ヌオーボ・メルカート・エスクイリーノ

ヌオーボ・メルカート・エスクイリーノ（Nuovo Mercato Esquilino）

2001年にローマに留学していた時、piazza Vittorio Emanuele に住んでいました。
その1番ご近所にあった市場がここだった。

Piazza Vittorio Emanuele は、みんなから治安が悪いと言われていた。しかし、住めば都。
確かに、この辺りイタリア人より、移民の人が多い地区。この私だって肌の違う東洋人だ。と思っていた。

おかげで、美味しく安いインド料理のお店や中華屋さん、ケバブ屋さんなどあり、イタリアにいながら異国体験できた。

その近くにあるこの市場は、
18世紀からやっていて、戦時中も開いていた逞しい庶民の市場。

カンポディフィオーリ市場（Mercato di Campo de’ Fiore:ローマで15世紀頃からやっている。）、テスタッチョ市場(Mercato di Testaccio)や トリオンファーレ市場（mercato Trionfale）はイタリアらしい市場ですがこの市場は、国際色豊か。コスモポリタンのローマらしい市場です。

イタリア食材のチーズ屋さん、サラミ屋さんやお肉屋さんがあります。ポルケッタ作ってるって教えてくれた。

ローマは海も近いので新鮮な魚介類も豊富です。

また、華僑をはじめとして、インド、バングラデッシュ、パキスタン、モロッコやアルジェリアなどの人々など、ローマの中で最もエスニックな市場でもある事も利点のひとつ。
華僑の人がやっているお店なら、レンコン、長芋、大根や白菜なども手に入った。和食作りたい時は、よく利用していた。
インド系のやっているお店なら、スパイスや豆など本場の物が入手できる。

いつか、このスパイス達を買ってみたい！これで本格カレーをと思っていました。
イタリアは昔からスパイスで交易をしていた。
念願叶って、ローマでスパイス！

帰国して友達にお裾分けして、そのお友達のインド人🇮🇳の方にも、太鼓判もらったよ！と報告がありました。もう少しスパイスの勉強してまた買いに行こう！つぎは豆も！

口コミや観光本などでは、治安が悪いとすこぶる評判が悪いのがちょっぴり寂しい…
治安が日本の様にはよくないので気を引き締める方がいいに越したことはないけど…
でも学生時代、リュックを背負っていたら、インド系のお店の青年に、リュックを前に持ちなさい。あぶないよって注意してくれた。

オリーブの実やケッパーの実、サクランボや杏子のドライフルーツなども買いました。
テルミニ駅の近くなのでお近くに行く機会があれば、どうぞ！

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