転職後の話
不満があった前職から、転職をし最初の頃は順調だったと思います。
この転職先が後に休職をすることとなる会社です。
転職先では、業界や業務内容もこれまでとは全く異なり、とても頭を使う業務、神経が比較的張りつめているような業務内容に変わりました。
転職当初は不満があった前職から新しい環境に飛び込んだこともあり、はやく仕事を覚えなきゃ。慣れたい。と一生懸命働いていました。
おそらく人間はそれぞれ抱え込めるストレスのキャパシティがあるんだと思います。
転職当初から若干の違和感を感じていましたが、自分で選んだ道なのだからと若干の違和感に自分自身の心に耳を傾けることをしませんでした。
転職先で配属された部署は、私自身が入社したばかりの頃は上司同士の仲が悪かったり、厳しい上司が多くピリピリしている環境でした。
当時は業務内容を覚えることに必死で周りを俯瞰して見ることが出来ていなかったので、きっとその状況もまだ耐えられたのだと思います。
しかしながら、入社当初に先輩社員に陰で言われていた陰口に傷付いていたのも事実でした。
私は前職と違う業界、業務内容に転職したので、転職先の仕事は全くの未経験でした。
だからこそ、入社当初から早く業務内容を覚えるように休日も復習したりして努力していました。
業務内容は多岐にわたり、営業の部分もあります。
営業面において、これは本当に言い訳になりますが内容を深く理解できていない段階で営業していたため当初は結果を出すことが出来ませんでした。(おそらく元々営業が向いていないという面も強くあります。)
そんな時に先輩社員に陰で「中途社員なんだから率先力にならなきゃいけないのにね。」って言われていたことに酷く傷付きました。
傷付いていたからこそ、後にさまざまな工夫をして、営業成績を伸ばすことが出来て、担当部署でも上位の営業成績を達成していました。
しかしながら、営業成績上位を取ると毎月のプレッシャーがどんどん大きくなっていきました。
周りからは当たり前に大丈夫でしょ。という風に思われていたかと思いますが内心はすごく不安で不安で仕方ありませんでした。
既に、この時点で業務内容が私自身に合っていないとどこかで自覚していながらも一度転職しているのだからと、また転職することに重い腰を上げることが出来ませんでした。
業務内容の不一致に悩みながらも、比較的年齢層が高かった部署でしたが、厳しい上司やややパワハラ気味だった先輩も異動や退職し、同世代の後輩や先輩が増えてプライベートでも食事に行くような関係性になり、仕事は簡単にいうと嫌だが、仲の良い人も多いのだから…とまた転職しない言い訳を自分の中で作り上げていました。