11月6日 フルダイブレポートPART2
PART1の続きです。詳しく知りたい方は、こちらもお願いします。
第4章 2024年10月04日 シリカとリズベット
次の朗読パートは、SAОがクリアされる手前の物語。シリカとリズベットの内容となっています。
登壇したのは、日高里菜さんのみ。高垣彩陽さんは、当時、妊娠中で、今回の舞台には、登壇出来なかったので、音声のみの出演となりました。
内容は、キリトとの一件以降、少し気持ちが中だるみしてしまったリズベット。そんな思いを知ってか、知らずか、キリトの紹介で現れるシリカ。
これがこの二人の初めての対面となりました。今となっては、公式認定の仲良しコンビですが、そのきっかけも、キリトなのが、面白いですね。
その日はシリカの誕生日。キリト曰く、アインクラッドで3本の指に入る鍛冶職人こと、リズベットなら、最高の仕事をしてくれるとの紹介を聞いて、この店に訪れたとのこと(内容が朧気ですいません)。
他の職人が気になるリズベットに対し、シリカは、お金の相談をするのですが、その面はちゃんとした分割サービスをしているので、その面は安心してのリズベット。
キリトとの一件で、成長した彼女はトークの中で、どんな武器にするかを、見定めることに。またしても、キリトに剣を折られたあの時を話したりとあの時が、如何に彼女にとって、大きな一件だったかということでしょうか(この話、色んな人に言いふらしてそう)。
リズベットは、シリカにキリトとの関係を聞きます。それが、どう関係してるのかは、さておき、彼女は命の恩人と話します。重い。
キリトガチ勢同士の初対面、初会話で濃厚なトークをするのですが、その中で出て来たキリトから、プレゼントされた短剣が限界に来てしまったので、新しい奴が欲しいと言うのでした。
リズベットは、その短剣をインゴットにして、新しい短剣の素材にしようと説明します。アスナさんのレイピアと同じように、大切な物だからこそ、形は変われど、その思い出を大切にしたい彼女の気持ちを汲み取っての提案だったと思います。それなら、値段も格安になると押しに押しまくりの彼女の提案に、シリカも乗り気となり、交渉成立。二人の関係性の始まりでも、ありました。
その後、シリカはリズベット製作の短剣を手に入れた物の結局、クリアしてしまい、使用されることは叶わずだったのですが、二人の友人関係が始まるきっかけになるのですが、何とも、エモーショナルですよね。
個人的に、シリカ役の日高里菜さんが、物凄く可愛かったです。ラジオや配信などでの姿のイメージが強かったのですが、嫌な感じが全然なくて、見惚れてしまう程でした。これがプロの声優と強く感じました。
高垣彩陽さんは声のみの出演ですが、息を合わせて、朗読する中で、音声のみで合わせるのって、なかなか難しいと思うんですよ。それを何の違和感もなく、上手く帳尻合わせするのが、とても、見ごたえのある時間にしたんだと思います。
こんな感じの時間が、これからも続くと思うとワクワクが止まりませんね。
第5章 2025年11月24日 クラインとエギル
この章では、クラインこと、壷井遼太郎とエギルこと、アンドリュー・ギルバード・ミルズの2人だけで、ドライブをするお話です。いつもなら、現実世界なら、本名を採用するんですけど、この2人は厄介なので、ゲームの名前で、話を進めます。ご了承下さいませ。
まず最初に、クライン役の平田広明さんとエギル役の安元洋貴さんのお2人なんですけど、キャラの年齢とお2人の年齢が全然、嚙みあわないので、耳と脳がものすごくバグったりしました。
言い方はよくないんですけど、クライン役の平田さんは、おじいちゃんみたいな感じで台本を開いていたので、この時ばかりは、目を瞑って、朗読聞いてましたね。演技は勿論、最高なんですけども。
エギル役の安元洋貴さんは、トレードマークの眼鏡を外しての朗読。エギルが眼鏡かけてないからだと思うのですが、眼光鋭くて、凄くキリっとしていました。役者さんって、感じがヤバかった。
内容は、クラインが、お世話になっている先輩から、引き抜かれ、今務めている商社を辞めるか、それとも、今の商社に残るかを、エギルに相談するという内容のお話でした。
