君たちはどう生きるか(1982)①
著:吉野源三郎
おすすめ度:★★★★★
中学二年生のコペル君とあだ名のついた少年が、様々な経験を通してよりよい生き方を学んでいく物語。
コペル君の経験譚、そして彼のおじさんがその出来事を通して、いずれコペル君に伝えたいことを書き留めたノートの内容、という構成で進んでいく。
追記:
この物語を読んで、そして今この文章を書いていて思うが、この本の構成はすごい。
コペル君のその身に起こることと、叔父さんのノートの内容というのが密接に関係づけられていて、無駄がない。
計算されつく