いつもハッとさせられる、旦那さんの子育て+妻への配慮(後編)
前編では、次男のストライダーしたい想いに対する旦那さんの子どもの気持ちへの寄り切り添いを書きましたが、
ケータイアプリでできる英語ゲームの事でも旦那さんの言葉に確かに!と、ハッとしました。
先日、長女が朝から英語アプリをやらせてくれと私に言ってきました。
英語といってもケータイアプリのゲーム、、、
「朝からゲームをさせるってどうなの」
「どうせやらせるなら昼間の暑くて外に出れない時間帯にやらせたいな」
「今からやらせてたら今日だけで何時間やることになっちゃうかな」
「1日何分までにしよう」
色んな思考が浮かんで、
「ひとまずお父さん起きてからちょっと相談させて」
と言いました。
私と旦那さんの言い分が違ったら、子どもが困惑するし、
何より、私の中で自信を持って、これだ!って言う正解が出てこなかったから。
起きてきた旦那さんに、
「英語のアプリしたいって言うんだけど、言われたからってやらせて良いのかな?1日どれくらいまでにする?」
ってきいたら、、
え?別にしたいだけさせていいんじゃない?
っと。
私「え?でも、一応ゲームだし、やりすぎたら良くないし」
旦那さん「だってまだやり過ぎるかどうかもわからない。問題も起こってないのに、制限する必要もないし、子どもだって何のために制限されてるかわからない。もし何か問題が起きたらその時に子どもと話して決めれば良くない?」
と、
はい。ごもっともです。
旦那さんは、ゲームに関してはかなり肯定派で、ゲームから考える力とかもっとこうするといいかなとか、色んなことを学べたと言ってます。
逆に私は小さい頃から、ゲームは良くないものと言われ、少ない時間しかできず、結局ポケモンすらうまく進めなくて途中で終わってました。
なんでゲームが良くないのか、ちゃんとした理由もわからず、やりすぎると怒られる。
そんな良くわからない理由と、なんとなく世間もそんな感じかなって言う理由だけで、
「ゲーム」と言う存在自体をあまりよくないものと考え、
子どもがしたいと言った時にゲームを好きなだけさせるのは悪いこと(しつけのできてない母親)と思い込んでました。
でも、旦那さんの言葉で、小さい時の思いや、今感じていた違和感あるブレーキが外れ、
ひとまず子どもの思いに任せてみようと思えたのです。
対象がゲームでも、ランニングバイクでも、旦那さんの子どもへの対応は変わりませんでした。
中心にあるのは子どもの気持ちで、
まずはそれを優先させる。
何か問題が起こったら、その時にその問題に対して考える。
文字に起こしたら当たり前だけど、
やっぱり普段の生活でそれを当たり前に置き換えるのが難しいですよねー。
特に私は
世間一般ではどうなのか?
って言うよく分からない一般論とかめちゃめちゃ気にしちゃうタイプ。笑
あ、ちなみに、旦那さんは今は全然ゲームしません。もうやり切ったから良いそうです。
旦那さんの的確さは、子育てだけでなく、生活の中でもよく目の当たりにします。
先日は旦那さんが、
「4人目出産終わった後のことも、もっと考えとかないとな〜。」
と言ったので、
私は勝手に
4人見ながらの生活ルーティンとか、旦那さんの当直の日の夜、私1人で未就学児4人をどう見てけば効率いいかとか、そんな話をしてるのかと思いました。
私「そうだね〜。9月の前半、生活が落ち着くまでは両親にちょっと手伝い来てもらおうかな」
旦那さん
「そんなの当たり前だよ。そうじゃなくて、骨盤矯正に行くとか、身体の歪み治すとか、サポーター買っとくとか、とにかく出産で歪んだ自分の身体を治してあげるのに集中しないと、この先やっていけなくなるよ。それが1番先にやる事でしょ。最優先事項だよ」
って。
私「・・・あ、そう、だね、、?」
旦那さん
「ちゃんとやれば体の回復だって早くなるだろうし、今だけじゃなくて何年後とかに絶対に響いてくるから、とにかく今ちゃんとやっとかないと」
・・・いやいや、私ですら私のことそんなに考えてませんでしたけど。
と、びっくりしました。
でも、やっぱり的確なんです。
