ソードアート・オンラインwar of underworld 第21話感想

もうすぐ、SAOも最終回間近。終わった後のロスで僕のフラクトライトは保てるのか?崩壊する位の精神状態になるのは、必定。その上、一時間スペシャルのはず。長かったアリシゼーション編もようやく、終了。そんなワケで、今回も自分の感想を述べます。

ガブリエルとの死闘を経て、アンダーワールドに平穏は訪れたものの、キリトとアスナさんは残り、20分の時間200年の年月を過ごすことに。その過程でアスナさんは凛子さんにお別れを告げます。もう、二度と会えないかもしれないと覚悟を決めています。アリスのことを頼むアスナさんはキリトの妻そのものでした。

ありがとう、さよなら。

まさか、サチと同じ台詞が此処で出てくるのも、何かの縁なんでしょうかね。凛子さんも、茅場先輩のことを思い出して、自分も同じ立場なら、そんなことをしたのだろうと考えていたので、若い彼らの犠牲を無駄にしない為にも、凛子さんはその場を見守ります。

APART

今回のメインイベント、キリトとアスナさん救出の為に闘う大人達が今回のメインです。柳井さんを倒したあのメインシャフトに向かう最中、比嘉君と菊岡さん。キリアスの行動を聞き、気持ちを新たに行動します。メガネズの需要上がりそう。

菊岡さんと比嘉君の会話シーンで、キリアスを救うのは自分にも得があってのことで、別に助けたいワケじゃないんだからねとツンデレ気味の菊岡さん。まぁ、此処までの事件のほぼこの人がトラブルを呼び起こしたと言っても、過言ではないので、無理からぬことですが、いくら軍人で、声が昔はろくなヤツを演じてなかったけど、最近は良い声演じがちの森川ボイスと言えども、菊岡さんも血が流れているんだなと思うシーンでしたね。

それから、再びゲートオープンし、いよいよ、活動再開した菊岡さん達の行動を察知したクリッター君はハンス君を隔壁の方へ。

ブリッグ君とクリッター君は隔壁の外へ向かい、比嘉君と菊岡さんの元へ。

激しい銃撃戦の最中、BLACKLAGOON顔負けのガンスキルで、一瞬にして倒れたブリッグス君。仕方なく、最終手段の確認の為にクリッター君はボスとヴァサゴ君の下へ。

(柳井の死体はそっとしといて)

ブリッグス君は上から、あんな撃って下さいと言わんばかりにたった二回でやられてしまうのだから、菊岡さんは大した軍人様です。ブリッグス君は大した活躍も出来ず、リタイア。活躍と言えば、菊岡さんに一発ぶっ放したことでしょうか?普通のハンドガンとマシンガン。その飛距離はわかりませんが、此処は川原先生より、キノの時雨沢先生に聞きたいです。

ホウレンソウは基本とばかりに、ボスとヴァサゴ君の下にやって来たクリッター君は戦慄の場面に遭遇します。

その最期、キリトの攻撃に耐えられず、あの世に行って、現実を受け入れられないガブリエルは最初に殺した少女アリシアが其処に。そして、彼女や今まで殺してきた手がガブリエルを地獄に引き込んで行きます。

完全にジョジョ4部のラスト、吉良さんのあれじゃん。振り返ってはいけない小路のあれですやん。だから、あんな顔芸を。今まで、恐怖を感じなかった彼が最初にして、最期の恐怖は自分の行いの報いを受けると言う。川原先生はジョジョの大ファンなんだろうか?ガブリエルは何処まで行っても、救われることもなく、産まれたその時から悪であり、闇。産んだ川原先生も後悔する程にどす黒い悪だったんですね。生まれや出自で人が決まると言われますが、彼をジョジョで言うなら、プッチでしょうか?プッチには地獄を見た過去あるので、何か違う気もしますが、自分の行いは正しく、正しいから、何やっても許される無自覚の悪というのとも、また違うので、何とも言えませんね。欲望に従順だったので、吉良吉影さんタイプですかね?彼に関して言えば、同情も批難もありません。純粋に岡社長っぽく、言えば。

『ざまぁみろだ!』

何ともそんな気分にもなれないので、あの世で楽しくパーティーして、人助けしてることを祈ってます。

クリッター君に話を戻しますが、変わり果てたボスと滅茶苦茶老けたヴァサゴ君に対面し、腰を抜かしてしまいます。ヴァサゴ君もガブリエルも顔芸のクセが強い。ヴァサゴ君は100年以上、樹になっていたので、あんなカンジに老けています。しわしわのおじいちゃんになってしまいました。全部、クリッター君があんなことするからなんですけどね。正に因果応報。

