【diary】2020.10.31〜2020.11.6
10月31日(月)
出社、一時帰宅、Zepp Diver City Tokyoへ。待ち侘びていた4s4kiちゃんのツアーファイナルExtraステージ。
10月にツアーやることは8月の半ばからわかっていたのだが、東京公演は仕事が繁忙期真っ只中で無理そうだな……と諦めていたんだけど、8月末にこの朗報を得て、先行抽選でチケット奪取。
もう散々自分のインスタとかで呟いたからいうこと無いんだけど、「6666円でこんなもの見せてもらっていいんですか?」と。
紗幕に投影された電脳郷のPV(ここで初披露)の美しさにまず開始2秒で涙流す。4s4ki本人はその幕の裏側から透けて見えて映像の動きとリンクしている。この演出がとんでもない。映像も写真も撮っていいんだけど、スマホ出す瞬間さえも惜しくて目視していたかった。LOGOUTに移る時に幕が降りてご本人降臨。この演出だけでもうチケット代元取った気持ちです。
(これを書いているのが11月13日です)
セットリストについても申し分なし。これを書いているのが11月13日だけど、2週間近くほぼほぼ毎日何回も電脳郷聴いちゃっているね。
はっきり言って今年見る・見たあらゆるエンタメの中でこれを越えるものはもう現れないでしょう。
4s4kiは弱くて儚くて脆い。でもとても優しくで最強。
MCの言葉1つ1つに嘘がないとちゃんと感じられる。
僕はたまに死にたくなっちゃう時が来る、みんなはどうかな。でもね、僕が守ってあげるから。というような趣旨の(ざっくりですみません)MCからブラックホール・Paranoiaと畳み掛けるところでインタラクティブなコミュニケーションが出来たと勝手に感じている。
どんなエンタメにおいても「ファンの皆さんのおかげで表舞台に立てます」なんていう言葉腐るほど聞いてきたけど、ここ最近で一番説得力があったのが彼女の言葉だった。みんなのおかげで僕は曲が書けるんだって言ってたかな。そのおかげで私たちは4s4kiちゃんに守られている。彼女の愛をたくさん受けました。彼女の強いところは「悲劇のヒロインにはなりたくないのに」と歌い上げるところだなぁとか。そこから「生き辛い世を捨てろ」という強い言葉が出てきたり。最強ですよ。マジ最強マジ卍。VJ,照明との呼吸もぴったり。音だけではなく視覚でもめちゃくちゃ楽しませてくれることまで含めたら6666円は安い、でしょう。
はっきりと書くんだけど、普段のDDTの現場のサイン会・チェキ会より私は今回板の上に立つ側の気持ちをちゃんと感じることができたし、私も彼女に気持ちを伝える(彼女が私たちの気持ちを受け止めてくれる)ときちんと感じた。一方通行の思いじゃなかったな!物理的距離が近ければ近いほど気持ちが伝わるかといえばそんなことない。文字に起こしてみれば当たり前のことかもしれないけど、改めて。
私にも相手にも「こなしている」感覚が一切なかったのがまず大きい。興行の種類も頻度も違うから同じ土俵で比べることはできないのだけど、Zepp DiverCityという広さでこのインタラクティブな感覚を味わってしまった以上、「さて……私はこれから何のエンタメにどうお金を使うか……」を考えるきっかけになった。サイン会やチェキ会は気持ちを伝えられる交流の場として良いのだけど、そんなもの初めからなくったって4s4kiちゃんはあの場にいたお客さんの顔一人一人遠くまで見ようとしてくれるから信頼できちゃうな。お客さん私より1回り以上若い子たちが多いけれども、それも承知の上でしばらくこのチームについて行く。何より「好きなものには好きと胸を張りたい」と4s4kiちゃんが言ってくれたから今の私があるので。
