今週のキングダムPART109「家族」
はじめに
今週は、悲しい気持ちが続く本作。何とか、書いてみたいと思います。とりあえず、詳しく知りたい方は、上記のリンクをご確認下さい。
キングダム第749話「家族」感想戦
桓騎の最期の命令により、戦地を後にする李信達、飛信隊。殿を李信が請け負うと言って、それに追従する羌瘣と楚水。
昴は、羌礼に別れを告げて、その場を後にする飛信隊の主力部隊。
そんな最後の戦いに臨もうとした李信達でしたが、それを遮るように、那貴が現れます。
それは桓騎の下に戻るというものでした。それは、別に李信達、飛信隊が嫌いになったわけでも、居心地が悪くなったわけでもありません。
飛信隊は、仲間ではありますが、桓騎軍という場所は、家族なんだということでした。
李信は、納得しませんが、桓騎は痺れる位、カッコいい男なんだと言って、そんな彼を見捨てられないという現れなんだと思います。
どうやっても、李信は引き下がろうとしませんが、摩論は男なら、分かるはずだと諭します。
河了貂の飯ももっと、喰いたかったというのが、何かアツい。
那貴も、まるで最期の言葉のように、彼も李信に惚れており、彼が大将軍になることを祈って、その場を離れていきます。
オギコも付いていこうとしますが、それは桓騎の命令により、許されませんが、その代わりに、那貴一家が付いていこうとします。
彼らは、桓騎一家ではなく、那貴一家だと言って、最後の最期に、桓騎の下に向かうことになります。
李信も、那貴と別れを告げ、突破するため、突き進んでいきます。
一方の蒙恬の方も、飛信隊の方向に向かわず、西の方向へと撤退していきました。これも、危機を分散する為の作戦でした。
一方の桓騎軍残党は、完全に趙軍に囲まれながら、最後の時間を過ごしていました。
黒桜は、桓騎に寄り添い、どうして、自分を抱いてくれなかったのかと語りますが、実は抱いたと桓騎。酔ってる時に抱いたので、その記憶はないけれど。だったら、意識がある時に抱いてくれなかったかと言えば、彼女が家族だったからだとそれで許せのカッコよさよ。
そして、桓騎達に、最後の裁きが訪れようとした矢先、李牧が、最後の対話をしようとしていました。
いよいよ、最後の時間が始まろうとしていました。
まとめ
那貴ィィィィィ
思えば、黒羊丘で出会って、どれ位の月日が流れたんでしょうか?飯が上手いからと言ってた彼が現れ、どれだけ、救われたことでしょうか?
那貴自身、桓騎の過去を知り、ようやく、全てを理解したからこそ、この選択は何より、重い選択だったと思います。彼らしいと言いましょうか。
そりゃ、最後は家族の下に帰るというのは、何とも、彼らしいですね。
何処かに、書いてあったんですけど、那貴と桓騎の関係性がいまいち、分からないんですよね。どうやって、出会ったかさえも、ちゃんと無いので、その辺も今後明らかになるんでしょうか?家族というからには、それなりに大きそうな予感がしますが。そもそも、桓騎って、何歳なん?
如何に桓騎が大きな存在だったのか。彼を憎んだ人も、多かったと思いますが、彼を愛した人も多かったんだと思う回だったと思いますね。
李信も那貴の気持ちを頭では分かっていても、戦力ダウンは決定的なんですし、これ以上の損失は避けたかったかもしれません。
しかし、人の心や思いは、移ろいやすく、思い通りにはいきません。故に、出会いと別れを通して、成長していくんですよね。
河了貂の飯が、彼にとって、飛信隊にいる理由だっただけに、その感謝を述べる場面は、本当に最後の最期まで、いい男だったと思いますね。
それだけが、理由じゃないんですけども、本当に腹をくくった男の姿は、いつの世も、素敵ですね。
心苦しい限りです。本当にこの別れは辛いよなぁ。
那貴は、残虐非道な桓騎軍にあって、本当にいいヤツと心から思える素敵なタフガイだっただけに、どうやって、彼が最期を迎えるかが、注目されますね。見たくはないけどさ。
家族
那貴にとって、桓騎軍は家族。桓騎にとって、黒桜も、家族という話にはね。題名通り、家族という言葉の重さを痛感しました。
麃公も、家族と言ってただけに、こういう意識は、李牧軍も、王族には理解できないんでしょうね。彼らなりの意識の強さだと思います。
桓騎が、家族だからという辺り、彼も最期を意識しての言葉なんでしょうね。どれだけ、残酷なことをしていたとしても、その全ての意味は、家族を守る為だったということでしょうか。
だったら、砂鬼はどないなんねん。彼女は家族じゃないんかい。
今や、家族という在り方が、問われる昨今。何を以てして、家族なのか。血が流れているから、家族になれるわけでもなく、家族だからと色んな考えも、押し付ける人もいますよね。本当に家族って、何なんでしょうね?
しかし、桓騎軍は、同じ血が流れているわけでも無ければ、そんな絆も無く、自分達が生きる為に、戦い続け、その中で生まれた歪な絆。それが、桓騎軍という組織の根底にあるものなんだと思います。
本当に昨今、強盗事件が多数、発生していて、闇バイトを経由して、多くの人々がその事件に関わっているというニュースを聞くと桓騎軍もこいつらと変わらないんじゃないかと考える人もいるかもしれません。
けれども、彼らは家族を守る為、弱いからこそ、立ち向かう。その為に悪いことをしていい理由にはなり得ません。
しかし、何も手にすることが出来なかった人はどうしたらいいのか?教育も、マナーも、何も教えて貰うことも出来ず、今をひたすらに生きる為に戦うしか道が無かった彼らを同じという人は多分いないと思いますが、彼らが、家族になれたのは、同じ意識を共有出来たからこそなんだと思います。
多くの過ちを共謀し、多くの命を失いながらも、最期は家族として、散っていく道を選んだ桓騎軍の最期がどうなるのか。本当に来週が休みで良かったです。来週は耐えられる気がしないからね。
最後に
次回はお休みです。果たして、李牧と桓騎は何を語るんでしょうね?
本当に桓騎、引っ張るよねぇとか、考えながらも、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
舞台版キングダム大人気みたいですね。僕のキングダムフレンズも、増えてくれたら、嬉しいんですけどね。
そんなキングダムフレンズになりたい、このblogを最後まで読んでくれた方は、スキとコメント、フォロー、お待ちしてます。
それでは、皆々様、ご武運を!!!
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