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求められていないアドバイスは、しない方がいいのかも

これ、最近本当に思うんですよね。

人にアドバイスしていいのは、相手がアドバイスを求めている時だけなんだ、と。

僕の場合ですけど、やっぱり人間世界に40年とか生きていると、それなりに経験も蓄積されてきて、

例えば会社の部下とか、趣味の世界のビギナーの人とかが何かに困っていそうだなと思ったとき、ついつい求められていないのにアドバイスをしたくなってしまうんですよね。

歳を取るほどに、この傾向が強くなってきているなーと感じるんです。

それはもちろん、『自分も同じ事で昔悩んだから助けてあげたい』というリアルな親切心による気持ちがほとんどなんだけど、

ただ、心の中の5%ぐらいは、『そういうアドバイスをしてあげられる俺ってすごい』みたいな承認欲求もあったりして。

で、厄介なのはこの5%の承認欲求なんですよね。

大概の場合、相手から求められていない時にしたアドバイスって、それがどんなに正しくてドンピシャな内容だったとしても、そこまでめちゃくちゃ感謝される訳じゃないんですよね。

相手からしてみたら、場合によっては悩みを自覚するよりも前にアドバイスをもらったりする事になるので『ああ、どうも、ご助言助かります』みたいな話なんですよね。

で、その時にこの5%の承認欲求がムクムクと疼き出してしまうんです笑

『え? すごく助かってるはずなのに、感謝軽くない?』

とか。

で、モヤモヤしてまた一人でバーに行っちゃったりする訳です笑

これ、文章で可視化してみると本当に幼稚だなーって思うんですけど、結構僕ぐらいの年代の人とかだとあるあるなのかもなーって思いました。

特に自分の場合、HSP的な気質が強いので(だいたいHSP診断テストで満点近くになる)、そもそも相手より先回りして困り事に気づいちゃったりする事が多いので、

相手がその道を通りかかる前からバナナの皮を拾っている人みたいなものなんですよねww

で、HSPなんで、相手から感謝が薄いと『余計なことしちゃったかな? 機嫌悪くなっちゃったかな?』と一気に不安になる。まじで厄介な性分です。

見返りのない親切を施せるほど、こちとら人間できてないんじゃ!と

我ながら器ちっせえ。。。笑

だからアレですね、もうドンと構えて、日頃は何も言わず、相手が本当に本当に本当に困ってこちらに相談してくれたときだけ、全力フルパワーで助ける、というふうにした方がいいんじゃないかな、と思いました。

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