最初はいいコーヒー豆があると仕事の話で茶化してはいたものの、その会社では、皆、SAОからの社会復帰が難しい中で、難なく元の職場に戻してくれた社長さんがいて、とんでもない恩義があるとのこと。
いつになく、クラインは悩んでいたのですが、エギルは本当に自分のしたいことを考えたらと彼に伝えます。
するとクラインから、出て来た言葉は、紛れもないキリトとアスナさんだったのです。これは意外でした。キリトなら、まだしも、アスナさんもなんだと思ったのが、意外と衝撃的でしたね。
彼にとって、会社は勿論、大切ですが、それと同じ位に、2人に物凄く感謝しており、2人の幸せを祈っていると思っていると語ったのですが、それに対し、エギルはそれが一番大事で、その気持ちさえあれば、どちらの道を進んでも、大丈夫と彼に伝えます。
この話は、誰にも言うなよとクライン、エギルも言わねぇよと2人の身体関係もつかの間、相談料として、そのいいコーヒー豆を安く卸せと脅してきます。これぞ、銭ゲバ商人の腕の見せ所でしょうかw。
因みに、クラインはエギルことを、旦那と連呼しまくっていて、何度言うねんと思いながら、聴いてました。エギルはクラインなんですけどね。
SAОにとって、社会人2人が、こんなにピックアップされることって、あんまり、なかっただけに、とても、新鮮な気持ちで聴くことが出来ました。何だったら、これみたいなお話をもっと、聴きたいなと思うほどに。
2人とも、いつも、トラブル続きのキリトとアスナさんを凄く思っているんだなと思ったし、2人にとっても、彼らのことを強く思っているんだなと思うと何だか、嬉しいし、何とも面はゆいですね。
他にも、仕事を思い出すからとエギルは、ドライブ中の音楽はジャズ禁止らしいです。そういう職業病分かる気がします。
第6章 2026年04月19日 リーファとシノン
続いてのお話はリーファとシノンの2人です。舞台は、キリアスのあのハーレムハウスこと、22層の森の家。今日はリーファの誕生会の日なんですが、宿題が終わらず、中々、会場に行けません。
そんな時に現れたシノンとの会話から、朗読が始まります。
リーファ役の竹達彩奈さんも、当時、妊娠中だったので、舞台にはおらず、声のみの出演でしたが、それだけでも、凄く嬉しかったです。ちゃんと声という形でも、朗読に参加させて貰えることが嬉しくて(なんで、afterwarの時はこれが出来なかったんだとか言わない)
登壇したのは、シノン役の沢城みゆきさん。僕の大好きすぎる声優さんの一人であり、一度は会いたいと心から願っていた声優さんでした。
中々、イベントに顔を出すイメージが無かっただけに、この機会は二度と訪れないだろうなと思っていただけに、とんでもなく興奮していた記憶が鮮明に残っています。
端的に、沢城さんのイメージを言うとエグい。美しさがエグすぎて、息が出来ない位、美しかったです。声を聴くだけで、どうにかなってしまいそうな位、魅力的で、心が高ぶってしまう位、いい声で頭がクラクラしてしまいました。
因みに一番好きなキャラは、初めて知ったキャラであり、未だに好きすぎる君に届けの矢野あやねちゃんです。リメイクブーム来てるから、最後までやって欲しい。
話が脱線しましたが、リーファが分からない所があるので、シノンがそれを教えます。教えるのは、いいものの、同い年なのに、未だにシノンさんと付けるリーファに、やめて欲しいと話すシノン。
リーファにとって、シノンは姉属性らしく、どうしても、畏まってしまうらしいです。僕も一時期、リーファとシリカが同い年と思ってたんですけど、実際はこの2人と同い年という設定は少しした後に知ってはいたものの、マジかよといつも、考えてしまいますね。
シリカは、多分、シリカ呼びなんでしょうけどね。あの妹組意外と好き。
その後、リーファは、シノンに進路相談をすることに。宿題の相談は受けると言ったが、其処までやる義理はないと突っぱねるシノン。それな。
それに、剣道があるんだからと話し、それで、大学は受かるでしょ?と話すシノンでしたが、リーファにとって、それは手段であり、剣道でプロを目指すとかではなく、本当に大学で何がしたいとか、そんな明確な考えが決まらないという内容でした。
