壊れかけの…
困った、今日急にスマートフォンの調子が著しく悪くなった。
朝出かける時はに充電器から外した時には100パーセントだったバッテリーの残量がお昼前には7パーセントまで低下していた。
一瞬、ええっ!と思って急遽バッテリセーブモードに切り替えたが焼け石に水ですぐに充電がゼロになった。
こんな時に限ってモバイルバッテリーを家に置いているというポカもあり、昼からは電話無しで半日をどうにかこうにか過ごした。
緊急の連絡事が無かったのが幸いだが、さっき帰宅して充電器にスマートフォンを差し込んだらしばらく何の反応もなく、一分くらいして充電が開始された。
思えば十日前くらいから挙動が怪しくなってきていた。
アプリを開くのにやたら時間がかかったり、指紋認証がまるで反応しなかったりとちょっとした不具合は出ていた。
確か二年くらい前に買った安物のAndroid端末なのでそろそろバッテリーが寿命なのだろう。
そうなると早急に機種変更をしなければと思って帰宅してすぐにパソコンで近所の携帯ショップの予約サイトを開いてみたが明日は予約でびっしり埋まっていた。
最短で明後日のお昼が空いていたので慌てて予約を取った。
明日一日をどうやって過ごすかが課題である。
当然モバイルバッテリーは持ち歩く。
後はバッテリーセーブモードを維持して無駄に電源を入れない。
とはいえ用事のメールやLINEなんかも届くのでそこでの電池の消耗は避けられないだろう。
とりあえずだましだまし使って明後日機種変更をしたい。
ちょっとした連絡をするときにスマートフォンが使えないというのはとても不便である。
頼みの綱の公衆電話も今では絶滅危惧種だし、人に電話を借りるというのも難しいだろう。
便利な万能機械であるスマートフォンも電源が入らなければかまぼこ板よりも役に立たないただの鉄の塊なんだなぁと改めて文明の利器に頼っている生活の不確実さを知った。
というわけで明日は故障寸前のスマートフォンを携えてドキドキで過ごす一日になりそうである。
早く明後日になって機種変更をしたい。
次はどこのメーカーのものにしようかなぁ。
困っているのと同時に新しいスマートフォンが手に入るというちょっとした楽しみも浮かんでいるのは事実ではある。
さて、どうしようかなっと。
そんな軽い不安とワクワクを抱えた私の昨日の晩御飯がこちら。
昨日はホッケがメイン。
まずは副菜づくり。
薄切りの豚のタンが安かったのでそれをキャベツと人参、もやしと一緒に炒めた。
酒で緩めた味噌で味を付けたちゃんちゃん焼き風の野菜炒め。
もう一品は小松菜の塩昆布和え。
小松菜を熱湯でさっと湯がいてから水気を切って塩昆布と和えるだけであっという間に出来上がり。
副菜を作りながらホッケも焼いておく。
汁物は昨日はお休み。
糠漬けは人参。
ホッケが焼けたら晩御飯の始まり。
妻を呼んでいただきます。
まずは小松菜の塩昆布和えから食べる。
シャキシャキとした歯ごたえと青っぽい野菜の味がして塩昆布だけの潔い味付けがあっさりでちょうどよかった。
あ、ちなみに昨日は休肝日。
次は豚タンのちゃんちゃん焼きを食べる。
クニクニしたタンの食感と甘めの味噌の味のついた野菜たちがシャキシャキでこれは初めて作ってみたがなかなかいいおかずになるなと思うお味。
何より野菜がたくさん摂れるのがありがたい。
糠漬けをかじって口の中をリセットしてメインのホッケをパクリ。
ホッケは小骨もほとんどなく身離れのいい魚なので好きである。
モグモグと噛んでいると魚の旨味が口にあふれて日本酒で追いかけたくなったが我慢我慢。
大根おろしが無かったのが片手落ちだが十分満足できる味だった。
妻はホッケが大好きなのでパクリパクとよく食べていた。
簡単な料理ばっかりだが献立でダブることがなかったので及第点だろう。
二人で食べて綺麗に完食。
後片付けをして、早めに就寝。
明日は何事もなくスマートフォンを使う場面が極力ありませんように。
いざというときは頼みますよモバイルバッテリーさん。