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読書記録「祈り」

〜今日の1冊〜

今日は伊岡瞬さんの作品を紹介します。

東京になかなか馴染めない25歳の楓太は、ある日公園で信じられない光景を目にする。炊き出しのうどんを食べる中年男・春輝が箸を滑らせたその瞬間―。“田舎者”の劣等感を抱える若者と、“望まない力”を持つがゆえ暗い過去を背負って生きてきた中年男の人生が交錯するとき、心震える奇跡が起きる。

Amazonより

〜読後の感想〜

特殊能力を持つがゆえに人生を狂わされてきた春輝と田舎から東京に出てきた会社員の楓太が話の中心です。
春輝の幼い頃の過去と楓太の現在とが交互に描かれ、ミステリーと言うよりは、不思議な話という言い方が一番しっくりきました。
物語は後半になると徐々に繋がってきますが前半は登場人物同士の関係性がよく分からなくて、読み進めるのに苦労しました。
終始読み心地は良くなくて、不穏な感じが常に漂うような感じでしたので、明るい話ではないかなと思います。
ラストも個人的によく分からなくて、最終的にどうなりたかったのか消化不良と言う感じで読了しました。
自分にもっと読解力があれば…(笑)


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