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父親451日目:子どもは常に可愛いか?

うちの妻は、息子君と接しているとき、いつでも大抵「かわいい」を連呼している。
親バカといえば、それまでなのだけれど、息子君が何をしていても「かわいい」「かわいい」と言っている。ひょっとしたら日本の可愛いカルチャーをこれでもかというくらい世に広めようとしているのかもしれない。いつの間にKawaiiの伝道師になったのだろうか。

私も、息子君のことは可愛いと思っているし、親バカを通り越してバカ親の自覚すらある。
それでも、妻ほどに常に可愛いとは言い続けられない。

例えば、食事のときに、ピカピカに掃除した床に「ぽーい」と離乳食を巻き散らかされた時なんかは、可愛いの「可」も出てこずに、ひたすら心の悲鳴が「嗚呼嗚呼嗚呼」と漏れ続けているし、楽しそうに絵本が破かれているのを目にしたら、心が引き裂かれそうになる。(これは大げさだけど)

寝かしつけしようと必死になっているときに、「キャハハ~」と遊び回る息子君を眺めているときは、可愛いと思いつつ、心の中では「早く寝てくれ~」と祈り続けている。

他のご家庭の様子を聞いたわけではないので、比較はできないのだけれど、子どもはいつだって可愛いものなのか。ある種の条件付き可愛いなのか。
どっちなんだろうな~。


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