「10年後の8月また」回収キャンプ【まんのう公園 キャンプレポ】
香川県にある国営讃岐まんのう公園というところでキャンプをしてきた。いろいろと思い出深い旅行だったので、道中を写真と振り返りながら、キャンプ場のレポも残したいと思います。
前書き
さかのぼること10年前の2014年、当時高校生だった私は高校の友人たちと、香川県の国営讃岐まんのう公園で毎年開催される音楽フェス「Monster BaSH」に参加した。
この時の思い出は未だに語り草になるほど思い出が尽きないハートフルな旅だったのだが、今回はそれについては割愛。
そのフェスで泊まったキャンプ場こそが、ここ「まんのう公園」であったのだ。
【宿泊内容】
今回私たちが利用したのは、トレーラーハウスに宿泊する「コンフォートキャビン」というプラン。他にキャンプサイトにテントを張るスタイルや、キャビン一棟貸しのプランなどがある。利用人数や希望のキャンプスタイルによって使い分けが可能だ。
なお、一棟貸しのグループキャビンサイトでは焚火は禁止されており、このコンフォートキャビンでのみ焚火が可能だ。キャンプファイヤーを楽しみたいのであれば、焚火台の持ち込みが必要にはなるがコンフォートキャビンをおススメする。ちなみにコンフォートキャビンは電話でのみ予約を受け付けている。
コンフォートキャビンの宿泊料は税込1万5000円。今回私たちは3人で利用したので、ひとりあたり5000円ということになる。ここにもろもろのレンタル品を加えて、最終的に19800円ほどになった(1人あたり6600円)。
キャンプ場に到着したのが午後5時半頃。すっかり日も暮れて、山の中にあるまんのう公園は静寂の暗闇に包まれていた。
受付でチェックインを済ませ、レンタル品などの手続きを行う。レンタル品を受け取ったら利用説明などを終えたのち、車でコンフォートキャビンのところまで向かう。
【キャビン内部】
キャビンの内部は非常に綺麗かつ快適。エアコン、冷蔵庫に流し場もあり、さらにユニットバスまで完備。また折り畳み式の簡易ベッドまで備え付けられており、キャンプ場にいながら個室でシャワーを浴び、ぐっすりと温かい布団で眠ることが出来る。これはかなりありがたい。
バーベキューで使用した食材は、ここに来る前に最寄りのイオンモール綾川店で購入。3人分の食材とアルコール飲料などで合計7000円ほどだった。
【バーベキュー開始】
まんのう公園の最寄りのイオンモール綾川店の横にはホームセンターコーナンがあり、そこでバーベキュー用の炭や薪が売っている。バーベキューをするのならここで事前に購入しておくことが必要だ。
・購入したもの : 薪2箱、着火剤2セット、軍手、チャッカマン
・レンタルしたもの : 炭用火ばさみ、コンロ台(4脚)
ひとしきり肉を食らったあとはキャンプファイヤー!友人が持ってきてくれた焚き火台に薪をくべて火を起こします。夏をすぎて、香川の山の中はとても涼しく虫もいない。ただただボーッと火を眺める贅沢な時間が流れました。オレの心の中の葛西善二郎が"疼く"ぜ…火火火…
【総括】
総じて満足度の高いキャンプになった。私たちのコンフォートキャビンがたまたま最奥地にあったため人眼に触れることもなく、また涼しい気候であったため虫も多くないし汗だくにならずに済んだ。
なんというかサラッとキャンプができたというか、アウトドアというよりはシティなキャンプだったと思う。結論、炭火で焼く肉は美味い。
【おまけ 香川観光記】
キャンプの前後で香川県を旅行した。写真とともに振り返っていきたい。
高松市の屋島は、源平合戦の舞台にもなった場所。ずっと行ってみたかったのだ。
屋島には瀬戸内海を一望できる遊鶴亭という展望台があるが、さすがに行けなさそうだったので、長崎の鼻という展望台スポットに行った。
二日目。まんのう公園からほど近いところにある「純喫茶ニューアスカ」へ。ずっと行ってみたかったのだが、というのもこのお店、8時から11時の朝3時間しか営業していない。来店前に電話をかけて営業しているかを確認したので問題なかった。
内装は惚れ惚れするほどに喫茶店。少しスナック感もある。創業55年らしく、随所にその歴史を感じた。もともとは夜22時までやっていたらしいが、時代の流れで今はモーニングだけの限定営業らしい。もはや文化遺産である。
香川に来たらとりあえずうどんを食べないと帰られない。とりあえず喫茶店から行ける範囲でうどん店を探しそこに向かった。まだお昼前だったので行けるだろうと高を括っていたが、さすがうどん県、向かったお店はすでに満車満席雨あられだった。なんとか駐車場を確保しうどんを食べた。美味かったです。
香川県はいつ来ても楽しい。是非また行きたい。
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