さよならを言わない、縁を取っておく男たち
お付き合いをしていて、どうもうまくいかない、話のキャッチボールが出来ない男の人がいる。
それはその男性に非があるのではなく、ただ私とは合わなかったのだと思う。
それでも私は努力や歩み寄りをしたつもりだし、相手にもそうあって欲しいと促したりもした。
だがうまくいかない、じゃあさよならしましょうか、とこちらが伺うのだが、首を縦に振らないのである。
人としても尊敬できる部分もあるからこそ付き合いをスタートしたのだから、私じゃなければお付き合いがうまく行くだろうという私のお墨付きもある。
さっさと新しい女の1人や2人は出来そうだ。
なんなら、私みたいに理屈っぽい白か黒かの女より、素直でドライな女性は星の数ほどいるだろうに。
『せっかくご縁があったのだから、さよなら、元気でね、って終わりましょう?』
と促すのだが、無視、無言。
えー、いい大人が、、、
そもそも、私たちうまくいかないじゃないか!
粘ってんのか別れを切り出されたのがこちらだから気に入らないのか。
それもこれも一人や二人じゃない。
別れの言葉やけじめを付けたがらない男が最近多いように思う。
私はどうしても言わせたいので、半ば狂人を装って強引に言わせる時もある笑
コイツヤバい!
離れなきゃ!
って思わせるのが得意である。
なぜさよならを言わないのか、とても好きあっていたのだ、なぜ向き合って最後のケジメをつけないのか、いまだにわからない。
男友達に聞いたところ、未練がある、もうどうでもいい、など。
女友達に聞くと、『男は縁を取っておこうとする』。
どちらの意見もなるほどである。
もしも我こそはその理由がわかります、という男性はその理由を教えて欲しい。
私も未練を残すことが多く、嫌いになって別れたことはない。
別れてからしばらくは廃人のようになって毎日を過ごすが、時間が経てば持ち直す、ということを経験で知った。
その話もまた後日。