11月1日(火)
前日が遅かったので在宅勤務にしておいて正解。しばらく余韻から抜けられず仕事どころの騒ぎじゃない。仕事終えたらDDT後楽園、D王の初戦開幕ですね。いくらご近所とはいえ31日、1日と夜に予定入れたくないし家でだらだら見るつもりにしていたので家で酒飲みながら適当に見ていた。
一番楽しみにしていたのはダークマッチのフェロモンズ討伐試合でした……これだけは生で見たかったんだけど……苦笑。11月1日付で討伐隊長に彰人副社長が就任しましたね。どう、人事発令っていうのは日付はキリがいい日付だけど実稼働はそれよりも前だよね。っつう人事総務ドカタの感想。まずこれだけ見届けてから風呂入って適当に流しながらご飯の支度していたから所々見ていない。これを全部追いかけようとするのもめんどくさいので、見られなかった部分は要所要所見たいところだけ見るでいいでしょう。平田くん彰人副社長ファンタスティックと私と同世代の活躍が見られ満足です。
11月2日(水)
出社。翌日が休みであることだけが救い。
夫が6日まで北海道旅行に旅立つ。しばらくネコの世話係だ。
11月3日(木・祝)
舞台を見に行く。
松澤くれはさんの舞台は私が大学3年生の頃から見ている。まだ本人も早稲田の学生だった頃から。ここ最近は見たり見なかったりしていたけど、今年は松澤さんの小説「明日のフリル」が良かったのもありまして。
これも初演・小説・再演とあって、それだけの話題作を全部スルーしてしまっていたのだが、令和4年にして「推しという概念」に触れた今見たらわかるだろうかと思って行きました。
ご本人もスペースで「りさ子は平成の歌舞伎なので」とおっしゃっていたけど……。原作の小説・今回の台本セットと、チェキアルバムを買いました。ちょうどチェキアルバムなくて困っていたのと自分への戒めも込めて。
面白かったよ。狂気じみているのは初めから分かっていたのでその狂気じみたラストまで含めて。私はラストのシーンで笑った。
りさ子の狂気さも、裏垢愚痴垢で推しのことDisる感覚もファン同士の潰し合いも、それだけじゃなくて最後板の上に立つも俳優や演出家のずさんな部分も含めてめちゃくちゃになる末路に笑っちゃった。(未だ台本小説読んでないや。小説読んだらもっと細かく書いてあるんだけど)良いドキュメンタリー作品だったと思います。
一方で自分に落とし込むと、「あー私って性格別にそんなに良くないから同担歓迎なんて決して言えないわ。」「金を詰んだものが一番という思想もだるいわ」「応援するって何だろな」「てか金を詰んだものが一番と思っているだろう人とはこちらから縁切りたいわ」とか色々思いましたね。現実そうなのかもしれないけど、金を詰んで時間を割いて現場に出向くことだけが愛だとしたら私はそんな愛し方できないし、私がそれをやると自分が破滅するしただの依存だし。「好き」だからどこまでも遠征する人の姿を見ている一方で地方在住で遠征は出来ないけど「好き」の形を表現して届けようとしている人たちもTwitterで見ているよ。
私も現場で「ああここ最近見るあの子、Twitterのアイコンあの子、○○の列だけ並んでるけどなんで?」「悪目出ししてるんだよねぇ」「好きっていうならもっと箱で金積まないの?」「ブサイクのババアのくせに」とか思われてんのかな。ウケちゃうな。そう思われててもいいや。だって板の上に立つ側も、見る側も、みんな1人の人間だもの。てかそこまで興味持たれてもいないか、単に私が自意識過剰なだけですね。
裏では色々思うことあるけどそれはみんなそうでしょう?
