
【ずっとずっと考え続ける】
みなさんは角川武蔵野ミュージアムをご存知でしょうか?
埼玉県所沢市、東所沢駅から徒歩約10分のところにあるサクラタウンという場所があるのですが、その中には博物館・美術館・図書館・アニメミュージアムがあり、 賑わいを呼び込む野外大型オープンスペース. 東川の桜並木に向かって広がる千人テラスと、食フェスからお祭りまで様々な催しが行われている新たなスポットとして注目されています。
2020年、年末の紅白でyoasobiさんが歌われた角川武蔵野ミュージアムの本の森が有名ですね。
今日は副業の話を少しお休みして、私のもう一つの仕事VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)に関わる人間としてお話を少しさせていただきます。
https://kadcul.com/museum/musashino50
この角川武蔵野ミュージアム。
ディスプレイやショップデザイン、販促など商品戦略を視覚化するVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)に携わる私たちが忘れてはいけない原点。
1階から上層階へのコンセプト作りから、導線(動線)の考え方、どんな人がどんなふうに思い、行動するのかを考え抜かれて作られたミュージアムは、VMDのお店作りの考え方と共通する部分がたくさんあります。
人を感動させる。意外性で驚かせる。見たこと、聞いたこと、触ったことのない新しい感覚を体験できる。
そして何よりも大事な楽しいということが随所に詰まっています。
完成させるために、日本の「知」を集結したと言ってもいいこのミュージアムは、著名な方々の代表作となることは間違いないのですが、だからといってお高く止まっているのではなく、私たちのような庶民の心や生活になじみ、寄り添ってくれている。
プロの一流の仕事というのは、こういう事なのだと感動しました。楽しさはともするとごちゃごちゃ感や落ち着かない感じや安っぽさが出てしまいがちですが、圧倒的な本の森は美しいの一言。浅い言葉でしか語れない自分が悔しいですが、日本の美しい場所がまた一つ増えたことには違いありません。
今まで見たことがないものを作りたかったという言葉の裏には相当な知恵と努力が隠されていると思います。
日々の仕事の中でも、少しでもいいから今までと違うことをお客様に提案して新たな発見をしてもらったり、気持ちよくなってもらったり、そういうことを一生懸命ずーっと考えていることが、アイデアを生む原点だと思います。
誰よりもそのことについて考え行動し続けていたら、いつか周りからは専門家と呼ばれる日が来ますよね。
みんなが何かの専門家になって、ずっと新しいことを生み出し続けたら、未来はとっても明るいですね。
出かけにくい日々ですが、WEBでいろんなところに出かけた気分を味わって新しい感覚を養うことも大事だなと改めて思いました。
でも、できれば出かけたい!
早く解禁されますように~。
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