ちゃんとした回答に、シノンは私より、しっかりと考えていると感心します。それだけ、リーファの未来設計がちゃんとしていたと言うことでしょうか。
リーファは、シノンのなりたい職業について、聴きます。それを参考に、彼女の未来を決めると言います。
するとシノンは、笑わないで聞いてよと言って、警察官になりたいと伝えます。するとリーファは驚き、小説家や編集さんだと勘違いしてたと話します。
それは警察官なんて、ハードな仕事、ひょろひょろのもやしっ子の私には、出来ないって言うの?と辛らつな言葉で返してくるシノンさん強い。自分にとって、本を読むのは、好きだが、それを仕事にしたくないと話す彼女の言葉も、何とも、現実味があって、好き。
警察官を志した理由としては、デスガン事件の際、優しくしてくれた女性警察官の人がカッコよくて、志したらしいです。この話、何処かで、聴いたことあったんですけど、何だったかは、忘れました。確か、よくしてくれた女性警察官の話だったんですけど。
そんな曖昧な動機で、進路を決めた自分のことを思えば、リーファの方が、ちゃんと将来設計していて、羨ましいと話すシノン。
その話を聞いて、先ほどとは一転して、リーファは、シノンには警察官が合っていると伝え、先ほどと話が違うじゃないかとわちゃわちゃと。
この話には、皆には秘密と釘を刺すシノン。分かってますよとリーファは話しますが、この話で彼女も、何かを決めた様子。そりゃ、恥ずかしいし、最推しのキリトにバレたら、何言われるか、分かったもんじゃないからね。
それから、シノンは部屋を後にして、リーファは将来の夢を決めます。
それは、お兄ちゃんと一緒に剣道教室を復興させるというものでした。
お前、お兄ちゃん、諦めてなかったんかと驚愕しました。そういうことじゃない?そういうことじゃない?キリトも、何も言ってませんからね。まだ、終わったわけじゃないもんね。そうだよね。
最後にリーファの口から出て来た言葉は、ユウキさんに笑われちゃうよねという台詞でした。ここでユウキ来るの?とこれも!しました。リーファとユウキって、全然接点が無かった2人だけに、驚きと感動がありましたね(中の人はユニット組んでますけど)。
彼女にとっても、ユウキという存在は、アスナさんだけじゃなく、色んな人に影響をもたらしていたんですね。ユウキの存在の大きさを物語るワードでした。
この2人って、アリシゼーション編で、よく行動してた気がするんですけど、実際はこうやって、普通の高校生みたいな話をするパートが、無かったんで、これも、凄く新鮮だったと思います。
この武闘派2人のCPもありだとは、思いますけどね。もっと、頂戴。こういのもっと、頂戴。
日高さんの時と話が重複するのですが、一人で別撮りの音声と一緒に、朗読するの上手いなぁと声優さんの技術に関心しつつ、沢城さんの実力は業界随一なんで、分かってはいても、感動しちゃうなぁと思うレベルでした。聞いてて、こんなに声で人を幸せに出来るんだと感心する程に。
沢城さんに会えただけでも、本当に生きてて良かったのに、その後の悠木碧さんのユウキパートが、今回の朗読劇で、感情が滅茶苦茶になるなんて、この時の僕はまだ、知る由もありませんでした。
第7章 春奈るな楽曲パート
また小休止。次の楽曲パートは、春奈るなさんです。SAОの初期から、楽曲を担当し、ゲームも、担当しています。
披露した楽曲は、overflyとstartear。一期フェアリィ・ダンスエンディングと二期ファントム・バレットエンディングのこの二曲。
僕にとって、IGNITEも好きなんですが、この曲も思い入れが深く、生で聴けると知っていたとはいえ、嬉しい気持ちで、一杯になりました。
overflyは、直葉の思いを歌ったバラードは、何とも、胸に来る物がありますね。この曲は何処までも飛びたいよりも、自由になりたいといった意味合いが強いと思います。
直葉の思いは、何とも、形容しがたい物がありすぎるので、上手く言えませんが、それだけに、この曲の持つ力で、少しでも、報われたらいいなと思うのは、僕だけでしょうか?
