#65コロナ就活で効率よく成功を収める方法②※例文付き
今回は、新企画「就活系の企画」をスタートさせたいと思います。
これまでは、海外サッカー、アーセナル、海外旅行、話題のサッカートピックについてダラダラと書いてきました。
3月と言えば、就活。昨年は受験勉強よりもガチで取り組んでいました。
民間と公務員試験の二足の草鞋はきつかったです。まぁ公務員試験の勉強始めるのが遅かったせいなんですけども。
自分の大学生の記録としてnoteに備忘録として残すと共に、今、これからコロナ禍で就活を頑張っている人の力になれたらなということでリアルな“就活“を書いていきます。
地方公務員の勉強もしながらの民間就活もしたので同じような境遇の学生の役に立てばなと思います。
プロフィール
出身地:大分
出身大学:早稲田大学
学部:法学部
内定先:金融
見ていた業界:金融(銀行、保険)、化学メーカー、地方公務員
ー目次ー
○1番大事な“自己分析”
ー↓今日はここから↓ー
○就活の肝となるストーリー作り
○自分自身を演じ切るとは?
○とりあえずやってみる。
○メモしか勝たん。
※前回の続きで書いています。
〇就活の肝になるストーリー作り
☆エピソードを作成する(武器を作る)
(1)自己PR
(2)就活の軸
(3)志望動機
(4)ガクチカ
大まかに上記の5つをES/面接では質問されます。全てに共通しますが、文字数をパターン化して蓄積させれば、転用が可能になるのでオススメです。
そして、これらの話題に関して一貫性を持たせることで、そのエピソードのリアリティが増し、自分自身がどんな人かを相手に具体的に伝えることができます。
(1)自己PR
→面接の最初に聞かれることが多く、ESに書かせない企業もある。
約50文字〜200文字が多く、キーワードのみを伝え、話していくスタイルもある。
キャッチフレーズやモノや動物、アニメキャラに自分を照らし合わせる時もある。
長所をベースに書くことが一般的ですが、長所、短所分けて書くESもあるのでもちろん両方に対応できるようにするべしです。
自己分析で抽出した自分の要素(世間受けがよく、自分が話しやすい話題に持っていけるもの)をテーマに設定すると書きやすいです。
過去の体験談→現在の活動で再現できているというエピソードが重要で
「一貫性」を表現できます。
(例)
キャッチフレーズ:チームの舵取り役、バランサー
過去の経験:サッカー、チームスポーツ、チームワーク、それぞれの役割を果たせば最高の結果(=ゴール、勝利、優勝等)
現在の活動での再現:サークル内での役割、集団内での自身の立ち位置を見つける(客観視)
Qサッカーで学んだことは?等もよく聞かれる質問なので、チームスポーツ、チームで自己PRを書きたい人にオススメな回答を紹介します。
A.自身を客観視することです。←ここで「?」と思わせる。
だいたい、継続性、諦めない姿勢、という回答が多いので。
チームワークとは一般的には、誰かがミスをしても励まし、一緒に立ち上がる。といったイメージを持つと思いますが、私が思うチームワークという定義は違います。チームワークとは、各々が自分の役割を自発的に発見し、全うすることであり、そうすることで最高の結果(ゴール、勝利、優勝)を手にすることができるとサッカーを通じて学びました。サッカーで学んだチーム内で自身を客観視する姿勢を忘れずに、大学生活で〜〜〜という活動で生かし、活躍することができました。
のような感じです。一般的なイメージから違う視点で自分がリアルで体験し、学んだエピソードはオリジナルであり、自己分析をサボらずやっていることのアピールにもつながるので重要です。
(2)就活の軸
直接的に聞かれることはありませんが、間接的にほぼ100質問されます。
その就活生が芯を持って、就活をしているのか、という視点で人事は見ています。
すなわち「一貫性」があるのか。そこに帰着してきます。
文字数は100文字〜200文字くらいで準備するのがオススメです。
ESではなく、面接で聞かれます。
以下は、Q就活の軸はなんですか?に近い言い換えの質問です。
Qあなたにとって働くとはなんですか?
Qあなたが働くことで実現したい事はなんですか?
Q企業選びで大切にしていることはなんですか?
