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兜町「ease」経済圏にずぶずぶ(833文字)

 (先週のこと)

 月曜日の朝ごはんは、日曜日に茅場町(日本橋兜町と呼ぶらしい)のケーキ屋「ease」で買ったマロンパイと系列店のパン屋「bank」のフォカッチャ。特にマロンパイはちゃんと値札を見ないままレジに持って行ったらちいこいのにまあまあなお値段がして虫のような悲鳴を出しそうなのを飲み込んで会計。引きこもって編み物だけをしていた週末。日曜の午後にふと思い立ってわざわざ茅場町まで足を伸ばしたのだから後には引けない。

 bankでフォカッチャと夕飯用のパンを買い

easeでマロンパイとマドレーヌ、ケーキを買う
(このあたりで理性が失われる)

ちなみに茅場町にはチョコレートとジェラートを扱う系列店「teal」まである。ここで外はまあまあ寒いのに急遽ジェラートも食べてしまう

ミルクジェラートといちご&ゆず(オリーブオイルかけ)

 この間約1時間。飛んで行ったお金とこれから(既に)摂取した糖分が恐ろしい。

夕食:パンでデザートワインを飲む
朝食:マロンパイとフォカッチャ

 甘いものは好きなはずだが少しずつしか食べられないのでコーヒーをよく飲む。今の家に住み始めてもう5年以上経つが、引っ越しに合わせて購入したコーヒーメーカーが壊れてからは変な意地を張って、家ではそこまで好きじゃないインスタントを飲んできた。
 よく飲むインスタントは、香ばしさが強すぎて単体で飲むには適さない気がするが、甘いものと合わせると悪くない。惰性で飲んでいたこれが、このマロンパイの生地の焼き加減とすこぶる合うことに気がついて嬉しくなる。マロンパイは栗一個分で800円したけど、それだけの味がしたので満足だ。同時にもっとちゃんと食べ物とコーヒーの味の関係性を大切にしたいと思い立って、(インスタントの良さを知っておきながら)翌日ドリッパーを買い直した。

 ちなみに、帰り道に通りかかった「nib」というチョコレートラボも気になっている。「tealのシェフ眞砂翔平によるカカオの可能性を探究するラボ。渋沢栄一旧邸跡の日証館1階でカカオのデザートを提供しています」とのこと。ease経済圏に絡め取られていく。


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