場内では、INNOCENCE同様、フェアリィ・ダンス編の映像が流れており、また?と思いましたが、こちらはリーファメインの映像だったんで、それはそれでいいんですけども。
しっとりと力強いこの曲の気持ちよさは、心に来ましたね。
2曲目は、startear。この曲は、ファントム・バレット編のエンディングテーマであり、こちらはシノンこと、朝田詩乃の気持ちに寄り添った物となっています。
この曲は、初めて聴いてから、何度も何度も聴いた思い出深い物となっています。メロディや歌詞があの殺伐とした世界から、帰還した後になると余計に、心に来る物があるというか。
浄化ソングというわけじゃないし、詩乃の辛い過去や、それでも、前に進まなきゃと思う気持ちが、載っていて、何とも、心揺さぶられる物が強く、何度も聴きこんだ思い出があります。
この曲の力強さは、春奈るなさんだからこその味だと思ってます。
こちらは、詩乃専用PVが流れてました。a1さん、仕事しすぎ。タダじゃないんだからさ。本当に大変な中で、流れたこの歌詞に寄り添うように、詩乃の精神世界のような学校が描かれており、前を向いて、一歩ずつ、変わっていく姿が、繊細に、そして、丁寧に描かれており、どっちを見ればいいんだと思う位、あの世界に飲み込まれました。素晴らしいに尽きる。
時を超えて、生で聴ける日が来るなんて。初めて聴いたあの日の自分に言ってあげたいですね。
最近のSAОの楽曲には、全然絡んでくれないだけに、何とも、寂しいというか、何というか。また、聴きたいもんなんですけどね(若手の新興勢力がね)。
第8章 2026年03月11日 ユウキ
今回のイベント自分的大盛り上がりポイント一つ目です。マスクが涙で、ボロボロになる程、しんどくなりました。思い出すだけでも、辛いんですけど。
彼女を愛する者として、これ以上は書けません。思い出す度に、彼女が生きたその道程を思うと涙が止まりません。今も、生きていて欲しかったと思うとね。ユージオ優遇されすぎやろ。
これは円盤が出るので、円盤を観て下さい。それ以上は言えません。それ位、胸が苦しくなってしまう時間でした。
第9章 梶浦由記・劇半パート
一旦の閑話ということで、始まったSAОの音楽を司る神こと、梶浦先生のパートです。とにかく、熱量が凄かったに尽きた。
短い時間ながらも、情報量が半端ではなく、聴くことに集中すればいいのか?見ることに集中すればいいのか?と選択を迫られる程、何をどうしたらいいのか、全く持って分かりませんでした。
正面には、迫真の演奏で魅せる梶浦先生とFictionJunctionのパーフォマンス。後方のモニターには、これまでのキャラの活躍を描いたオリジナルPVと言う二段構え。これは強い。
これ程、贅沢な時間はかつて、あっただろうか?と思う程、素敵な時間でした。色んなキャラ達を彩って来た音楽の力強さとあの時はあの曲のような懐かしさが去来して、これが10年を経たコンテンツの強さかと実感しました。
以上が梶浦由記先生のパートでした。魂が宿っていたこのパートが、凄く好きでした。ここら辺しか、ちゃんとした会話が無かったのも、このガチの舞台のいい所だったと思います。
本当に短い時間ではありましたが、濃密であっという間に、過ぎていきましたが、僕の中に、刻み込まれた物があった大切な時間だったと思います。
