限界と気付いた時
余計なことを考えて、気分は沈み
自己肯定感はどんどん低くなっていく中、
緊急事態宣言が解除され、通常通りの業務に戻ることとなりました。
仕事に戻ってからはプライベートの余計なことを考えるよりも、コロナ感染に対する恐怖や不安感が強く、多くの人と接する仕事であるため日々強い不安感を感じていました。
これまでのストレス発散方法が仲の良い友人(主に仕事仲間)と飲みに行ったり、食事に行くこと、ランチを一緒に食べることで発散出来ていたものが
当たり前ですが、全面禁止となり
抱えていたストレスの発散方法がわからなくなりました。
この頃には通勤電車で気分が悪くなったり、涙が止まらなくなったり、職場につくと息苦しさを感じたり、部署の朝礼時間には立っていることも出来ず急に泣き出すようになっていました。
それでもなんとか仕事に行っていました。
まだこの時は頑張らなきゃ。頑張らなきゃ。と思っていました。
そんな最中、先輩から私の抱えていた取引先で後輩がトラブルを起こしたと報告がありました。
この時、私はこれ以上のストレスを抱えることが出来ずに職場で酷い過呼吸を起こしてしまいました。
その日は早退し、また翌日通勤電車に泣きながら揺られて職場になんとか向かいました。
職場のロッカーまでは行けたものの、涙が止まらなくて怖くて不安で、それ以上先に足を進めることが出来ませんでした。
会社までなんとか行っても、部署に足を運べない日が2日ほど続きました。
この時、私は「もう限界だ。」と悟りました。
こうして会社に行けなくなった私は、心療内科を受診し、休職することとなりました。