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私を形作ったもの 第六回 「ソードアート・オンラインアリシゼーションWar of Underworld」第二部
前回の続きはこちらとなります。
第六回「ソードアート・オンラインアリシゼーションWar of Underworld」
第四節 「リーファについて」
![](https://assets.st-note.com/img/1709547146364-DVJj2wqSjC.jpg?width=1200)
書くか迷っていたのですが、SAО随一の不遇キャラこと、桐ヶ谷直葉について、記述が無いとフェアじゃないと考えた次第です。
今作に於いて、どれだけ、不遇かを伝えるとこのようになります。
・メインキャラで唯一お兄ちゃんに会ってない
・アスナさん達とも合流してない
・開始いきなり触手に襲われる
・不死身の再生能力の所為で死ねなくなる
・その結果、左目を貫かれる羽目に
・そもそも、キリトガールズの中でリアルファイト最強な為、不遇な扱いをもろに受けやすいだけに、中々に不遇
・実際は相手が悪かったとはいえ、敵を追い込んだだけのシノンとアスナさんと違い、リーファはちゃんとディー・アイ・エルを倒すという成果を挙げているんですけど、何か、地味なんだよねぇ・・・
・終盤、現実で和人を介抱する場面が救い
扱いづらいキャラであることは否めないものの、作中ではフェアリィ・ダンス以降、活躍が殆どなかったキャラなだけに、今回も結構な不遇でしたね。
この章では、リーファについてのお話をしていこうと思います。
シノンと同じタイミングで現れたはずなのに、何故か、別の座標に出現したり、まさかのダークテリトリー軍のオークこと、リルピリンと出会うことに。
自分を卑下し続けていたリルピリンを人間と認めてあげたりと優しい気遣いで接する中、現れたディー・アイ・エル。
いきなり、触手で拘束されたりと肉体的負担の大きさでは、リーファが一番なんじゃないでしょうか・・・。
『違うわ』
『人を助けるために悪を斬るのよ!」
リーファより
アスナさんやシノンと違い、同じ人間の魂の複製体であるはずのこの世界に於いて、人を殺すことへの抵抗感が強かったリーファでしたが、リルピリンへの姿と悪辣を極めるディー・アイ・エルの姿に奮起することになります。
ここの彼女のカッコよさはこれまでにない輝きを放っていたと思います。
危機的状況で、覚悟が決まっていなかった彼女が、リルピリンの為に戦うと覚悟を決める姿は胸を撃たれるばかりです。
しかし、それからの彼女の地獄はここから始まるのでした。
(でもお兄ちゃんなら…こんな傷くらいで絶対倒れたりしない!)
『なら…私も倒れない…これくらいの敵…一人で切り伏せてみせる!」
『だって私は…お兄ちゃんの…黒の剣士キリトの…妹なんだからー!!』
リーファより
アスナさんに託され、アメリカプレイヤー達との戦いをしていたシェータとイスカーン達を救う為、リーファが一人で敵と立ち向かうことになります。
テラリアの管理者権限として《無制限自動回復》という天命(HP)回復能力と呼ばれる都合のいい力と勘違いしそうですが、実際は死ぬことを許されない呪いのような力となっております。
この力のお陰で何とか、敵と立ち向かうことが出来るのですが、痛みが消えないわけでは無いので、とにかく敵を全員屠るまで、続く無間地獄。
何度も刺され、倒され、挙句、左目を貫かれるというヒロインにあるまじき行為に晒されるという個人的一番の貧乏くじを引くことに(三女神全員貧乏くじだけど、テラリアはシノンやアスナさんの力と違い、地味すぎるのがネックなので、余計に貧乏くじ感が強い)。
それでも、懸命に諦めず、大好きな兄の為に奮闘する姿は、胸に来るものがありますね。それにしたって、結構な尊厳破壊が多すぎて・・・。
その結果、アメリカ人プレイヤーを倒し切ることに成功します。
その結果、200年もの間、語り継がれる剣と大地の女神と呼ばれるようになります。それで許されるわけではない。
※リーファ推しの皆さんはブラウザバックして下さい。これから、非常にセンシティブな内容に入ります。
ぶっちゃけると僕自身、リーファって、最初のイメージは最悪でした。
大好きなお兄ちゃん(義理)に対しての感情、好きな人が同一人物だったことへの逆恨みじみた八つ当たり等、良い所が無いイメージが最初でした。
本当に妹がいる身の上としては、長い期間、彼女を好きになることが出来ませんでした。
SAОを見始めた頃の僕はアスナさんが好き過ぎたことも大きな要因だったんですけど、キリトといちゃいちゃしていいのは、アスナさんだけと偏向的な思考が強かった気もします。
(未だにキリトといちゃいちゃしていいのは、アスナさんだけなんですけど、そこまで強火ではないです。当時は若かったんよ)