1番考えるのに苦労したのがこの問いでした。
ESであまり問われないため、ワンキャリ等の就活サイトに掲載されていないからです。
大学生に言わせると、ほぼ全員が「永遠に大学生がいい」と言いますし、「好きなことで仕事が成立するのはレアケースだし」と思っています。
ぶっちゃけると、軸なんてなくて当たり前です。
なかったら作ればいいのです。暗示を掛けます。アファメーションです。
ちな、この言葉は英語の先生が、毎授業言っていたので、思い出しました。五○嵐先生です。
軸を作るにも、なかなか難しいので、自分で考えて煮詰まったら、
ちゃっちゃと次のフェーズに移行しましょう。
先人の知恵を借りるのです。
芸術家も最初から自分の型を作れるわけではありません。先人の知恵を盗むことを繰り返すことで、自分の型を見つけていきます。
最初から型破りをしてやろうなんて考えてはいけません。
盗むと言っても、ただ単に盗作するのではアウトです。自分で作っていないことはすぐに見抜かれます。人事もその道のプロなので、ただのマネでは見破られます。
先人すなわち、先輩に添削、改良、添削、改良を依頼し、サイクル化し、継続すれば自然に出来上がります。
型の輪郭が見えてきたら、自分のものにしていきます。
どういう軸を作れば、企業受けがいいのか実験的に面接で繰り返します。
実験的に繰り返すことが重要で、また改善のサイクルです。ここで就活サイトがよく言う、「面接は場慣れ」につながります。もちろんメンタル的な慣れも必要ですが、テクニック的な慣れも必要です。
以下、就活の軸を紹介します。
※公務員試験との併願もあり、時間的な制約があり、汎用性の高い就活の軸を使っていたので、特定の業界にぶっ刺さる内容ではありません。
(例)
自己成長+社会貢献性+信頼関係
Q.なぜ
A.自己成長→スキル的な面に加えて、仲間との高め合い、目標達成時に喜びを感じるため、人格的な成長をしたい。
A.社会貢献性→生活の根幹を支えるような影響力の高いサービス/資材を提供したい。
サービス…社会インフラとしての金融業界
資材…原材料を扱う化学メーカー
A.信頼関係→お客様に直接作用したい。そのために信頼関係を重視する。なぜなら、サッカーで他者との関係構築で最も重要。
就活の軸は、本選考時に、どの企業にエントリーするかどうかの時にも判断基準になるので、早めの設定とアップデートが必要です。
(3)志望動機
これも100%答えることになります。
文字数は最小で100文字、最長で600、700、800なんて企業もありました。
会社への志望/コースへの志望を分けて聞く企業もあります。
就活生ぶっちゃけると、たくさん企業にエントリーするのに、全部0から考えてたら時間が足りないと言うのが本音です。(もっと早くから準備しろっていうレスは無しで。)
と言うことで、同系統の企業には志望動機の転用も”あり”だと思います。
もちろん、志望度MAXの企業にそんな転用した内容でエントリーしたら、後悔する可能性があるので、そこは真剣に考えましょう。
第1志望群に入らない、ギリ入るくらいの企業には、実験的な内容を書いてもいいですし、転用でも大丈夫です。その企業に入るということよりも、面接の練習がしたいことに軸を置いていると割り切ればいいのです。
就活サイトの活用も重要です。活用できるものはどんどん活用するべきです。
それこそ、ES/面接通過した先人たちの知恵がたくさん詰まっているのですから、先人たちの体験談を分析することで、自ずとどういう人材が求められ、受けがいいのかということが浮かび上がってくるはずです。
実際に、法学部の性格上、出席点などなく、定期試験の評価が100%の1発勝負でした。過去問の分析と答案作成の量が、成績を左右した経験があったので、分析し、内容を盗み、言語化するという訓練はできていました。
すぐにその力を発揮することは難しいので、今後就活予定がある人は普段の学部試験をやらされている感ではなく、分析→インプット→アウトプットというサイクルを確立する練習だと思いながらすると、ベストです。(※偉そうに言っていますが、就活中に気づきました。)
志望動機では、「これだけあなたの企業に入りたいんだ」というアピール合戦という側面もあります。幹になる部分は、就活サイトで事足りますが、「その企業のオリジナリティ/企業らしさ」という点を突くと、受けがよく、喜びます。ESではその熱量を内容で表現しましょう。面接になれば、事前のニュースを押さえながら、そのニュースに対する自分の意見を持つことが重要です。
(例)志望動機(金融系)200
①私は多くの人を支えることが出来ることに強くやりがいを感じ、人々の暮らしに安心を与え、且つ自分自身が成長できる〇〇を志望しています。②その中で貴社は対面のアフターフォローに注力し、契約後も定期的に訪問し続けることで、お客様に真の安心を与えることができる点、そして③団体保険でのトップシェアを誇り、企業単位でより多くの人々のサポートができるという点に魅力を感じ、志望しました。
①就活の軸を匂わせる。結論ファースト
②貴社じゃないといけない理由(その会社の推しポイント1を書き、調べたアピ)
③軸と絡めながら、貴社なら実現できる内容。(会社の推しポイント2)
(4)ガクチカ
ここで多くの大学生が悩むポイントだと思います。
そもそもガクチカとは?
