お疲れあの子はご機嫌斜め。
今朝、目が覚めて布団から出ると部屋の空気がスンとしているのに気が付いた。
時計を見ると午前三時半、最近睡眠が細切れで深い眠りとはご無沙汰である。
あまりにも夜中に何度も目が覚めるので睡眠導入剤に興味が出ている今日この頃。
部屋の窓を開けて空気を入れ替えようと思ったらヒュウとひんやりした風が吹いてきたのですぐに閉めた。
それから今季初のエアコンの暖房を入れてみた。
夏の間に渾身のフル稼働してくれたエアコンだが、冬は小型のファンヒーターとホットカーペットで寒さを凌ぐので登板回数はそれほど多くはない。
とはいえ本格に寒くなると朝の出かける前の短い時間などにお世話になるので試運転である。
リモコンをピピッと操作して冷房から暖房に運転切り替えをする。
しばらく無音だがそのうちにシュゴゥと音をあげてボボゥと温かい空気を出してくれた。
よしよし問題なく動くなと思っていたら違和感に気が付いた。
それは送られてくる暖気がひどくかび臭いという事だった。
ムムッと思ってすぐに運転を止めた。
エアコンがおとなしくなってからカバーを開けてフィルターを見るとびっしりホコリがついていた。
あちゃーこれはいかんなと思って夏の手入れを怠った自分を攻めた。
まだ早朝なのであまりバタバタと掃除をしてうっかり妻を起こしてしまうとケンカ勃発案件なので古タオルを使って静かにホコリを取り除いた。
それからカビ取り剤を本体のアルミフィンに吹き付けて乾くのを待った。
小一時間放置して綺麗になったフィルターを戻してカバーをはめて再び暖房をつけてみたらかなりマシになっていた。
やれやれとりあえずはこれで何となく大丈夫かなと思ってホッとした。
少し調べてみるとエアコンはオフシーズンになったらフィルターの掃除はもちろんの事アルミファインがカビないように三時間から五時間の送風運転をすることが大切らしい。
いやぁ知らなかったなぁと思いつつ今度からは季節の変わり目のメンテナンスはより丁寧にやろうと決めた。
今のエアコンは使い始めて六年目、結構年季が入ってきたがもうひと踏ん張りしていただきたい。
夏は涼しく、冬は暖かくしてくれるエアコンは何だか面倒見のいい肝っ玉姉さんのようだと思いませんか?
そんな姉さんとこれからも上手くやっていこうと思いながら昨日の晩御飯のお話を。
少し帰宅が遅くなったので簡単に麺類。
乾麺の蕎麦を茹でる。
スダチを六個薄~くスライス。
ネギを小口切り。
冷凍庫にお惣菜の鶏の山賊焼きがあったので解凍してトースターで炙る。
ピーマンを輪切りにしてラップをして600Wのレンジで一分チン。
まだ熱いうちに昆布茶を少々振りかけてよく混ぜたらピーマンの浅漬け風の出来上がり。
蕎麦が茹で上がったら冷水にとってよく締める。
二倍濃縮の麺つゆを冷水で緩めたらそこに蕎麦を投入。
上からスダチをびっしり並べてネギを乗せたらスダチ蕎麦の完成。
うん、まあ時間も遅いしこんなものかなと思って妻を呼ぶ。
昨日のお酒はハイボール。
Amazonのセールで新しい炭酸水を買ったのでそれを試してみたかった。
グラスに氷を詰めてウイスキー、炭酸水を注ぐ。
いただきますをして乾杯。
チュッと飲むと炭酸の刺激が強い。
うん、これは良いなと思いつつもう一口コピッ。
ではピーマンから食べよう。
輪切りにしてレンチンして昆布茶で和えただけだがピーマンのほろ苦い味と昆布茶の塩気のある旨味が合わさるとなかなかイケル。
ちょっとしたつまみにもなるし箸休めにもなるお手軽な一品だった。
次に山賊焼きをいただく。
足の部分を持って豪快に齧りつく。
ムシャリと噛み切ると焼いた鶏肉の香ばしさと甘辛のタレが良い相性である。
山賊焼きは地元の料理の中でも豪快で食べ応えがある。
本式は炭火で焼くのだが、お惣菜でも十分その雰囲気が楽しめる。
妻の好物なので今度は自宅でお店の味を再現してみようと思った。
二杯目のハイボールを飲みながらメインのスダチ蕎麦をいただく。
あらかじめ別に用意しておいたスダチを追加で絞る。
ツツツッと啜るとスダチの爽やかな酸味が口の中でブワッと広がる。
あっさりしていて清涼感満載の一杯である。
スダチは野菜の直売所でニ十個百円で買った格安品だが香りが高くてとても贅沢な味だ。
妻もこれはさっぱりしていて美味しいねぇと言いながらツルツル食べていた。
私は酸っぱい食べ物が好きなのでこれは大正解だった。
スルスル、ゴクゴク食べて飲んでご馳走様。
昨日のお酒は炭酸水のお試しだったので二杯でストップ。
うん、なかなかいいご飯だったなと満足して片付けた。
何でも週末の雨から気温がぐっと下がるそうだ。
北海道はもう寒くて暖房必須らしいが、こちらはまだ心地いい気候である。
日本は狭いようで広いなぁ。
あ、うわさの雪虫は見たことが無いです。
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