ぶっちゃけSASUKEに出場できたは....
ぶっちゃけSASUKE2023に出場できたのは、正直、奇跡でした。
⇩SASUKE2023 梅林太朗VTR⇩
SASUKE公式YouTubeにはオーディションの様子も公開されており、様々な職業や実績を持つ猛者たちが紹介されています。その中から私が選ばれ、本戦に出場できたことは、今でも「まぐれ」だったと思っています。
出場時、偶然にも帝京高校時代の同級生と再会しました。彼は予選会を突破し、本戦へと駒を進めていました。SASUKEには毎年100人しか挑戦できません。その多くは芸能人や歴代のレジェンドたちが占めるため、一般人が出場するチャンスはごく限られています。一般人がSASUKEに出場するには「100の職業」を代表する者としてエンターテイメント性も求められるのです。2024年にはパリオリンピックが開催され、レスリング選手が注目を集めることで、アスリート枠からのオファーが増え、今後私が出場できる可能性はさらに厳しくなるでしょう。
そもそも、私がSASUKEのオーディションに応募したのは、パリオリンピック予選の国内選考で敗れた直後でした。落胆する気持ちを抱え、このまま何もせずにいると失意から立ち直れないと思い、息抜きも兼ねて新しい挑戦をすることに決めました。それがSASUKEでした。レスリング選手としての経歴に加え、営業経験やクラウドファンディング成功、アロマの資格など、エントリーシートには自分の経験を書けるだけ書きました。オーディション応募があったのは、2023年の7月から8月にかけてのことです。
2023年9月にはアメリカのニューヨークで最後の望みをかけ、トレーニングキャンプを行っていました。その矢先、SASUKEの書類審査通過のメールが届きました。幸運にも帰国後すぐに行われるオーディションのスケジュールに合わせることができました。
幼い頃から憧れていたSASUKEに出場できるなら、行けるところまで行きたい!と意気込んで挑みました。SASUKEの収録では、会場全体が挑戦者一人を見て応援する特別な雰囲気があり、レスリングの試合以上に緊張しました。レスリングでは複数のマットで試合が進み、観客が自分だけを見ているわけではないので、こんなに集中されることは初めての経験でした。
実際、2ndステージまでは進めると思っていましたが、結果は1stステージ敗退。新エリア「ツインダイヤ」で苦戦しました。それまでのセクションでも3度落ちかかっていたほどです。
SASUKEは見ていると簡単そうに見えますが、実際に挑戦すると想像以上に難しいと感じました。高さや距離の感覚が異なり、フィジカルやバランスだけでなく、SASUKE特有のタイミングやコツが必要だと実感しました。一度挑戦すると、よりSASUKEにのめり込むのがわかります。次の目標として、1stステージをクリアすることを掲げました。
2024年、レスリングを引退した私は一時期、体重が最大96kgまで増えてしまい、SASUKEに不利だと痛感。2025年の出場に向けて、日々身体を絞り、SASUKE仕様の体づくりに励んでいます。初出場は運もあって本戦に進めましたが、次がいつになるかわかりません。だからこそ、いつでも挑戦できるように準備を整えたいと思います。
SASUKEは年々、挑戦エリアが改良され、難易度も上がっています。練習もできないぶっつけ本番です。常連の方々は自作のセットでトレーニングしていますが、実際のセットで練習せずにクリアする猛者も存在します。
私の今後のSASUKE挑戦を、ぜひ見届けて、応援していただければと思います!
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