=学生時代頑張ったことの略です。
ガクチカはスケールの大きさ勝負なんて思ってないですか?
最初はそう思いますよね。わかります。実際スケール勝負の側面もあります。
スケールの大きさに胡座をかいていると、すぐ斬られます。
面接中、ガクチカのスケールでかくて、名前負けして、戦意喪失した経験1度はありますよねw
(例)
KO大、体育会、高校キャプテン、リーダーからサポート役への転換
W大 帰国子女 英語ペラペラかきあげ スタバ! バイトリーダー
ガクチカは、ガクチカ単発でスケールの大きさも重要ではありますが
自己PR、就活の軸の一貫性、ストーリー性がより重要です。
役職/肩書き自慢ではなく、深掘りされているか。というポイントで評価されていると感じました。
加えて、直接的に「ガクチカはなんですか?」という良心的な企業もありますが、変化球を投げてくる企業もあります。
Q.これまで困難だったこと、それを打ち破った経験は?
Q.自身の強みを言いながら、それを発揮した場面はありますか?
って感じです。
ガクチカでチェックされるのは、以下3点。
1エピソードの経験内容
2経験を通じた、思考力、モチベーションの源泉、人間性
3この企業で生かすことができるか
1.エピソードの経験内容
エピソードの経験内容は、就活生個人の経験なので、積極的に色んなことにトライするべき!としか言えませんが、普段何気ないこともガクチカ(特に、日常生活なら最大出力よりも継続性)で活用できるのでアンテナを張る努力で少しはどうにか改善できます。
2.経験を通じた思考力,モチベーションの源泉,人間性
これは、自己分析をサボらずにすれば、書けるはずです。しっかり分析できていればエピソードの根幹は決まっているわけですから、枝葉をつけるだけです。
思考力。これが難しい部分です。
ロジカルに表現することが重要です。論理的な思考は理路整然に話すことや辻褄の合ったストーリーにすると思考力を表現できます。(多少の盛りは大丈夫です。演じましょう。)
モチベーションの源泉、思考力といったことは以下のことをやるだけで表現できます。
ある事象(自身を表現できるもの)をゴールに設定し、エピソードを帰納的に考えれば、出来上がります。どうして?の連続です。
「あの事象(=例:協調性)をアピールできるような出来事あったけなぁ」的な感じ逆算して考えます。
3.この企業で生かすことができるか
ガクチカはいわゆるこれまで経験談を話すということです。
その経験談を話すだけでは、ただの自慢話やそこらへんの居酒屋で話すのとなんら変わりはありません。そこで就活用にアレンジできるかどうかが、「この企業で生かすことができるか」につながります。
前述通り、公務員試験との並行があったので、汎用性の高い生かせる能力(信頼関係の構築の速さ、ニーズを汲み取り、課題解決能力)を使っていました。
かなり志望度の高い企業ならその企業にアジャストしたガクチカにするとより効果抜群です。
ガクチカの書き方。
また0から書くのは、しんどいですし、時間的に非効率なので、先人の分析からスタートです。
分析すると、ES/面接を通過する人のガクチカには以下の共通点がありました。
Q結論 何に取り組んだのか
Q動機 なぜ頑張ることが出来たのか
Q動機 その活動を続けられた理由
Q目標・課題 あなたが取り組んだ課題・問題
Q内容 どのように課題に取り組んだのか
Q内容 なぜその対処法を選んだのか
Q結果 行動した結果はどうか
Q結果原因 活動の中でぶつかった壁はどう乗り越えた?