11月4日(金)
かろうじて出社。午後休取って精神科定期通院。
一時帰宅して夜は整形外科。
担当の理学療法士さんが熊本出身の人だから、ヤクルトの村上選手の話をしていた。どのチームがというよりこの選手が好き、という見方で野球見てますって言ってたのでそれはそれでアリだよね。何事も。
後なにしてたか忘れた。あ、3日のD王グランプリの試合所々見た。
納谷くんよくがんばりました。
ハリマオVS CDK&RSPの試合は異文化コミュニケーション味が溢れていて微笑ましく、そしてタイトル戦でもない故にか変な緊張感なく樋口さんが生き生きしているように見えた。案外見てんだね。DDTの試合ね。
11月5日(土)
向かうは横浜関内ラジアントホール。DDTFREEの昼興行と元々チケット取っていた夜興行と。
3日にりさ子見た後に向かう現場、さあ自分の気持ちはどう変化する?と思っていたが、懲りずにまた朝、チェキ用の応援ボードを仕込む自分に半分呆れる。私にしては珍しく、どうしてもKANON戦は勝って欲しかったんですよね。好きなのはMAOさんかもしれんが、基本誰の物語にフリーライドするのが面白い精神で試合を見ているので。だからかなり珍しい。今後あるかもわからないほど「勝って欲しい」という気持ちが強かった。つーか「この試合は落とせないのでは」と、スポーツ観る人の視点かなあ。その方が気持ち楽だったりする時もある。
というわけでそんな「しか勝たん」ボードを仕込み、いざ現場へ。夜の服装考えていたらチェキの時間ギリギリで現場に滑り込み。ボードに日付も入れていたのでチェキ撮ってくれた加藤リングアナに「あ、今日の日付も入っているから今日のためのボードなんですね〜」って言っていただけたの嬉しかった。もう変に人の目を気にしても仕方ないけど、褒めてくれる人もいるもんなんですね。
来年からはFREEもないし、前述の通り見たいものが他にもあることを踏まえ今までみたいに月に4回も現場いくことはなくなると思います。
覚えていて欲しいのも私のエゴだけど、それでも「フリップ芸のあの子だな」ってまた思い出すきっかけになったらちょっと嬉しいな。と思ったので緩やかに継続する所存です。
4s4kiを観て感じた事と矛盾はしてるけどあればサイン会もチェキ会も、行くには行く。が、ただこなすだけでは無く、自分の中でどういう気持ちでそこに行くかを考えるようにします。こなしているな、私が、と思う瞬間は自分にとってもダメージなので、その瞬間をなるべくこなさないようにね。回数重ねるとこなしがちになるから現場に行く回数も厳選してこなさないように、という気持ちもあります。
まあ、負けちゃったんだけど。
昼のサイン会はちゃんと今成”F”夢人のポートレート買いました。
喋ることないのに買うのは気が引けちゃうんだけど、10月末のリモートサイン会でTBSラジオの橋Kの話してたのがめっちゃ面白かったのでその話をしに行きました。アトロクもOverthesunも聴いてますよ!そこからここに来たよ!っていうのを伝えられて良かったですし、今成さんはそこに答えてくれる方で良かったです。普通にかっこいいしね。
アイドリング時間は近所のサイゼで友人と飯を食う。
大学駅伝と大学ラグビーと大学野球の話してた。私自身は多趣味ぶっているだけなのですが、話題に一貫性がないのが非常によろしい。
もっと周りと比較することなく好きに応援できればいいのにね。現場で知り合いなんて作らない方が健全なのかもしれないのにね。
もちろんそれが所以で話をするようになった方々もいらっしゃるし、もっとお話ししたい方もいるので一概には言えませんが、結局人間関係だからね。最後はね。って突き詰めていくと結構自分もブルーになってしまうし私なんかが声をかけて、と思う気持ちも否めないのですが。少なくてもこのnote読んでくださってる方にはありがとうの気持ちをお送りします。
11月6日(日)
前日の反動からなにもせず。全日本大学駅伝見て、結果だけラクビーも追って、その後Abemaで東京六大学野球の早慶戦見てゴロゴロしてた。
六大学野球はたまに星取表だけ見ていたけど、まさかこの早慶戦の結果で慶応の優勝か明治の優勝かが決まるとはつゆ知らず。だから早稲田が勝てば良かったんですよね。早慶戦見てたら因果関係別にしても早稲田を普通に応援しちゃうので、結果論早稲田勝って良かったわぁ。
早稲田生はリーグ戦の優勝云々置いといて慶応に勝てばいいっていうもんね。知らんけど。
この調子で大学ラグビーも上位4校の争いが本格化ですね。あと帝京と早稲田が控えてるー。
12月の第1週目の日曜日は大学ラグビーをなにかしらの形で見るのが私の年中行事のため、D王決勝をどうしようかと思っている所存。(レディースシート外れてからやる気を失ってチケット取っていない)
仕事について特に書いていないのは、なにがあったかを思い出すのもめんどくさいから。ちゃんと働いてたよ。