本
昨日、金曜ロードショーで「耳をすませば」を見た
初めて見たのは小学四年生のとき
おじいちゃんとおばあちゃんの家に泊まって
その日も金曜ロードショーで見ていた
見終わったその瞬間から
「好きな映画はなんですか?」と聞かれたら
「耳をすませばです」と即答するなと思うくらい
私には衝撃的でとても心が踊ったのを今も覚えている
「耳をすませば」の主人公は
本を読むのが大好きな少女だった
それを見た小学四年生の私は
影響を受けて本を毎日読むようになった
図書館に通うために
おじいちゃんとおばあちゃんに連れて行って貰い
自分専用の貸出カードまで作ってもらった
それから沢山通うようになった
中学生になり部活や塾で忙しく、
図書館に通わなくなった
あれからもう7年程月日が経っている
昨日も、初めて「耳をすませば」を見たときと同様に
おじいちゃんとおばあちゃんと一緒に見た事で
この事を思い出し無性に本が読みたくなった
家に帰り、買ってから一度も読んでいない本を
引っ張り出してきて夢中で読んでいた
結構読んだな〜と思い顔をあげたら
朝日が昇っていた
最近の私には考えられない集中力で本を読んでいた
それが嬉しくて読み終えたくなって続きを
読んでいるうちに限界が来て寝てしまった
その中で自分が分からない漢字や言葉が出てくると
写真に撮ってスマホに読み取って調べていた
高校三年生のとき
国語の授業で10分間読書をする時間があった
真面目に読書をする日は
ページをめくる手が止められなくて
初めは先生を無視してまで本を読んでいた
読めない漢字、知らない言葉が出てくると
授業中でも休み時間でも
よく先生に聞きにいって教えてもらったり
一緒に考えたり調べたりした
そうやって過ごしてるうちに
先生は授業を進める中で、黙々と読書し続ける私を
止めることがなくなった
卒業間際に貰った手紙には
授業中に本を読んでいる姿が印象に残っています。
何でも先生に聞きに来てくれて
スッキリした顔で帰っていくのを見るのが
凄く嬉しかったです。それもなくなってしまうと思うと
寂しくなりますね。
と書いてくれていた
私が21歳を迎えそうな今、
先生がしてくれていた役割をスマホがしてくれて
凄いな〜って気持ちと寂しい気持ちがある
先生は元気にしてるかな〜
沢山聞いて欲しいことがある
また訪ねて見ようかなと思う
今日一日で一冊読み終わればいいなと思ってたけど
気づいたら二冊目を手にして読み進めてた
これから沢山本を読む機会が増えそうで
自分の頭に新しい知識が入ってくると思うと
ワクワクする
描きたいことがごちゃごちゃで長ったらしくて
ごめんなさい
でもここまで読んでくれた人、本当にありがとう
底なしの良い人です