ソードアート・オンラインwar of underworld 18話APART感想
お待たせして、すいません。覚醒が放送されたのに、今頃になって、アスナさんとPoHの解説をすることをお許し下さいませ。
キリトを起こすためにPoHは暴虐を尽くし、やがて、アンダーワールドの兵士に攻撃を行います。アスナさんは完全に心が折れて、力が出ません。
・・・・・・・・だめ・・・・・・・・・
立てないよ。
その時、アスナさんの後ろに現れたのは
だいじょうぶ。
立てるよ、アスナなら。
その光はアスナさんを包み込みます。
さぁ、立って、アスナ。
大切なものを守るために。
アスナさんは再び剣(ラディアント・ライト)を手に取り、PoHに立ち向かいます。
そうです!ユウキです!ユウキの言葉がアスナさんを再び闘う覚悟へと導いたのです。
アスナさんはPoHに男らしく、唸り声を挙げて、一突きでPoHに不意打ちを仕掛けます。
その攻撃をかわされてしまいますが、
それと同時にステイシアアカウントの権限により、地面を数センチほど増やし、足場を不安定に。その後、PoHの友切包丁とアスナさんのラディアント・ライトはぶつかり合い、アスナさんはPoHにぶつけます。
どうして、キリトにこんなことをするのか?
PoHはキリトのことが大好きでした。アインクラッドで数多くの暴虐を止めてきた英雄キリトを自分だけは理解し、自分にとって、彼こそが理解者であり、希望だと伝える彼の言葉にアスナさんは絶句します。
その中で、PoHの武器である友切包丁はアンダーワールドの真理を理解します。空間リソースである神聖力、そして、イマジネーションが全てのアンダーワールド。友切包丁はSAOではモンスターを斬ると能力が下がり、逆にプレイヤーを斬ると能力が上がるという仕様らしく、それを利用して、そこらに広がる倒れた兵士達を力に変えたPoHは最早、魔王そのものに。どんどん強大化していく友切包丁。圧力に耐えかね、限界を迎えるラディアント・ライト。PoHはすぐには殺さず、キリトを殺した後に宣言。
アスナさんは再び心が挫けそうになったその時、もう一度、誰かの声が。
だいじょうぶ。
いつも、ボクがそばにいるから。
その後、劣勢かと思われたアスナさんから白い翼が映えてきて、PoHの攻撃を押し返します。
アスナさんを応援するリズやシリカ、クラインやエギル達を始めとした全ての人達の声が、アスナさんの力は極限まで高められていきます。
ありがとう、みんな
ありがとう、ユウキ。
わたしはまだ戦える。皆の心が、わたしに力をくれる。
『・・・・・負けない・・・・・・・・・・わたしは、あなたみたいな、憎むことしかできない人間には・・・・・絶対に負けない!!』
いよいよ、アスナさんとユウキのマザーズ・ロザリオが放たれ、PoHにとんでもない11連檄を放ちます。
ありがとう、ユウキ。
アスナさんとユウキの力で、PoHにぶつけます。
完全に勝ったかに思われたが、PoHは神聖力を吸い続けていたので、ダメージはあるものの、未だに立ち上がり、再び扇動を再開し、彼らに再び乱戦を起こします。
アスナさんも全てを出し切り、本当の限界へ
『キリトくん・・・』
前回はキリアスについて、語りましたが、今回はアスユウについて語ります。
この回を観た僕は事前にそこそこ知っていたのですが、一言で言うと語彙力が無くなりました。勿論、キリトもアスナさんも好きなんですが!アスユウはまた違う趣をもっているんですよ。
ソードアート・オンラインⅡマザーズ・ロザリオは僕の心を粉々に破壊して、貴い何かに生まれ変わらせてくれました。二人の出会いから、激闘、ぶつからなきゃ伝わらない。互いが互いを助け合い、魂が紐付く程に二人の絆は強くなり、別れのその時が来たとしても、ふたりは永遠に親友であり、魂を共有した姉妹になった。ユウキとの出会いがアスナさんを益々、成長に導いたんですよね。
本来なら、そんなシステムはアンダーワールドにはありません。このシステムの下地にはメディキュボイドがあります。それを加味したとしても、領域外の見地で起きたこの奇跡はきっと、只の偶然じゃないし、誰かの魂は誰かが忘れない限り、永遠という今作を象徴する展開ですよね。
僕はこの回を観たとき、心が溶けました。何も言えなくなりました。アスナさんとユウキは百合カップリングと言えば、それまでなんですが、ふたりはそれ以上の何かで結ばれていて、色んな日々を過ごしたから、どれだけの殺意や憎悪を取り込み、強くなったPoHを倒すことはできませんでしたが、これはほぼ勝ちでいいんじゃないのかな?イヤ、ほぼ、勝ちですよ、勝ちなんですよ!
