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HACCPのサクッと注意点(ハザード分析)_工程名を一致させる

HACCPのハザード分析の注意点をサクッと説明します。
これからHACCPについて理解を深めていく方に向けた内容で投稿します。

今回の結論は、
・ハザード分析の各工程は、フローダイアグラム工程番号や工程名と一致させる必要がある。
  ・・・ということです。


≪説明したいこと≫

 HACCPではハザード分析を行なう際に、ハザード分析の各工程は、フローダイアグラム工程番号や工程名と一致させる必要があります。
 基本的な内容かもしれませんが、私が実際にHACCP監査を行なうなかで不適切な記載が見られることがあるため、以外と見落としやすい箇所なのかなと思います。

 そもそも、フローダイアグラムはハザード分析を適切に行なうための事前情報として用意するものなので、事前情報であるフローダイアグラムとハザード分析の内容が一致してなければ意味がなくなってしまいます。
 フローダイアグラムの工程の数が多くなると見落としやすくなるので注意が必要です。


≪イラスト説明≫

引用元:厚労省HACCPモデル例
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000126915.pdf


≪用語の説明≫
◇「HACCP」とは?
食品安全の管理手法です。
・Hazard Analysis⇒危害要因分析
・Critical Control Point⇒重要管理点で、
・「危害要因分析」で食品の危険を調べて、
・「重要管理点」で管理しましょうが基本的な考え方です。

◇「ハザード」とは?
HACCPにおける「危害要因」の別名です。
「危害要因(ハザード)」とは、食品安全に影響を与える危険なものや、危険を引き起こすものです。




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