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爆走!爆走!爆走に次ぐ奇行に次ぐ爆走!

爆走!爆走!爆走に次ぐ奇行に次ぐ爆走!

「グミ食べたい」
深夜にこう思うのは恐らく一般人の思考。だから僕は一般人
「あんたコンビニ行くの」
姉貴が言う。
「深夜コンビニ行くのって結構覚悟いるじゃない。それだけほしいものがあるのね」
そんなんじゃないし。グミはいつだって食べたいし。僕が行くの西友だし。
「なんなら、西友まで行っちゃうけどね」
「えええええ」
ふん。すごいだろ。深夜でも西友まで行けちゃうんだぜ

自転車にまたがる。なんか焦げ

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たとえば、そう…「近況報告」とか

たとえば、そう…「近況報告」とか

こんにちは、お久しぶりです小原です。
世間ではGWなるものが終わり、何物でもない毎日が続いている頃かと思います。これから益々寒くなるころと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。

私といたしましては、将来の得体のしれない不安が漂いつつも、植物を愛で、書物を愛で、余裕しゃくしゃく滋味たっぷりの日々を送っております。特にドラゴンフルーツ(ピタヤ)(DF)の新芽がとても可愛いので皆さんに見せちゃおうと思

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狭すぎて袖も触れ合うLCC

狭すぎて袖も触れ合うLCC

後方に向けて親指を突き立てたキャビンアテンダントの眼差しは雄弁だった。千葉に帰る飛行機の中で僕は彼女の立ち姿を遠い目で眺めていた。

緊急時の行動の仕方を身振り手振りを用いて説明する彼女の姿を大半の乗客は気にも留めなかった。僕においても、言葉は上の空で意外にも弛んでいた彼女の横腹をぼうっと見ながら、ここ数日の出来事を回想していた。

そういえば村上春樹の「ノルウェイの森」もキャビンアテンダントとの

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回りくどいSOS

こんにちは。
お久しぶりです。小原です。
皆さんのブログの更新が途絶えてから長い月日がたったように思います。
私も最後の更新から随分と間が空きました。

このブログの皆さんの更新が途絶えたこと、それ自体に対して何か嫌な感情を抱いたり、嫌味を言ったりといった気は毛頭ありません。それは私が良い人間だと思われたいからだとか、私の更新が途絶えた言い訳にしたいからでもありません。そして、この話題に切り込むこ

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秋は夕暮れ

秋は夕暮れ

たぶん今週は僕の週だ。秋が来ている。
言の葉も紅に染まる今日この頃、いかがお過ごしだろうか。

哀愁、郷愁、愁然と。秋の心と書いて「うれう」と読む。何を愁う事があろうか、君や僕なんかが愁いたところで、秋は秋。

日が昇り、日が沈み、週は回り、月は満ち欠け。季節は巡り、時候の挨拶が移ろう。
ただ時は流れている。性質として。

生活。人が営み、育まれ枯れていく。生活、それそのものに尊さはあるのだろうか

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五月のカレンダー

五月のカレンダー

奥の部屋にはカレンダーが飾ってある。僕は時計とカレンダーが嫌いだ。奴らは否応なしに時間を意識させる。それぞれ、「1日」と「1年」を想起させる。時計は地球のように窓際で回転し、カレンダーは太陽のように壁際に鎮座する。

君達は月の初めに、何も成しえなかった真っさらなカレンダーを破く儀式に耐えうるだろうか。僕は耐えられなかった。だから、僕の部屋のカレンダーは5月で止まっている。

5月病とはよく言った

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夏見人

こんにちは。

暑い日が続いたり、暑くない日が挟まったり。僕は今、そんな未熟な夏の真っただ中。

こうやって皆の時候の文句が軒並み、そして漏れなく「暑さと風情」に染まっていくのを見るとき、僕は夏を実感する。嘘だと思っている人がいるかもしれない。しかし本当の話。僕は嘘をつかない。

町の至る所には夏の足跡が残る。蝉の嘆き、夕立の温度、西日の入射角。僕らは、そんな夏の残滓によって感傷的世界に引き摺り込

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幸せの水、水の悪魔と水曜日の作業員

みなさんこんにちは
いかがお過ごしでしょうか
「お」から始まり「ら」で終わる人です。

これは名前を隠しているふりして何も隠せていない所が面白い表現ですが、私たちの部に至っては「お」から始まり「ら」で始まる人がありふれていますから、実際に言われると誰の事かわからないのです。ブログのローテーション内ですら1人に定まらないという。

そんなこんなで、どうも小原です。
皆さんがいかがお過ごしかどうかより

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僕のホルマリン漬け

 事は3月27日OBライブまで遡ります。盛況を極めたお祭りも、賑やかな宴も終わり、宴もたけなわではありましたが、未だ私の熱りは冷めやらぬままでした。いざ二次会へと乗り込むぞと意気込み腕捲りをするも束の間、皆はめいめいの方角へ、それぞれの明日へと帰路に着くようでありました。悲しいかな彼らには帰るべき能動的現実があるようです。出荷前の余生の身たる私の胸中には、颯然と冬風の如き孤独感が吹き通るのでありま

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