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ほったらかし投資(Chapter1-Section8)
友人に「お前、しばらくいたら?」と勧められましたが、夜勤をしてたので昼夜逆転している。彼の生活リズムを狂わす恐れもあって断わりました。「2週間に1度、泊めさせて欲しい」とお願いすると、快諾してくれた。
バブル崩壊後から2020年代初頭にかけて、経済成長が鈍化した状態を「失われた30年」と呼びますが、当時、引越のバイトで日当6,600円~7,000円ぐらい入った。不況期の中、引越業者の競争激化で日当は下落傾向。頑張って働いて手取りが15~17万円程度。高卒の初任給が12万。アルバイトは、社会保障されないので割高となります。
共同玄関、共同トイレの風呂なしアパートの家賃が30,000円で、トイレ風呂付きの1DKのアパートで50,000円。礼金敷金が5ヶ月分、前家賃1ヶ月分。6ヶ月分の費用がかかりました。今とあまり変わらないと思います。
ボクは1DKのアパートに住むと決めていた。後年、山谷(台東区)という日雇い労働者の街を知ったが、あの頃そこを知っていたら這い上がれなかったと思います。
経済的に困窮すると、人は生活の質を大きく低下させてしまう。自尊心や自己肯定感の低下にもつながるが、似た境遇の人が集まると変な安堵感を与えるんじゃないかと路上生活しながら考えていた。
ネカフェ生活に終止符を打てないのは、生活の質が低下してる現実を、漫画やネットが誤魔化しているからだ。YouTubeが、動画配信プラットフォームの装置で機能しているように、ネカフェは社会から孤立させる装置として機能している。
「失われた30年」は、グローバル化による競争激化で、家電製品を安くしました。当時の若者が自活できたのは、中国製の家電のおかげ。それは2000年頃の話で、あの頃は家電製品も高額。部屋を借りても冷蔵庫や洗濯機もないので、独り暮らしに100万ぐらい貯める必要があった。
よく「若い時の苦労は買ってでもしろ」と言いますが、本当にその通りです。
路上生活しなくていいですが、ボクの体験談で少しイメージして貰えたらと思います。
株などの投資は、多少メンタルを問われます。ボクは、あの体験がメンタルを強めてくれたと思っています。たとえ損失を被ってもそれを取り返す自信を手にしました。
「売らなきゃ良かった」「買わなきゃ良かった」と後悔するのは何故でしょう。買うと下がって、売ると上がる。永遠その繰り返しで、小金持ちにしかなれません。
ボクは、株探に「すご腕投資家」として紹介されましたが、その秘訣を紹介します。
1.売買で後悔するのはこんな理由から
2.ほったらかし投資はいい?
3.ボクの評価損、初公開
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