Q人柄 どのような自分の強みが生かされたか。
Qその経験で学んだことは?
これに当てはめて自身の経験を表現すれば、だいたい、うまくいきます。
これを数パターン作成することで、自身の強みのコアになる部分が新たに発見できる場合もあるので、その際はしっかりと自己分析をアップデートしましょう。
多い企業で最大で3個のガクチカを聞かれたことがあるので、3個作成し、メイン、サブ、ベンチ外といった序列を作ったり、その企業でウケの良さそうな序列を作ることをオススメします。
(例)
1.学内最大サークルで三役を務め、周囲を巻き込む力、行動力を養った。
2.個人手配の海外旅行を計画し、実行することで臨機応変な対応力を養った。
3.ゼミでの模擬裁判を通じて、論理的な思考を養った。
最初の数個は、大学における課外活動でも充分通用しますが、必ずどこかのタイミングでゼミでの活動を聞かれる機会があるので、まとめておく必要があります。あくまでも大学は学ぶ機関であり、学生の本分は学びなのでそこは忘れずに、、、
ガクチカは最強の武器にもなれば、フィクションを使ったが故に、自分の首を締めることにもなります。そのため、フィクションがダメとは言いませんが、あらゆる質問を想定し、それなりに演じきる必要があります。
ぶっちゃけると、フィクションを使った友達も、「何度か面接を重ねれば、聞かれるポイントは同じだったから対策できるようになった」と言っていたので、案外、フィクションもありでは?と就活中に気づきました。
☆情報収集(相手を知る)
いかなる戦も敵情視察を忘れてはいけません。
どこかの国の代表が「自分たちのサッカー」に固執しすぎたあまり滑稽な敗北を喫していたことを覚えている人も多いかと思います。
確かに、「自分たちのサッカー」が発揮できるような環境にすることは大事で、自分の土俵に持っていく力があれば最強です。
とは言え、サッカーでもそうであるように、どんな相手でも相手の時間、相手のターンがあります。面接でも同じです。その時のこちらのリアクションでいい感触を掴めるかどうか、わりと分かれ道になるかもしれません。サッカーだっていい攻撃の裏にはいい守備がありますよね。表裏一体なのです。
就活はメンタルゲーなので、自滅に追い込むような細かな不安要素には先に手を打つことで解消されるでしょう。
ってことで情報収集の方法を紹介します。
(1)日経新聞(オンライン版)
(2)就活サイト
(1) 日経新聞(オンライン版)
こちらは、一般的な時事的ニュースの収集のために活用することをオススメします。
面接の初手アイスブレイクの際に質問されることもありますし、逆にこちらが「あなたの企業のことこんなに調べて興味があるんです。」という志望度をアピールしたいときに使える材料です。
オンラインの完全版は料金が少々値を張りますが、最悪、無料版で見れるところまでは目を通すといいでしょう。
日経新聞は、堅すぎて理解が追いつかないという場合には、Yahooニュースやテレビのニュース番組からの収集でも構いませんが、ソースとして迂闊に”軽さ”を想起させるような媒体の名前は出さない方が無難です。
(例)
Q.最近、興味持ったニュースある?
Q.うちの○○のニュースみた?
この辺の、序の口で口ごもると致命的なので、ニュースは事前に要チェックです。最悪、面接しながら別の画面で開いているのでもギリ耐えます。
(2) 就活サイト
こちらは、対企業の面接関連の情報収集で活用することをオススメします。
会社基本情報はも知ることは出来ますが、より詳細に明記されている会社HPの方が適切でしょう。
就活サイトを利用する最大のメリットは、対企業の面接の質問が分かる。ことです。
無策のぶっつけ本番で自分の力を信じ、面接を突破する稀有な能力を持つ人は存在するかもしれませんが、普通の人には難しいです。謙虚になる方が旨みがあります。
ジャンケンも相手が出す手を知っていれば負けることはありませんよね?
それと同じことなのです。
最初から予測されうる質問に対する答えを準備しとけば良いのです。
何だかんだ、また準備という言葉が出てきました。
ビックマウスぶりで毎度叩かれるケイスケ・ホンダですが、彼がいつも口にする
「最高の準備をするだけですから。」これが全てです。
ちょっと長くなりました。
それではこの辺で、、、
ばいころまる〜
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