見出し画像

自助グループ、始めました。(そして続けてます)

対人援助職って実はAC率高くね?

 現場の感覚として薄々とは感じていたことですが、あると思います。職業別に統計とってるわけでもないし、
『あなたはAC(アダルトチルドレン)ですか?』と面と向かって聞かれたことも聞いたこともありませんが潜在的にかなりいると思います。

私自身もその一人で仕事をする中で自分と家族の「不全」にきがつきました。

なんとなくうっすらと仕事や生活の『上手くいかなさ』を感じている。
どうしてこうなっちゃうんだろう?
今日もくたびれた。
他職種や他機関の援助職に怒りを感じる。
感じた怒りがなかなか消えない
…。

私はずっとこんな感じでした。

地味にその影響は社会生活や仕事に影を落とし、少しのことで傷ついたり人前で激怒したりと消耗が激しかったです。怒りや悲しみ、ストレスの多くは同業者や同僚、上司、他機関の援助職に対して向けられることがほとんどですが知らず知らずのうちに対象者に対してもよくない支援をしていたのだと思います。

援助職にもケアが必要。と言われるけれども
どうケアしたらいいのか
自分のケアってどうすること?
自分のいたわりかたがわからない。

そんなモヤモヤを抱えていました。
ともすれば今も抱えがちです。

試行錯誤するうちに
援助職の自助グループがあってもいい、あったらいいなと考えました。

で、作りました。
作れました!

私一人で悶々とあったらいいなを考え続けている間はグループはできなかったのですが
信頼できる人に相談したところ
同じようなことを考えている人に引き合わせていただいて
始めることができました。

人に相談して
人に頼って
上手くいった
自分史上初の出来事です。

『生きづらさを抱える援助職』
そんな、わざわざ『援助職』なんてカテゴライズ必要なくない?
『援助職』っていう壁作ってなにやってるの?

なんていう不要論や批判が飛んできそうでビクビクしていますが。

仕事のなかでの傷つきを認めて癒す責任も
仕事を続ける以上はあります。
人に傷つけられたその痛みは
また人の中でしか癒されない。
そういう意味でもグループは必要だと私は考えています。

2022年6月に始めて
まだまだよちよち歩きのグループですが
ぼちぼち続けています。

続けた数ヶ月。
辛さやわだかまりや傲慢さやどうしようもないモヤモヤを
話して離す(放す)ことができて救われたなぁと思うこともたくさんありました。

2023年もぼちぼち続けます。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?