完全に形勢は菊岡さん達、有利の展開に。この死線をくぐり抜ける為にクリッター君とハンス君は最後の手段に打って出ることに。最初はクリッター君迷いまくりでしたが、命令にはアリス奪還が無理な場合、破壊も辞さないという命令があったので、ハンス君が彼を叩きます。オネエ口調なのに、漢らしい。

そんな中、キリアス帰還を待つ凛子さんと中西さんの下に、撤退するアメリカチーム。彼らは原子炉にC4爆弾を設置し、最終手段として、オーシャン・タートルをメルトダウン。とんでもない核爆発を引き起こすことに。

悪手の中の悪手ですが、引き渡す位ならと言わんばかりの最後の悪あがき。これは本当にやばいでしょ?

中西さんは漢を見せる為、闘う上官の為、未来を守るために原子炉のあるメインルームに向かいます。サウナに入ってくるという次元の話じゃないでしょ?完全に死ぬ気だ。凛子さんはそれを止められるワケも無く。

そこにニエモンが急に起動します。これが何を意味するのか?

というか、世界の存亡とかよりも、こっちの方が普通にヤバない?本当にあの傭兵達の行動には驚くし、彼らの覚悟、失敗したら、自分達の命が危ない。今まで、キリト達を追い込んで来ましたが、此処までするのだから、ある意味、ガブリエル達より恐ろしい存在ではありますよね。

BPART

キリアス帰還準備を進める比嘉君。その最中、菊岡さんは比嘉君を託し、戦場へ。軽口を叩いてはいたものの、その場には大量のトマトケチャップではなく、血痕が。ブリッグス君の行いは無駄じゃなかったが、菊岡さん大ピンチに。

原子炉非常用コントロールルームに向かう中西さん。その場を遮るハンス君の姿が。フル装備のハンス君、ハンドガンだけの中山さん。勝負は目に見えてましたが、脚を撃たれてしまいます。ハンス君にも覚悟があったようです。ハンス君とブリッグス君は長年、コンビを組んでいたらしく、精神安定剤のような存在を失い、全てを捨て、メルトダウンに打って出ます。正に男の世界。

そんなピンチに遂にあの男が現れます。正確にはロボットが現れます。

空っぽのはずのニエモン。その中から聞こえてきたのは、茅場先輩でした。

原作読んで、それなりの話を聴いてましたが、此処で真の黒幕登場ですか。これにはビックリしました。しぶといなぁ、デスラーも真っ青ですよ!チクショー。

凛子さんは方言飛び出す程に驚きます。

茅場先輩と凛子さんのいちゃいちゃに絡まんとするハンス君を尻目に堂々といちゃいちゃする二人。

ハンス君の攻撃を物ともせず、真っ直ぐ進む茅場ニエモン先輩。このままではいけないと思ったのか、中西さん飛び込もうとするも、脚がぁぁぁ。すかさず現れた菊岡さんの一発でハンス君は倒れてしまいます。この1話だけで、どんだけ、死んだんだよ?

遂にメインルームに向かい、扉を開ける茅場先輩。しかし、活動限界が訪れてしまいます。

ここはアニメではカットされていましたが、このアンダーワールドを創るに至っては、ユウキが入っていたメディキュボイドが出て来ます。彼女の経験を元に創られたのが、このオーシャン・タートルだったのです。

そんな彼にとって、ここを破壊されると彼も困るからではありますが、そういう伏線だったんだな。

茅場先輩は奇跡を信じませんでした。そんな彼がキリアスとの出会いが、奇跡を信じなかった彼の意識を変えます。

そして、

『晶彦さん!貴方は神聖剣ヒースクリフでしょう!!黒の剣士キリト君の、最大のライバルでしょう!!なら、あなたも奇跡の一つくらい・・・・起こして見せてよ!』

その言葉に茅場先輩改め、晶彦さんは二エモンのエンジンを切り替え、最後の力を振り絞り、プラスチック爆弾の元へ。

雷管を切り抜き、晶彦さんは原子炉のメルトダウンを防ぐことに成功します。

そのまま、勝利のポーズのまま、倒れ込みます。

茅場先輩はエゴイストで自分の欲望の為に、一万人の人々を巻き込んだマッドサイエンティスト。彼にとって、世界を救った行為に見えますが、実際、自分の目的の為の行動であって、世界の為ではないとのこと。それでも、キリアスや凛子さんがそんな彼を変えたのかもしれねぇなぁ。ようやく、天才晶彦君が役に立ちましたね。メデタシメデタシ。

もうすぐ、勇退するはずの船長を乗せた潜水艇で移動するアメリカ傭兵TEAMは帰路に向かいます。クリッター君はここで何かを盗んだらしいですぞ。

そんな中、死体袋が二体だけ。運んだ傭兵も二体。ガブリエルとブリッグス君のみ。

ヴァサゴ君は何処に?