私が身体を壊したら、子どもの生活に支障が出る。
何より、私は子どもと遊ぶの好きだし、色々動くのも好きだし、そんな生活を存分に送れるようにするには、
とにかく私が身体を万全の状態にするのが最優先だと。
なんでも子どもを優先(遊んだあと自分よりも子ども優先させて水飲ませなきゃ。お風呂から出たらとにかく風邪ひかないように自分より先に着替えさせなきゃ。とか、諸々。)させていたら、
自分も優先させないと、って。
大袈裟に言うなら、
旦那さんが当直の日、子どもの誰かが急病で倒れても、私が万全に動ければどうにかなる。
でも、私が急病で倒れたら、私もそうだし、子どもも全員どうなるかわからない。
って、そんなところです。
まずは自分のことをする時間を1番大事にして、それが結果子どもとの時間に繋がるんだと、そんなことに気付かせてくれました。
三人目出産後に謎の高熱で3日間動けなかったり、尿管結石で苦しんで子ども見れなかったり、
確かに、私が体調崩したら、本当に何もできなかったのを思い出しました。
4人目出産後は、とにかく自分の身体第一で考えていこうと思いました。
そんな、物事の本質を考えて的確な言葉をくれる旦那さんに、子育てだけでなく、自分の生活にもハッとさせられました。
4人目出産予定日まで10 日を切りました。
今は年の有休をどかっと使ってくれて、約三週間のお休みですが、
思った以上に育休してくれて、本当に助かっています。
朝の苦手な人ですが、なるべく早く起きて朝ごはんはみんなで食べ、
洗濯、片付け、食器洗い、プールの準備、プール遊び、お散歩、お昼作り、家の整理や掃除、プール片付け、夕飯作り、食器洗い、、諸々。
とにかく主夫してくれてます。
そして、合間には長袖着てトレーニングついでにランニング。
もう少し涼しくなってから走れば?
というと、
涼しい中やっても意味がない。暑い時間帯に走っとかないと、休み終わって仕事始まってから体力ついていけなくなるから暑さになれとかないと。
と、これまたごもっともな考えでトレーニングしてました。
昼過ぎは、
ちょっと昼寝しとかないともたなくなるよ。
と、寝かしてくれます。
過去3人夜中に出産だったことや、夕方足が象の足のように浮腫むことを考慮し、
足を上げて昼寝することを勧めてくれます。
だらけた嫁(って世間から思われる)かなとかどうでもいい世間体を考えたアホな私は最初は抵抗ありましたが、
実際に20.30分休ませてもらうだけで、とってもスッキリし、
昼寝せずに無理するよりも、身体にも効率にも良い方法でした。
出産を経験した私より、出産について考えてくれて、どこからその思考が生まれるのかなと不思議に思うこともありますが、
旦那さんにとっては、
人から人が出てくるんだから、
想像できないほど負担がかかってるだろう。
と、当たり前に思っているようです。
そんな風に、
色んなところで的確な考えをくれる旦那さん、
大概を根性論に任せる私にとっては、本当に大事な意見に気づかせてくれます。
当たり前な、的確な考えをいかに普段の生活に落とし込めるか、私の今後の課題かなと思ってます。
そして、改めて私は、自分が男性じゃなくて良かったなと思ってます。
多分父親になっても、子育てのこととか出産のこととか妻の体のこととか、根性論で済まして、絶対にちゃんと考えてあげれなかったと思うから。笑
逆に旦那さんは、俺が女だったら絶対に夫とうまくいかなかったな〜なんて言ってましたけどね。
家計の考え方も的確なので、多分男性的というよりは女性的な考え方をしてるんですよね。
そこは私もすごく助かってます。
まぁ、こんなにお互いを理解してきたのも、結婚してからの多少の摩擦と、3人の育児をしてきてお互いの角が取れてきたからかなと、そんなことも思います。
長くなりましたが、旦那さんの育児+α、前編後半はこれにておしまいです。
育児中の世のママさん。旦那さん。お父さんやってる人、これからお母さんになる人、父さんになる人、
大変なこともたくさんですが、
今しかない、最高に可愛い子ども時代をたっぷり楽しみましょう!!
最後までお読みいただきありがとうございました^_^