これが、SAОと歩んできた時間と信頼の証なのかなと。本当に信じて良かったと心から、そう言えるPARTでした。
梶浦先生を大好きになるのは、当たり前のことだったと思います。
第10章 ユナ ライブパート
突如として、始まった謎画面。それは、オーディナル・スケールで観た画面でした。多くの人々の意識が共有し、一体化していくようなそんな時間の幕開けでした。
そこに現れたのは、紛れもなく、ユナそのものでした。これには、本当に驚きしかなかったですね。どうして、メインビジュアルにいるのかな?と思ってましたが、まさかの展開に度肝を抜かれました。
現地勢では、AR感が上手く伝わらなかったんですけど、配信やライブビューイングだと、ユナが出現したような感じなのが、もう、感動の一言でしょうね。
今回の楽曲「longing」の躍動感とエモさが、とても、強かったです。
本当なら、神田沙也加さんが歌っていたかと思うと余計に、やり切れない気持ちもありますが、確かにあの場所にユナがいたことに変わりはありませんでした。
梶浦先生プロデュース楽曲なんで、梶浦先生の素晴らしさが、半端じゃないんですよね。歌詞も、今回のイベントに相応しい内容だったんで、この選曲もナイスだったと思います。
こんな形だからこそ、このサプライズは心に来る物があったと思います。本当は、神田沙也加さんの歌声を聴きたかったし、生きていて欲しかった。
それが切なる願いであったし、そうであって、欲しかった。未だにそういう思いは深く、強く思っています。
思えば、オーディナルスケールは、ユナを電子の世界に蘇らせる物語でした。色んな人の記憶から、彼女を復元するというのが、何ともね。
色んな人の思いが、あの場に再びユナを呼んだというと何とも、不謹慎極まりない気がしますが、僕自身、ユナに会えて、本当に良かった。二度と会えないと思っていたからこそ、この出会いを大切にしたいし、きっと、誰かの心にユナは生きていて、その思いはきっと、永遠なんだと思える時間でした。
また、いつか、ユナに会えるといいな。そう願わずには、居られない時間でした。
第11章 人界暦380年04月10日 キリトとユージオ
ノーランガルス帝立修剣学院での新生活が始まる前のキリトとユージオの2人。この日は、ユージオのお誕生日となっています。
キリトが、部屋を掃除せず、ユージオはキリキリしてます。
キリトは、やるからと言って、自分の方の掃除を始めに出かけてしまいます。
そして、夕刻。ユージオが、再び部屋に訪れるとキリトが寝ていました。本当に、キリトはすぐサボるからと追及。仕方なく、ユージオは、部屋を掃除しようとすると沢山の跳ね鹿亭の蜂蜜パイを発見します。
それは、キリトのユージオへの誕生日プレゼントだったのです。驚かそうとサプライズを仕掛け、彼を喜ばせたというお話でした。
これまでのSAОはヒロインとのお話がメインだっただけに、ユージオと言う同年代の男性キャラという組み合わせは、概ね、好評で、ここを待ってた人は絶対的に多かったと思います。
それ以上に、キリト役の松岡君の演技が凄かったですね。SAО時代のキリトと成長したキリトで、声が違うんです。円盤が発売したら、それがより一層、伝わると思うんですけど、これには鳥肌物でしたね。
同性には、こういうことが出来る癖に、アスナさんには、何も出来ないキリトの何と情けないことか?或いは、成長なのか?