戦慄を覚えるクリッター君。これは一体、何を意味するのか?今後の展開に注目です。

凛子さん達はようやく、メインルームを取り戻し、キリアスの帰還を待ちます。因みに爆発前とわかっていても、スタッフは誰一人、離れようともせず、残っていました。皆、この計画に夢を乗せていたのです。

比嘉君と談笑する凛子さんはようやく、全ての終わりを悟りますが、疲れ切った表情に。

そんな中、原子炉には二エモンの姿が消えるという謎のオカルト展開に。なんか、そういうの続くなぁ。不気味過ぎる。


比嘉君はキリアス帰還を達成しますが、意識は取り戻すわけもなく。祈ります。

CPART

アンダーワールドで一人取り残されたキリト。

そんな彼の下に大天使!聖女!女神!創成神アスナさんが現れます。

泣き虫で強がりなキリトをおちょくります。あの会話で察していたのでしょう。流石、我らの嫁。格が違います。

そして、キリアスいちゃいちゃタイムで流れるあのBGMが。あれが流れると僕は勝ち格です。

手を差し伸べる姿はこの世全ての大天使。

ハグをするキリアス。原作ではしょられたあのシーンのいちゃいちゃを取り替えさんばかりにいちゃいちゃするのは俺得。

疑問なのは、なんでリズ、シリカ、クラインさん、エギル。我らの娘ユイが出て来たのに、シノンとリーファは?と思ったけど、あの二人ばっかりピックアップされてたからかな?

アスナさんとキリトさんはこの世界を見つめ、これからについて語ります。キリトはあと200年と言いますが。

『例え、千年なんて長くないよ。キミと一緒ならね。さぁ、行こう!キリトくん!』

アスナさんのキリトくんをキミ呼びするのが大好き過ぎるんですが、共感してくれる人いるかな?絶対に二人だけの時にしか、この言い方しないんですよね。この言い方が細かすぎて伝わらない好きなシーン選手権あるんなら、優勝なんですけどね。

そして、二人は新たな未来を下にキリアスは翼を広げ、アンダーワールドで待つ彼らの下へ。

因みにアスナさんの翼はキリトの心意です。決して、アスナさんのちからではありません。このキリアスのいちゃいちゃをあと200年だろうが、見ていられますよ。まぁ、川原先生いちゃいちゃ苦手なんですが。

一期の25話とアリシゼーション編1話の最初に繋がるシーンで終わります。まぁ、よくある古典的な手ですが、ベタにエモいんだよなぁ。普通にこうやって、締め括るの大好きなんだよなぁ。本当に色んなことがありましたが、ようやく、長きに渡ったアリシゼーション編は完結。

いい最終回だったと思うけど、まだ続きます。


アスナさんの台詞ですが、ずっと離れ離れで逢えたのに、意識を喪失して、アスナさんの気持ちもボロボロになりながらも、全力で掴み取ったキリト。それに比べれば、千年なんて、大した時間じゃないですよね。こうやって、今まで私は1週間、半年とマウント獲ってきてメインヒロイン勢を押しのけ、200年は勝てないよねぇ。キリアスは本当に大好きなんですよ!二人が幸せなら、私は幸せなんですよ。だから、この200年何があったのかは続きがあるので、早く読みたいですね。まぁ、ロニエとかいますけども。きっと、ロニエとソルティリーナ先輩がまたいちゃこらしての茶々を入れる所が目に浮かびますね。

きっと、二人の絆は簡単には砕けないし、どんなに辛いことがあっても、こうやって乗り越えてきた二人だからこそ、時間を飛び越えて、人々を変える力を持っているんですよね。

凛子さんと晶彦さんとか、ハンス君とかのことがどうでも良くなりました。本当にすまないと思っている。とりあえず、まとめは最終回に長々と語りますので、よろしくお願いいたす。

さぁ、今夜はいよいよ、運命の22話『アリス』舞台は現実世界に戻ります。俺達の闘いはこれからだ!みたいなカンジで、現実世界でアリスがな展開です。

さぁ、皆!今夜もテレビで待機しとけよ!

今回も長々とありがとうございました。スキとコメントお待ちしてます。

個人的、今回の推しポイントはやっぱ、アスナさんがキリトの手を取るシーン。

https://youtu.be/4XsL_-ckPK8

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