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ヤングケアラーと生活保護は意外に相性いいかもね。

最近サボっててごめんなさい。仕事に忙しかったのと、子育てが楽しすぎたのでサボりました、、、

嘘です。

単純にサボりました、ごめんなさい。

さ、サクッと謝ったところで、質問をくれたのに放置してしまってたことの記事を書いていきます。

昨今話題になっているヤングケアラーの生活保護(支援)にはどんなものがあるのでしょうか?生活資金だけではなく、学業支援や進学のお手伝いになるような支援はあるのでしょうか?また、ボランティアでカバーできる支援などはあるのでしょうか?

という質問をホシガラスさんに貰ったのですが、

ホシガラスさんのnoteはこちら

はじめに謝っときますね。

ごめんなさい、あまり知りません。

(なんか今日は謝ってばっかりだな)

というのも、僕は救護施設で働いているんですが、救護施設に入所する人って、家族と関わりを残している人って少ないんですよね。

そんなもんで、生活困窮者世帯としてヤングケアラーに関わることはあっても、ヤングケアラーを対象に支援する経験はあまりありません。

まぁそれでも知っている風に書くこともできるっちゃできるんですけど、そんなことに何の意味もないなーと思ったので、素直に謝ります。

ごめんなさい。

ただ、ここで終わるのは申し訳ないので、

ヤングケアラーって?

ヤングケアラーを知らない人向けにパッと紹介すると、ケアが必要な家族をケアしている子どものことですよね。

そのケアの幅は、一般的には介護や介助が必要な高齢者、障がい者が主だけど、なんなら育児が必要な子どもも含まれる、、、というイメージ。

そしてそのケースの多くは、ヤングケアラーによるケアを前提に家庭を回している状況だったりするわけで、

ヤングケアラーは、本来あるべき友達との遊び、勉強、就労などの時間や社会参加する機会を家族のケアに持っていかれてしまう。

そして、その程度の違いはあるものの、割合的には5%ぐらい、クラスの20人に1人以上がヤングケアラーではないかと言われている、、

簡単にまとめると、こんな感じの問題なのかなっていう認識で僕は捉えています。

大筋はあってるよね?

でね、質問にあった、生活保護がそういった家庭のヤングケアラーだけピンポイントで支援できるかというと、

正直難しい。

まず、所得などの条件が生活保護の対象になるのかという問題もあるんですが、

それ以前に、生活保護は金銭給付が主ですので、生業扶助などで学業にかかる費用の支援はあるものの、いま盛り上がっているヤングケアラー支援とは違う気がします。

生活保護に絡む社会福祉法人やNPO法人、社団法人やらなんやらが進学に向けた支援を行っていたりしますが、

とはいえ、それは生活保護として規定されているわけではありませんし、

そもそも生活保護は他に使えるもの(サービス)があるなら先にそれ使ってよ、という精神ですので、

そういった意味では、生活保護として、、という括りになってしまうと、なかなかヤングケアラーだけに特化した支援っていうものは難しいのかなと思います。

でもね、

生活保護がヤングケアラーにとって何の利益にもならないとは僕は思っていません。

そもそも生活保護世帯に限って言えば、「子どもが親の介護に困っている」というケースが見つかれば、ケースワーカーはすぐに高齢、児童の担当部署へ相談するでしょうし、

そこで問題が解決しないにしろ、少しでもその状態が改善するように、あれやこれや対策を考えるはずで、

生活保護を受けていることによって、一般家庭のヤングケアラーよりもニーズの発覚や支援開始が早期に行われるはずです。

ひきこもり支援などもそうですが、ニーズの発覚、そこが1番の課題だと思いますし、

そういった意味で、生活保護世帯は金銭的には厳しい家庭かもしれませんが、ヤングケアラー支援としては比較的優秀な環境ではないかと僕は思います。

また、それは環境(金銭とかサービス)だけじゃなく、当人の心理的なケアについても言えると思っていて、生活保護課がハブ的な役割を持ち、

スクールカウンセラーや役所内の児童担当、精神保健福祉士などと協働していくこととなると思う、、、んですが、

ごめんなさい、これについても具体的に動いたことがなくて、はっきり言って憶測です。

元ヤングケアラー支援

これまで長々と書きましたが、結局はデータも何もない話になっちゃったので、

最後に「ヤングケアラーだった」人の支援ならしたことあるよっていう話をします。

僕の勤める施設、救護施設には、親の介護へ人生の半分以上を使ったという人が入所されることがあります。

そういった人たちは社会参加や対人関係への苦手意識を持っていることが多く、社会参加に必要な能力を持ち合わせていなかったりします。

社会参加に必要な能力と言われてもイメージしづらいと思いますので、具体例を上げるなら、まず人の話を聞けなかったりします。

例えば、話の行間を読めなかったり、相手の言葉から気持ちを察することができなかったり、といった感じで、

そうなった原因が社会参加経験の搾取であるなら、ヤングケアラーであるヤングなタイミングに支援するのが効果的なのは間違いない。

ただ、やっぱり救護施設が救護施設の支援としてそこの支援に食い込むのは、なかなか難しい。

ですので、そこは割り切って諦める代わりに、元ヤングケアラーに対する支援は意識的に行っているんです。

元ヤングケアラーは、社会参加の経験が乏しいく、対人関係の構築に苦手意識がある。

その前提から、元ヤングケアラーにはグループ活動や、就労訓練などを積極的に提供しています。

それは、ヤングケアラーである当時に失われた機会は、成人してからの経験でも充分に補完することができると考えているからで、

そういった支援をすることで、社会能力の向上や苦手意識の緩和が図られ、一般就労や地域移行へつながる人が多くいます。

おしまい。

待たせた割に具体性もなにもない記事でごめんなさい。記事の更新もこれからはサボらずします。

★密かにサークルもしています。

ほぼ誰もいないんで、盛り上げてくれる人、本当に本当に来てほしい!



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