SAОの人気を支える大きな要素となったのは、間違いなく、ユージオは大きかったでしょう。何たって、彼のお陰で、女性ファンが増えたのは、間違いありません。人気投票でも、上位を取ってましたし。BL要素の薄い本の何と多いことか・・・。
ユージオファンは、本当に多いけど、私は苦手です。これだけは、言わせて欲しい。キリトの隣にいるのは、彼じゃなくて、アスナさんだと。
自分でも、厄介なファンなのは、分かっています。ここだけは、ハッキリしておかないと自分が自分でいられなくなるんで。
皆が好きな物が、皆好きとは限らないじゃないですか。現にSAОに携わる声優さんや、アーティストさんは皆、ユージオ推しなのもね。そういう時、どうしても、天邪鬼になってしまうんだよねぇ。
男性キャラだけど、女々しさの中にあるオスみを理解してないわけではありません。好きなキャラはいることはいます。しかし、ユージオは、僕の中では、NGだったみたいで、どうしても、苦手意識ばかりが、強くなり、彼が死んでから、未だに受け入れてないのが、実情なんです。
SAОは愛しているし、細かすぎて、伝わらないキャラまで、把握して、愛でていますが、全部を愛するって、難しいのが、実情。無理に好きになる必要性はないので、これからも、この思いが変わることは無いかもしれないし、変わっていくかもしれませんが、現状ではそれはあり得ないということで。
第12章 2026年10月02日 ユイとアリス
ラース六本木支部で、アリスが空を見つめているとユイと遭遇します。
ユイは、常時、1000台のカメラで、キリト軍団全員を監視していることが、明らかとなります。原因は、和人が襲われた際、何も出来なかったことへの後悔からでした。
僕自身、ユイの保護者として、ユイには戦って欲しくはないんですけど、彼女の好きな人が傷つく姿を見たくない思いから、ユナイタル・リングでは戦っているんですけども。未だに、複雑な心境です。
それ以上に、ユイが恐れているのは、和人と明日奈さんとの現実の別れです。ユイは死ぬことはありませんが、キリト軍団はいつか、皆、死んでしまいます。その日が来ることが、怖くて、仕方ないというお話がユイ推しの僕にとって、きついこと、この上ないです。
とある別のゲームで、このことについての話を聞いたことあるんですけども、ここで触れるんだと思いながら、聴いてました。
しかし、アリスはユイに優しく寄り添いながらも、自分も同じような不安を抱えており、ユイのように、ちゃんと言葉に出来ることがとても、強いと彼女を慰めます。
記憶があいまいなので、そこは本当にごめんなさい。
いつか、AIがブレイクスルーする世界が訪れ、和人達と触れ合える世界を目指して、生きていきたい姿を思う2人には、グッと来る物がありました。
ユイ自身、弱みをさらけ出すタイプではないだけに、今回の言葉への重みは深く強い物があったと思います。孤独な所から、始まり、2人を失った世界で、果たして、ユイはどうなってしまうのか。
こういう言葉を、アリスが伝えるからこそ、意味合いとしては、大きく、深く、伝わる物があったと思います。このシナリオは、ユナイタル・リング、真っ最中なんで、何が起きているかは、不明ですが、とても、心に響いた場面だったと思います。
個人的に、アリス役の茅野愛衣さんも、ユイ役の伊藤かな恵さんも、演技が上手と分かっていますが、朗読劇でも、ちゃんと役になり切り、震える演技や、言葉遣い、寄り添った喋り方等、こうやって、可視化出来るのは、朗読劇の強みですよね。
特にユイへの思い入れが強い僕にとって、今回の章は、とても、心に来る物がありました。初めて見た時から、好きなキャラで、見た目の変化はありませんが、成長を感じることが出来て、ユイの保護者としては、この時間の意義を強く、感じる場面だったと思います。
あんまり、幼女キャラに関心の薄い僕なんですが、ユイは凄く好きです。頭がいいのは、人工知能なんで、当たり前なんですけど、誰よりも、優しくて、寂しがり屋さんで、愛らしさの塊なんです。SAОキャラで、上位の推しです。
アリスは、いい加減、アスナさんともっと、仲良くして欲しい限りですね。キリトを賭けて、争うのは、やめて下さい。キリトは、他の誰でもないアスナさんのものなんですから。
元々、アリスは優しく、丁寧なキャラなんで、ちゃんとしたヒロインなんですけど、キリトのことになるとね・・・・。
いよいよ、朗読劇は終盤に入りますが、ここで小休憩。アリシゼーション編の歌姫たちによる珠玉の時間の幕開けです。
ここのパートも、凄く盛り上がった思い出が強いです。
ですが、PART2はここまでです。書き過ぎてしまったので、ご容赦下さい。