君は誰と生きるか 永松茂久
書店で見かけ、タイトルと、クリーム色の綺麗な装丁に魅力を感じ購入。読了したので、本の内容を忘れないようまとめておこうと思います!
著者と著者の師匠との会話がまとめられています。会話形式で文章が構成されているため、読みやすく、内容把握が容易だと感じました。「人との出会いは多ければ多いほどいい」「友達は多い方がいい」「すごい!と思える人とたくさん出会うのが大切」。そんなことを意識して今まで生きてきましたが、価値観がひっくり返るような読書体験をすることができました。
印象に残った箇所
嫌いな人への接し方や、嫌いな人に対する意識の持ち方という箇所は、印象に大きく残りました。「どんな人からでも学ぶことはある」、「嫌いな人は自分を鍛えてくれる存在」、「嫌いな人と接することを避けるのは逃げである」。そういった考えをずっと持っていたので、仕事の場でもプライベートの場でも、嫌いな人であっても礼儀正しく、好かれるように努力して行動していました。けれど、そうじゃなくていいんだ。好きな人や大事な人との時間を大切にするために、嫌いな人のことを考える時間はなくす。好きな人をどうしたら喜ばせることができるか、そういったことを考えることで、幸せになれる。幸せになれば、他の人をもっと幸せにしようと考え、好循環を実現することができる。
最近、お金をだまし取ってきた人のことをイライラしながら考えていたけれど、そんな人のことを考えるのは、時間の無駄だと気付くことができました。自分を大切にしてくれる人に対して、もっと時間を費やそうと思います。
読んでくださりありがとうございました。