個人的にマザーズ・ロザリオはユウキとの出会い、白熱したバトルはSAO屈指の名勝負でしたね。あれ滅茶苦茶好き。
攻略戦はSAOで生き残ることだけを考えてきたアスナさんを闘うことが全てじゃないことを教えてくれたユウキと気持ちが繋がり始めたきっかけ。
ぶつからなきゃ、伝わらないことだって、あるよ。
人に言葉を伝えるのは難しくて、もしかしたら、伝えられないのかも。それでも、怖がっていたら、何もできない。攻略戦を陣取っていたプレイヤー組に、為す術もなくアスナさんに対した、ユウキの言葉はお母さんと向き合うことが出来なかった彼女を変えていきます。単純なことなんですけど、人間関係も同じで無垢なままではいられないし、人と知り合えば知り合うほどにぶつかりたくない。摩擦を避けたいと思うけど、そんななぁなぁの付き合いじゃダメなんだよな。
アスナさんの知恵とユウキの一撃で、遂にボスを倒し、ようやく終わった攻略戦。倒れ込むアスナさんにユウキが駆け寄り、アスナ!勝ったよのシーンは言葉にできない位好き。
そして、再会して、ふたりがハグして、本当に向き合い始めた時、本当の旅が始まったんだなと思ったよね。その時はアスナさんは自分のことは隠してました。SAOプレイヤーは迫害されてますから、隠すのも当然なんですが、ユウキも隠してはいたけど、誰かを傷つける位ならの別れ。きっと、互いに不本意で、ぶつからなきゃ伝わらないことだってあるはず。その言葉通り、アスナさんは全てを隠していた自分を恥じて、ユウキともう一度会う為に立ち上がります。ユウキの秘密を知って、受け入れたアスナさんとユウキの再会シーンは涙無しには観られなくて、ようやく、本当の親友、仮想空間のかりそめの体を超えたふたりのアツく強い魂の繋がりができたんですよね。
アスナさんとユウキの推しCPについて、上手く言葉が出て来ません。キリアスは最高に格好良く、最高に美しい夫婦であり、互いがピンチの時に助け合い、傷ついても、挫けても、ふたりがいれば最強で最高。そんな関係が大好きなんですが、勿論、ユイがいれば尚のこと、いいんですが。
そもそも、僕は百合漫画好きなんですけど、なので、STARTは百合という感覚だったんですが、何度も何度もマザーズ・ロザリオ拝見すれば、するほど、そういうのじゃないんじゃ?これはもう百合という言葉じゃ現せないのでは?そう考えるほど、ふたりの関係は言葉では言い表せない程、貴く清き物だと徐々に思い始めたのです。
だからこそ、ユウキとの別れは僕にとって、未だ受け入れられなくて、多分、二回くらいしかソードアート・オンラインⅡ最終話『マザーズ・ロザリオ』は観ておりませぬ。
それ位、ユウキは愛おしく、誰しもを笑顔にしてくれる天使のような存在。それだけ、存在感は大きく、切なくて、愛らしい姿は僕だけじゃなく、多くの人々に感動と勇気をくれたと今も思っています。
ユウキとの出会い、そして、別れ。
短くて、長い、そんな日々が
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