23年4月2週 『チ。』、紙破りストレス研究、今を肯定、手紙くる、犬描く
4/8 月曜日 犬スケッチ2
本が読めないので漫画読む。
魚豊 『チ。』再読。
(15世紀のヨーロッパを舞台に、禁じられた地動説を命がけで研究する人間たちの生き様と信念を描いたフィクション作品。by Wikipedia)
『チ。』ストーリーも面白いけど会話が好きだ。以下は地動説に命をかける学者に町の少年が疑問をぶつけるところ。(ネタバレとまで行かないけど何も知りたくない方は注意されたし)
「怖くない人生などその本質を欠く」
生老病死森羅万象からパリピまであらゆるものを恐れている自分には刺さる台詞だった。
あと、異端思想ではないが自分は会話の中でなんらかのハラスメント(セクシズムとかレイシズムとか)を相手に指摘することがある。
ので、マジョリティにとって不都合なスタンスをとって生きる怖さはわかる気がする。
でもそんなのが何もなくても生きてるってそれだけで実にすごくて怖いことだ。だって皆必ず死ぬしそれがいつかはわからないから。
4/9 火曜日
自宅療養が終わってからの自分の今後が怖すぎてやばいので「これは」と思ったらメモることにしている。 これは精神科医の水島広子先生と『ツレうつ』の細川貂々さんの共著から。
むしろずっと「このままじゃダメだ」と言い聞かせてきた気がするので、180度ほど転回したほうがよさそうだ。
具合もあんまり良くないし、薬も増えたし、将来のことも不透明だけど、今はそれでいい。これでいいんだ。
うん、こんな感じに思えるようになったらいいな。
自己否定と不全感をかかえながら急いで次に行くより今を肯定しながら立ち止まったほうがいいんだろう。
自分がもう少し元気になるのを信じて待つ。
4/10 水曜日
友達から手紙がくる。
嬉しくてすぐ返信。
4/11 木曜日
ひとりで図書館に行けた、
はいいけどやはりとてもとても疲れる。
行けないわけではないけど過呼吸レベル1〜3くらいの苦しさがある。館内も行き帰りも情報だらけだから仕方ない。これもリハビリのうちと思おう。
4/12 金曜日
面白い研究を知った。
紙に嫌なことを書いて、そのあとそれを保存したグループとシュレッダーしたグループを比較する。すると、シュレッダーをしたグループは怒りがほぼ完全になくなっていたらしい。
なんと。すごい。
ちなみに、紙をくしゃくしゃにして、ゴミ箱に捨てるのも有効らしい。
リンクは以下。
自分はスマホのメモにだーっと嫌なことや感情を書き殴って消すということをたまにする。
ストレス解消のつもりでやっていたけど存外合理性があったのかもしれない。紙ではなくてデジタルでも一定の効力がある気がする。
いずれにしても興味深い研究だと思う。
4/13 土曜日 久々に水彩画1枚。手の運動。
今日もまた「わかるー!」が炸裂する文章を読んだ。自分は休日に遊ぶ予定などを入れるとその日は活動日であり「休日」ではなくなってしまうという感性で生きている。だから「予定がないという大事な予定」には共感至極だ。予定がないという日を作っておかないと倒れてしまう。家にいてとりたてて何もしない日以外は休日ではない。休日ではないんだ。
4/14 日曜日 水彩1枚
久しく10分読書をやってみた。
10分後まだ進めたかったので次はYTで読書用の音楽を聴きながら読んでみた。けっこう進んだ。
しかしリラックスしてというよりは音が気になるので強制的に集中力が上がる感じ。読書は進んだが思ってたのとなんか違った。
ふりかえり
インプット
映像 洋ドラ2シーズン、韓ドラ1シーズン
本 0 でも挑戦中
漫画『チ。』『今日の人生』
アウトプット
水彩2枚
犬と人クロッキー合わせて10体ほど
日記とnote
今週は薬は増えたけど久しぶりに水彩もやってみたし映像と漫画はいろいろ摂取できた。
家族友人の優しさにも救われた。
久しぶりのなかなかいい週だったように思う。
来週は
音楽を聞きながら本を読む人に憧れがあるので読みながらしっくり聞ける曲を探したいかな。
今週はいぬでしめる。