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tm
2024年5月17日 12:17
作:夢野久作評価:★★★★☆日本三大奇書の一冊とだけあり、内容は一朝一夕では理解しがたいものだった。この作品を初めて読んだのは大学2年か3年のころだった。その時は序盤で早々に心が折れた。そこから7年ほど経った今、ようやく上巻を読み切ることができた。読み切ったと言うだけで、内容がしっかりと自分の中に落ち着いたかと言えば自信がない。そんな茫漠とした頭の中にも、印象に残った部分が一