しかし、今は愛おしいヒロインの一人となっております。
キリトに一応告白してはいますが、返事は無いけど、未だに彼を諦めきれてない所や、強すぎるが故に、扱いがアレだったりとこんな悲しみを一手に背負う子になってしまうなんて・・・。
アスナさんやシノンが、心意の力で敵を薙ぎ払ったのに対し、リーファは自身の持つ技のみで、敵を倒しているのが、本当に凄いに尽きると言うか。
本当に2人よりも、強いのは、確かなんですけど、何でこう、こんな酷いことになってしまうんでしょうね・・・。
何より、お〇〇〇がね。薄い本の餌食になり易いというのがね。お〇〇も凄く綺麗なんですけど、見た目だけじゃない彼女の内面を好きになったのは、アンダーワールド大戦編のお陰だと思います。
どうか、彼女が報われる世界線であって欲しいんですけど。
それだけに、ラスト桐ヶ谷家にて、和人を優しく包み込む場面は、誰よりも頑張った彼女への一番のご褒美だったと思います。
(キスしたり、200年以上過ごしたり、半年介護とかと対等かと言われると言葉に詰まるんですけど)
次はお待たせしました。遂にアスナさんについての記述とさせて下さい。
第五節 「アスナさん&ユウキVSヴァサゴ」
![](https://assets.st-note.com/img/1711790374453-EuuZcXExil.jpg?width=1200)
これは最後の最後に話すべきなんですけど、ブログの進行状況を鑑みて、アスナさんについての記述を加えて行こうと思います。
このアンダーワールド大戦に於いて、アスナさんの活躍はとてつもない物があったと思います。
彼女が居なかったら、人界との和平も、この戦争も大負けしていたかもしれません。
今回の戦いで、SAО時代の副団長としてのスキルが、如何なく発揮されています。
アスナさんのコミュニケーション能力も、相まって、大きな戦力を加えることに成功しました。
そのお話は前編に書いたので、今回はユイやリズによって、日本人プレイヤーが集結した所からです。
『この体が倒れるのは…心が折れた時だけ!なら私は!永遠に立ち続けられる!』
アスナさんより
アリスをシノのんに託し、アスナさんは迫り来るアメリカ人プレイヤーとの終わりの無い戦いに挑みます。
血みどろになりながらも、多くのプレイヤーを狩る姿は、正に鬼の副団長そのもの。
全ては、キリトの守りたかった物を守る為。鬼となって、全てを討ち滅ぼすと決意した彼女の信念が伝わると思います。
ようやく訪れたリズ達、日本人プレイヤーによって、アメリカプレイヤー達を一網打尽にすることに成功します。
この時のアスナさんを抱きしめるリズとシリカが、凄く好きなんですよね。
最初に訪れたのが、クライン、エギルと来ての順番も考えれば考える程、エモさに満ち溢れていたと思いますね。
しかし、ガブリエル達、相対するアメリカチームの方が一枚上手でした。
中国と韓国のゲーマーを召喚すると言う荒業をやってのけ、形勢は再びアスナさん達、人界軍不利の流れに転じてしまいます。
そして、アスナさん達、人界軍は敗北を喫することになります。
この時の悲壮さは、作中随一だったと思われます。PoHこと、ヴァサゴの心意によって、悪意を募らせ、パワーアップしていく流れとか、地獄過ぎるでしょ。
停戦したものの、命は助かったアスナさんでしたが、中韓プレイヤーに殴られるという胸糞場面の三点セット。マジで何だ、てめぇ過ぎだよ。
何より、あれ程の演説をしたリズベットの苦労をぶち壊す、全てを賭けた人達の思いを踏みにじる行為に涙を流す場面の無常観はどうしたらいいのか。
『ブラッキー先生がブチギレて二人もブッ殺した時は危うく爆笑してハイドが破れるとこだったぜ』
ヴァサゴより
しかも、ヴァサゴの目的が、ラフィンコフィンへの復讐ではなく、ただキリトと遊びたいだけのドカス野郎だったことも判明して、救いが無さすぎるよ。
彼がラフコフの居場所をリークしたりと様々な案件に関わっており、慕っていた者たちの思いを裏切る所か、彼等を道具としか思っていなかった所が、もうやってらんねぇよ。
これまで、上がり続けたガブリエルの株がガチで下がるのが、面白過ぎるんよ。本当に悪役に対して、容赦がなさすぎるの礫先生流石です。
同情されるべき悪党が増えて来た中で、絶対悪のような存在こそ、求めていたものそのものだったんで、これは嬉しかったですね。
アスナさんのメンタルは崩壊し、立ち上がることも出来なくなってしまいます。
一時はユナとエイジの2人が参戦するのですが、多くの人々の扇動による心意の力を得た彼の前に、成す術もありませんでした。
この場面、大好きな人は多いかもしれませんが、今回はこの辺で。
(お願いキリト君!私の心も!命も!なんでもあげるから!だから目を覚まして!キリト君!)
