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矢印の先の特等席
いつもチームで仕事をしてきている。
お店というチームづくりを長くしてきて、
今は複数のお店を統括する仕事をさせてもらっている。
常に、チームで最高のパフォーマンスをどう更新し続けるか。
個人ですごい人は居るし、ひとりでやらせた方がスムーズな人も居る。
でも私たちは、仮に一人で120点を叩き出せる人よりも、70点の集まりでも×5人ならお店として350点の力が出せる。
何なら人と人との化学反応で70点Aと70点Bの組み合わせだと、140点じゃなく150点出せるね!ってこともよくある。
多ければ良いってものじゃないし、誰でも良いわけでもない。パズルのピースを埋めるように、チームに不足している力をはめていく。
強みの活かし合いと、弱みの補い合い。
これが面白い。
ただ、事業としてやっている上で
当然チームが成果を生まない時もある。
どこかの歯車をメンテナンスすれば、スッと抜けることもある。
でも、一向に抜けない時もある。
そんな時は決まって、チームに問題があるんじゃなく、私たち管理者側に問題がある。きっとある。
メンバーは素晴らしいのに、最大限力を正しい方向へ発揮してもらえていない私に問題がある。
先日、昔一緒に働いていた先輩と飲んだ。
商売っ気が強く、誠実に熱く、人望にも情にも厚い人。
当時、この人の考え方、想い、行動にずいぶんと感化され、人間力をまざまざと見せつけられていた。憧れていた。
久しぶりに、お互いの仕事の話を真面目にして。
「長期的になにかうまくいっていない時って、だいたい自分に原因があるんだよね。」とその人が話していた。
そうそう、この考え方、この人を見て学んだのかも。と懐かしく感じた。
いつでも、矢印を他人に向ければ気持ちが軽い。
でもそれは同時に操縦困難もしくは不能を意味していて。
いつでも、矢印を自分に向ければ気持ちは重いが、解決が早い。
自分の操縦は自分が一番得意。
予想外のことがたくさん起こる毎日に、
それでも矢印は自分に向け続け、
いつも【自分次第で何でもできる】立ち位置に、特等席に、居たい。
今日の東京は雪。
北国育ちの私には、在宅でありながら心躍るプレゼント。
花火大会を見るように、降る雪を見る。もうすぐベランダで雪だるま作れそう。