「将来は、やっぱり絵本作家に憧れます。物語を考えるのが好きですし、ゼミで学んでいるように、グッズまで作れればいいなと」 ――最近は紙離れが進んでいて、新聞を読まな
《文化時報の創刊100周年記念ロゴを制作した京都芸術デザイン専門学校2年、濵田こころさん=取材当時(19)=ら学生たちは、制作に先駆けて昨年9月、文化時報からのオリエンテーションを受けた》 ――オリエンテーションを受けて、文化時報にどのような印象を持ちましたか。 「100年も続いてきたことに驚きました。長きにわたって必要とされ、愛されてきた新聞なのだと感じました。『社会と宗教をつなぐ』というミッションにも心を打たれました」 ――宗教に対するイメージは変化しましたか。
「社会と宗教をつなぐ」をミッションに掲げる文化時報の創刊100周年を記念したロゴが完成した。すでに紙面の題字下を飾っているほか、2月2~7日に京都市内で開催される「報道写真展」など、記念年の2023(令和5)年を祝うさまざまなシーンで使われる。作者の濵田こころさん=取材当時(19)=は「宗教には、人々に寄り添う柔らかさや親しみやすさがある」と語る。(主筆 小野木康雄、瀧本智美) 《100周年記念ロゴの制作は、京都芸術デザイン専門学校(大野木啓人校長、京都市左京区)が産学
文化時報創刊100周年の記念品の製作について、以前の投稿でクイズを出していました。 特徴あるこの紙、正解は、、、点字用紙なんです✨ 就労支援事業所・FSトモニーさん(京都市北区)のご協力で、点字用紙を再利用した記念品を作っています。先日は、利用者さんたちが作業するところを見学してきました。少しだけ、その様子をご紹介します。 手分けして、利用者さんそれぞれ得意な作業工程に取り組んでおられました。企画した記念品がだんだん出来あがっていく様子に、期待が高まります!
文化時報100周年を記念するロゴが決定しました!選ばれたのは、京都芸術デザイン専門学校ビジュアルデザインコース2年生の濱田こころさんの作品です。 最終選考からさらに4案に絞ったのですが、4案どれもが捨てがたく、社内で人気投票をして決めました。いろいろな感想が出ましたが、この濱田さん案に満点をつけた社員が一番多かったです。 せっかくなので、濱田さんが説明してくれた制作コンセプトを掲載します。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 人と人をつなぐ縁といった意味を
こんにちは。社長の小野木です。 文化時報創刊100周年のロゴを選ぶ最終プレゼンが11月9日、京都芸術デザイン専門学校で開かれ、担当記者と共にお伺いしてきました。 58案から事前に私たちが絞り込んだ10案について、制作した学生さんに、自らプレゼンテーションをしていただきました。 持ち時間は1人5分。限られた短い時間で、なぜこういうデザインにしたのか、どこがアピールポイントかを説明していきます。皆さんかなり緊張しておられたのですが、さすが「ビジュアルデザインコース」
100周年ロゴを依頼した京都芸術デザイン専門学校の皆さんから、デザインの最終案が送られてきました。3週間前にもらっていたラフから、しっかりとブラッシュアップされた作品が、全部で58案も! これらから私たちが10案を選びます。斬新なアイデアの良いロゴがたくさんあり、選ぶのにとても悩みました。 後日選考を通過した学生さんから、プレゼンテーションをしてもらい、どのロゴを採用するかを決定します。直接、コンセプトや制作過程のお話しを聞けるなんて、楽しみです。 気になるプレ
2023年2月2日~7日の写真展では、会場内に文化継承ブースを設置し、文化財の保存や修復に尽力されている企業さんにも出展いただく予定です。 そこで先日、ご協力いただく「富士フィルムビジネスイノベーションジャパン株式会社」さんの京都工房へ見学に行きました。 京都工房ではさまざまな文化財を、高度な技術でデジタルデータ化し、複製を作っています。そのままでは劣化が進んでしまう貴重な古文書や文化財を複製し、原本に代わり公開展示や研究・教材などに活用する、文化の継承のための取り
先日お知らせした、京都芸術デザイン専門学校(大野木啓人校長、京都市左京区)の学生さんたちによる文化時報100周年ロゴのラフスケッチがたくさん集まりました!写真は、いただいた案の一部です。 デザインに仏教的なモチーフを取り入れたり、文化時報のミッション「社会と宗教をつなぐ」をさまざまな形で表現したり、個性的なアイデアを提出していただきました。一人でいくつもの案を出してくださる方もいて、とてもうれしかったです。 それぞれのデザインのコンセプトから、宗教や新聞に対する学生
文化時報がいつもお世話になっている方々に向けて、100周年イベントで配布する記念品を企画しています。単なる記念グッズや引き出物ではなく、文化時報を作る私たちの思いや願いを手に取って感じていただけるようなものにしたいと考えています。 制作をお願いしているところから届いた、サンプルの一部です。特徴のある紙でできているこれ、いったい何の紙でしょうか? 正解は、後日更新の記事でお教えします。
文化時報では、記念すべき100周年を飾るロゴマークを作る予定です。 「社会と宗教をつなぐ」事業を表すロゴマーク。制作段階から、さまざまな世代の人々に文化時報の取り組みを認知してえるのではないかと考え、デザインを京都芸術デザイン専門学校(大野木啓人校長、京都市左京区)の学生さんたちに依頼しています。 写真は、9月28日、同校で行われたオリエンテーションの様子。ウェブ・企画担当の記者・瀧本智美が、文化時報のミッションや、紙面で取り上げている宗教者の社会活動について紹介
2023年2月2日~7日の開催期間中、展示会場となるのは「ウイングス京都ギャラリースペース」(京都市中京区)。京都市内の商店やオフィスが集まる中心地にあります。 京都市が1994年から運営する「京都市男女共同参画センター ウイングス京都」の建物1階にあるギャラリーは約235㎡あり、坪数でいうと約70坪、畳に換算するとおよそ140枚分と、とても広い場所です。 建物の外観も特徴的でわかりやすく、明治期末に建設の旧京都商工銀行本店の外壁を残し、現代建築と融合させたレトロで
文化時報創刊100周年事業の大きな柱の一つが、新しいウェブメディア「福祉仏教 for believe」の開設。2022(令和4)年9月1日にスタートしました。福祉に携わる方をメインターゲットとし、困難を抱える方とそのご家族に役立ててもらえる情報を発信しています。福祉関係者が、共感したり気付きを得たりすることができる内容です。 「福祉と仏教をつなぐ」情報を発信することで、サイトを訪問する人々がほっとできる場をつくり、仏教に関心を持ってほしい。そんな思いから立ち上げたサイト
私たちは京都にある宗教専門紙『文化時報』を発行する株式会社文化時報社です。1923(大正12)年から、特定の宗教や宗派に偏らないさまざまな神社仏閣の情報を発信し続け、もうすぐ100年を迎えます。 創刊した年はちょうど関東大震災が起こった年でした。それから100年。いくつかの戦争を経て、民主化、経済成長、バブル崩壊、国際化など、さまざまな出来事と共に社会は大きく変わってきました。 しかし時代が移り変わり、どんなに便利な世の中になろうとも、変わらないものがあります。それ