アスナさんより
全てを出し尽くし、最後の頼みであるキリトに託すしかない場面でのこの台詞の何と重いことか。
此処までやっても、廃人のキリトに託すしかないのかという状況なのが、どうしたらいいんでしょうね?
キリトを復活させる為に、無意味な殺人行為に打って出たヴァサゴ。
ヤツの暴挙を黙ってみるしか出来なかったアスナさんは、涙を流します。
もう、体も心も限界、このまま黙って見守るしかないのか?
ここからが、神展開。この話数の「記憶」のAパートは、涙なしでは見られません。
《立てるよ。アスナなら》
《さぁ、立ってアスナ。大切なものを守るために》
ユウキより
アスナさんを助けたのは、他でもない魂の友・ユウキでした。
オーディナル・スケールの時もそうでしたが、アスナさんの隣には、いつも彼女が見守ってくれてたんだね。
この場面の為に、オーディナル・スケールがあったんだと思うんですけども。
本当はそういう内容になると事前に知っていましたが、ダメージは少ないと考えていた僕の考えは間違っていました。
ちゃんとした情報を聴くのと見るでは違うんだなと実感した次第です。
ユウキが現れても、大丈夫。そう思っていた僕はとんだ愚か物でした。
現れた瞬間、いつもやってるTwitterの投稿が止まりました。
これは実況してはいけない。パソコン叩いている場合ではない。
その時は、とにかく、その場面の一挙手一投足全てを目撃しようとテレビに全集中しようと思いました。
ユウキの言葉に立ち上がるアスナさん。人界軍の兵士を殺そうとした所をステイシアの力を使いつつ、翻弄しますが、其処は殺人鬼だけあって、すぐさま、対応し切ってしまいます。
ステイシアの持つ権限は、固有能力《無制限地形操作》。これはUW内の地形をステイシアのユーザーが意のままに作り変えることができるというもので、地形を攻撃に転用すれば一軍を足止め・殲滅できるほどの巨大な地割れを引き起こす最強の力です。
その反面、複数回の使用が制限される程の激しい痛みを伴うデメリットも存在し、大雑把な部分だけかと思いきや、ちょっとした小さな区画の地面を破壊という芸当出来るのは、アスナさんの才覚によるものが大きいです。
『負けない…私は…あなたみたいな憎むことしかできない人間には』
『絶対に!負けない!』
アスナさんより
アスナさんの持つラディアント・ライトとヴァサゴの持つ友切包丁での鍔迫り合いが始まるのですが、質量違い過ぎやろ。アスナさん、ヤバすぎだろ。
彼の有する《魔剣》の一つで「プレイヤーを攻撃すればするほどパワーアップし、モンスターを攻撃すればするほどパワーダウンする」というSAО時代に手に入れたこの力で《死》というリソースを吸収する力で、極大まで強くなったヴァサゴ。
五層で出会ったあの時から、彼を殺したくて殺したくて仕方なかったとのこと。此処まで、利己的で自身の欲望の為に悪逆を働く姿は本当にどうしようもない。
其処までの力を有するヴァサゴの前に、再び心が折れそうなアスナさんの前に、再びユウキが駆け付け、彼女に大きな翼を与えます。
この流れまでが、余りにも幻想的でとても胸がアツくなりましたね。
ユウキの思いが、アスナさんに力を与えてくれたんだと思うと勝ってくれと心の底から思う場面でした。
アスナさんに勝利の為に、リズやシリカ、エギルやクライン達も応援します。此処はアスナさん以外に立ち向かえる人は居ないからこそ、この場面はとてもアツくなりますね。
全てを込めて、ユウキと共に放ったマザーズ・ロザリオの圧倒的神作画は、言語化出来ない位、大きくて、最強過ぎる神回の神回でした(?)。
自分でも何を言っているのか、分からねぇんだけど、そういうことなんだよ。
個人的主観として、SAОwouバトルシーン三連戦に於いて、この戦いが一番好きなんですよね。
