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HSPでもhappyに生きる

私を語る上で、話しておきたい私が思うHSPのこと。

私はHSS型HSPです。
・人の気持ちに敏感
・においや痛みにとても敏感
・好奇心旺盛
・四六時中何かを考えている
・興味が湧いたらすぐ行動に移す
・すぐに飽きる
・社交的に見えて人見知り
・仲良くなると距離を置いてしまう
・じっとしていられない
・生産性のない時間を過ごすことに罪悪感を感じる
・一度にたくさんの仕事を頼まれるとプチパニックになる
・予定が近づくとドタキャンしたくなる

HSPという言葉を知る前、
漠然とですが、私は大人のADHD(注意欠如・多動症)ではないかと疑っていました。
・飽き性で気が散りやすい
・忘れ物が多く、ポケットやカバンの中にしまったものを見つけ出せない
・とにかくじっとしていられない
・思いついたらすぐ、それをやらないと気が済まなくなる
ADHDでなければ強迫性パーソナリティ障害かも。
・潔癖症
・規律や道徳に厳しい
・常に何かに掻き立てられていて落ち着かない
・ボーとしている時間がもったいない
どれも当てはまるが、そこまで深刻さを感じていないのも確かで、自分の性格についてずっとモヤモヤしていました。

ADHDでもパーソナリティ障害でもなければ一体何なのかネットで調べていると、HPSといく言葉に辿り着きました。
さらにHPSの中でも「刺激探求型」と言われるHSS型HSPの特徴を見て、まさに私これ!と。
ちょっと感動すらありました。
そして、そういう気質だよ、安心しな病気じゃないし、同じ気質の人はたくさんいるよ、特別じゃないよと言われたみたいでした。

心理学から言えば、HSPはあくまで先天的な気質、生まれ持った性質です。
HSPは繊細で疲れやすく生きづらいとされていますが、病気や障害ではありません。
人は生まれながらの気質のまま育つわけではありません。
親の育て方、家族、育った環境、関わりのある人たちによって人は変化し、成長していきます。
性格はその成長の中で形成されます。

私は幼稚園の頃から、いつも胃が痛たく吐いてばかりいました。
小2でその原因が胃潰瘍、十二指腸潰瘍であることがわかりました。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因は主にピロリ菌ですが、ストレスも大きく関係しています。
私は自分の気持ちを親や周りに伝えることが苦手でした。
少し知的障害がある兄と、完全末っ子気質の妹の間に挟まれ、親に甘えることができず、人一倍感情があるのに、感情を表現できずストレスを溜めていたのだと思います。
でも、成長するにつれて、両親や家族以外に世界が広がり少しづつ自分の気持ちを解放できるようになりました。

誰だって、赤子の魂、裸の赤子のまま大きくなるわけではありません。
やがて服を着て、靴を履き、言葉を覚え、自分の好きなこと嫌いなこと、できることできないこと、嬉しいこと悲しいこと、成長していく中で、自分の向き不向きを理解していきます。
成長期にあるHSPの子どもに対して親や周りがサポートする必要はありますが、
HSPは治療して治るものではないので、自ら自分の気質を受け入れ、理解し、うまく折り合いをつけていくことが重要だと思います。

もちろん、根本的な気質は変わらないので、今でも周りに本当の自分を全てさらけ出すことは出来ないし、あれこれ四六時中考えを巡らせて脳は疲労気味です。

でも、こんな気質、性格だからそこ、
人の気持ちに敏感なので、その人の欲することを先回りして考え、気配りができるし、
好奇心が旺盛なので一日中、仕事の企画やアイデアを考えています。
一つのことを考えるとすぐ飽きてしまいますが、すぐに新しいアイデアが湧いてきます。
ボーっとしていられないので、常に情報収集したり、新しいことにチャレンジしています。
一度にたくさんの仕事が重なると軽くパニックになりますが、処理能力は高いので、ひとつづつ素早くこなすことができます。
そうするとどんどん気持ちが軽くなり、さらに効率よく仕事を終わらせることができます。
色んなことに手を出して、結局、最後までやり遂げることができないですが、人より楽しいことをたくさん知っているし経験値は高いです。

捉え方、考え方でいくらでも自己肯定感は上げられるし、人は変われると信じています。
HSPは「頑張らなくてもいい」と至るとこで目にしますが、
HSPを理由にしてチャレンジしない人生はちょっともったいないと思います。
HSPのネガティブなところばかり追うより、強みを活かすほうが、人生ハッピーに生きられると私は思っています。
とはいえ、嫌いな人や苦手なことに無理にチャレンジして自分を追い込むことはしません。
うまく距離を置いて、自分を守ることも大事だと思います。

こんな私ですが、実はこと恋愛に関しては、HSPのネガティブなところを思いっきり発揮してしまい拗らせてばかりいます。この話はまた改めて。

少し長くなりました。お付き合いいただきありがとうございます。



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