母になって失ったもの
人生の大きなイベントのひとつ
母になって失ったものがある。
それは"頭をフル回転せずに日常を過ごすこと"
え?そんなこと?
と思いましたか?
母の頭の中は思った以上まわりにまわりまくってるのです。
例えば朝起きたとします。
母になる前は
「朝か〜仕事だるいな〜」とのそのそ起きますが
母になると
「朝だ起きて朝食弁当作らなきゃ。今日は長女は予定があるから早めに起こして、長男は風邪気味だから熱測らないと。もし熱出してたら休みの連絡と、仕事の調整もしなくちゃ。次男はおねしょ大丈夫かな?イヤイヤ期で機嫌を損ねると大変だから次男も早めに起こして、あ、やば、保育園の提出物今日までだったなどこに置いたっけ。とにかくみんなが起きる前に自分の身支度ある程度終わらせておきたい…。」
ひとつひとつが何気ないことの様に見えますが、この何気ない積み重ねをさぼると後悔することになるのです。
特に子どもの不機嫌による登園拒否。これが勤め人には非常に痛く辛い。
育児はノンストップです。
常に先に起こりうることを考えて行動するのは親なら共感できるのではないでしょうか。
イレギュラーな事でも対応できる力もめきめきと鍛えられています。
独身の、ふら〜っと外に出かけたりその時の気分でふわっと毎日過ごして懐かしい。失った時間の過ごし方です。
けれども育児が終わればまた自分ペースの過ごし方に戻るでしょう。
嵐の様に過ごす毎日を少しは噛み締めておこう。
母と明記しましたが、父もばばもじじも誰でも育児に関わる人はすごい。
きっと常に頭の中フル回転。頭の中回しまくりながら子育てしててえらい!と自分を奮い立たせ、糖分を補給する母でした。