作画の雰囲気がいつもと違って、圧倒的情報量に心撃ち抜かれました。SAОの作画に泣かされることはこれまでもありましたが、今回ばかりはもう、参ったねぇの一言に尽きたよ。
BESTを尽くし過ぎて、行くところまで行ってしまった気分です。
この辺りが好き過ぎて、実を言うと一度しかまともに見てません。
何故なら、その時の気持ちを大事にしたいのと見たら壊れちゃいそうだったから。
たった数秒でこれ程の情報量をぶち込んでいたのは、王者の風格。
羽根が飛び散り、消えていくユウキの姿は切ない限りです。
これは勝ったやろと思ったら、心臓を破壊されていても尚、動き続けていたヴァサゴ。
心意の力により、死の概念を消失し、不死属性となってしまい、結果として、アスナさんは敗北してしまいます。
なんでだよぉぉぉ(藤原〇也感)という感想は置いといて、本当にアスナさんは単独相手の敵に勝てない。
ここは勝ってよかったのか、よくなかったは別にしても、それ位推しとしては何とも言えない塩梅なんですけどね。
アスナさんが強すぎて、出番も控えめだし、キリトとの絡みも少なくなってます。原作は、仮面の彼との絡みが多い気がするのは、そういうことなのかね・・・。
だからこそ、プログレで、キリアス要素つよつよでやってるんだと思いますけども。これ位にしておこう。
本当だったら、勝ちだったけど、絶望的展開に於いて、キリトを立たせる為には、この場面も必要だったんかなってね。
ここまで、本気を出したけど、アスナさんでも敵わなかったよ。だから、キリト起ってという意味合いの場面だったのかも。
僕としては、アスナさんの勝ちということにさせて下さいよ。
本当にここへの感想を書く為にどれだけのリソースぶち込んだか、理解頂けると嬉しいです。
そして、いよいよ、半年以上眠っているキリトへと場面は移り変わります。
いよいよ、キリトが蘇り、物語は佳境へと突入していきます。
第六節「キリト復活」
真面目な話、この章が始まるまで、其処までキリトが好きではなかったことを此処に告白致します。
真面目な理由を述べるとすると俺強い感と謙遜とか、ユージオとのアレが余りにも気持ち悪いとか、色んな理由があります。
正直すぎて、申し訳ございませんでした。
嫌いなわけじゃなかったけれど、凄く好きになれたわけでも無かったと言うどっちつかずな感じで申し訳ない限りです。
キリアスでいる時は好きだったりといい加減なもんだなって、凄く思います。
『もう思い出したくない…この先を知りたくない…』
第18話「記憶」
キリトより
しかし、このキリト復活に至る彼の精神世界を見た時、彼へのイメージが変わったと言うか、解像度が増した印象が今も鮮明に残っています。
最新のFGО(奏章Ⅱ)でも、こんなの見たからなのか、彼の中に溜まりに溜まった過去の残滓が優しい彼を追い詰めていたんですね。
キリトはディアベルとの出会いから、自分がどうにかしなきゃの呪いに掛けられ、自己犠牲を厭わない人間に変貌してしまいます。
その結果、サチの一件からラフコフ討伐、クラディール、須郷等、様々な人の死だったり、殺しに加担したりと彼のメンタルは限界を迎えていました。
その堰を壊したのが、他でもないユージオとの別れでした。
彼が意識を取り戻さない一番の原因は、彼を死に追い詰めてしまったことによる後悔と過去の行いと同じ結果を招き、結果として、廃人になるまで、自分を追い詰める結果となってしまいました。
こんな尊厳破壊ある?此処までやるなんて、流石レッキ―だわ。
立ち直ったように見えて、彼は何処にでもいる高校生。英雄でも無ければ、なんてことはない日常を過ごしたかったはずの和人。
その結果として、投影されているのが、中学生時代の和人が学生生活を送っていたけれど、様々な人々の人生に関わり、全てとは言わずとも、その人の人生を壊してしまった後悔が、彼を苦しめ、自身の心臓を力づくで抜き出す場面は、筆舌に尽くしがたい衝撃に襲われました。
