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ギクッとするし、そうそう

1216文字
こうして社員は、やる気を失っていく...

衝撃的なタイトルですが、なぜ社員がやる気を失う瞬間があるのか、とても明確で、タイプ別に改善策も的確に書いてあるので勉強になりました。

会社の組織、上司がこんな感じだと、社員や部下が確実に「やる気がなくなるよ」っていうのをいくつか簡単に紹介すると、

・まず上司自体が会社に批判的である

・「適当でいいよ、こんなもんでいいよ」という上司

・何か提案しても、「ウチの会社はこういう体質だから」という上司

・いろいろな意見を言っても後回しにする上司

・理由や背景を説明しない上司

・一方通行の指示をするだけの上司

・決定できる部分を与えない 、話を聞かずに結論を出す上司

・言うことに一貫性がない上司

・自分の感覚だけで人を評価する上司

・いつもピリピリしている 、仕事を押しつけ合っている上司、組織

・前例があるものしか取り入れない、過去の成功体験から抜けられない上司、組織

・失敗を部下のせいにする上司

・上司自体がなりたいモデルと一致しない

ざっと、こんな感じ。

たしかに、
自分の部下を見て、はたまた自分の上司を見て、「ギクッとする」か、「そうだそうだ!」と思うことはいくつかあるのではないでしょうか。

現在、中間管理職にいる立場の人にとっては、両方向に思うところがあるはずで、「新人がなかなか定着しない」とか「部下がなかなか言うことを聞かいてくれない」という悩みがあったり、逆に「上司になかなか認められない」とか「全く今の上司に憧れない」とか、それぞれあるのではないでしょうか。

部下にやる気になってもらうため、もしくは自分がやる気を失わないために、やはり自分からそういったモチベーションを下げない行動、言動にひとつひとつ変えていくしかないのでしょう。

この本には、改善策も丁寧に書いてあったので、必見かもしれません。

最近は、人の「成長」という部分をよく考えておりますが、

成長できる人の特徴として、
年齢や立場の上下など関係なく、人から受ける意見やアドバイス、フィードバックを聞き入れて、耳が痛くなるような指摘やダメ出しも受け入れる。それを自分なりに理解し、自分を成長させる糧とし、自らの行動に落とし込んで進んでいける人だと思います。

一方、成長しない人の特徴は、
人からの意見を極端に嫌い、否定と捉えていて、自分の考えが常に正しいと信じ、劣っていることでも認めようとしない。
アドバイスやフィードバックを言われても否定的なため、周りに言ってくれる人がいなくなって、その結果、正しい方向がわからなくなって、成長の機会を自ら失っていく。

それだけではないと思いますが、「ひとの言葉に耳を貸さない人」ほど、生きる上で損をすることはないと思いますので、
聞いて、間違っててもいいから自分なりに行動を変えていくことは、自身の成長をドライブさせていくのではないかと思います。

やる気を失わず、皆に成長してほしいと願い、共有いたします。




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