キリトのこと、全てを分かった気がしていたけれど、こうやって、目に見えて表現されると可哀想なんて陳腐な言葉で言い表せない虚しさが彼を包んでいて、立ち上がる意志なんてないと全てを投げ出したいけど、投げ出すことも出来ないと葛藤を此処まで見せつけられただけに、本当にどうしたら良いんだよ。
比嘉君こと、このアリゼーションプロジェクトに関わる技術責任者の彼によって、明日奈さん、詩乃、直葉の三人の意識を共有することで、キリトを復活させようとしますが、上手くは行きませんでした。
それだけ、ユージオを自分の所為で死なせたことが、どれだけ、彼を追い詰めていたか、もう立ち上がることも許さないことなんだと言う話なんだと思うと苦しい限りです。
『もう忘れてしまったのかい?あの時僕らは確信したじゃないか。思い出は…ここにある』
ユージオより
しかし、彼を救ったのは、ヒロイン三女神ではなく、真のヒロインであるユージオでした。
『そうとも。キリト。たくさんの人達が君を待ってるよ。さぁ。行こう。一緒に。どこまでも』
ユージオより
話を戻しますが、ユージオの登場でキリトは思いは心にあることを思い出し、再び立ち上がることを決意します。
女性ヒロインでもダメだったのに、ユージオ、どんだけ好きなんだよ・・・。
僕の人生は挫折しかない人生なんですけど、これを通して、キリトと言う人間を理解した!と言えるようになりました。
この当時まで、彼を真に理解出来てなかったことが悔やまれるばかりですが、このキリト復活を通して、彼を真に愛せるようになりました。
ユージオの立ち位置は、ユウキと同じでいつだって、人は一人に見えて、色んなことに支えられていて、それは死んだ人も同じ。
その人の人生は終わっても、思いは不変であり、忘れないであげたら、きっと大丈夫ということをちゃんと描いてくれて、本当にありがとう。
それに尽きるのかなぁって、思うばかりです。
ここからが、凄く好きなんですけども、アンダーワールドに戻り、ヴァサゴさんからの攻撃にアスナさん劣勢の最中、周囲から薔薇の香りが立ち込めます。
ユージオの力を使い、ヴァサゴ含む、中韓勢全員を凍らせるキリトさん。
アスナさんは、キリト君の復活を予感しますが、そうは問屋は卸しません。
ヴァサゴは愛すべきキリトの下へ一直線で突進します。
アスナさんを庇い、吹っ飛ばされるリーナ先輩でしたが、それを救ったのは、他でもない謎の右手とシールドでした。
キリトが愛する人たち、愛する世界を再び守る為に、剣を取り、戦うことを決意する場面。
『お帰り…キリト君…』
『ただいま。アスナ』
アスナさん・キリトより
これだから、SAОはやめられないぜぇという場面でございます。
これはSAО一期最終話へのオマージュであり、アスナさんとキリトだからこその台詞ですわな。
この記憶という話数は、本当に好きなんよ。2人の心に焼き付いた思い出が、2人を奮い立たせ、一歩踏み出す勇気をくれる場面です。
如何にユウキとユージオが、2人にとっての大きな存在なのかが、上手く伝わる場面だったかを証明した回となっております。
アリシゼーション編全体通して、一番好きな話数となっております。
本当によかったよかった。まだ、ヴァサゴは倒されてはいませんがね。
まとめ
今回はここまでです。次回でいよいよ、完結の予定ですが、本当に終わると良いんですけどねぇ・・・。
次回は、ヴァサゴ戦、伝説の回こと、ガブリエル戦と言った内容、全体通しての振り返りで締めようと思っております。
2020年アニメの話等、本当にこのクソデカ感情を片付ける最後のチャンスにさせて下さいませ。
それでは、最終部でまた会おうな!!!
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