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寿司もポジションも『上』のほうがいいよね
1463文字
組織はどこの会社もピラミッド型▲です。
逆三角形▼の組織は見たことありませんし、あるのかもしれませんがそれはとても『いびつ』です。(使われるより使う人のが多くなっちゃってるので)
会社に入社後は、大抵は一番下から始まって、ピラミッドの一つでも上に上がりたいと思うもよし、そのままでいいと思うもよし、いつか頂点に立ってやると思うもよし、といった感じ。(起業してピラミッドを自分で作るもよし)
でも、どうせなら会社でもっと自己裁量権(自分の裁量で決められる権利)を獲得したいし、人や部署のマネジメント(管理)もやってみたいと思うのが一般的ですよね。会社もそうあってほしいと思っているはず。
だとしたら、その方法をもう少し考えてみても良さそうです。
今の時代、ブラック企業だのサービス残業だのとても厳しいので、雇われて働く人にとっての権利が強いというか、労働時間を守ることが大前提となっています。
そうなると、(あくまで時間だけの話)
みんなと同じ時間だけキッチリ働いて、
みんなと同じだけキッチリ休んで、
みんなと同じだけ勉強(インプット)して、
どうやって同僚や先輩を振り切って、上に駆け上がれるのでしょうか?
まあ、できませんよね。
同僚ならまだしも、ましてや少し上の先輩たちがゴロゴロいたら、知識も経験も劣るので完全にアウト。
冒頭にあるように、ピラミッド型▲ということは、上にいけばいくほど、イスは少なくなっていきます。
みんなと同じ時間だけ働いていても、やがて順番が来て、『はい、どうぞ』とはなかなかならないし、そのイスはほぼほぼ増えることもありません。
ということは、出世なんて与えられた時間を普通に働いているだけでは、大抵はできないってことです。
だけど、人の『能力』だけで勝負が決まってしまうのは、どうなんだろうと思ってしまいます。
例えば、同じ仕事を1時間でやる人もいれば、3時間の人もいます。昔はここを3時間の人が『見えない努力』でカバーして、ピラミッドに上るレースに参戦できていたはずなんです。
じゃあ、今の時代、どんな方法で勝ち抜けばいいのか?
答えは……
やっぱりないんですよ、地道な『努力』以外には。
裏技なんてありません。
結局、自分の得意分野で突き抜けるしかありません。
見えない地道な努力を死ぬほどするしかありません。それを努力と思わないほどに。
『労働時間を守らないと』とか、どうこう言ってる人は、もう既にレース外だと思います。(※上の立場にいる人は形式上、管理しなきゃいけないからそりゃ言うよ)
毎日の仕事を反省し、復習し、さらに翌日以降の予習をして、高速で改善をしていく。そして必要なこと(足りていないこと)の勉強もする。ここはもう労働時間とか関係ないんです。
たくさんの時間を割くしか勝ち越す方法はありません。効率がどうこう言うのはその後だと思います。
能力がないと感じている人は、そうやって追いついてレースに参戦していくしかありません。
同じ時間だけ働いていたって、絶対に勝負なんて勝てっこないので。
能力がある人だって、さらに上に行くために同じような見えない努力をしていることは察しがつきます。なので同じ労働時間や勉強(インプット)の時間では永遠に追いつくことはできませんよね。
なかなか厳しいような記事になってしまいましたが、これが現実でしょう。ぬるま湯のような、仲良し会社もたくさんあると思いますので、一概には言えませんが。
以上、観覧席からレースを楽しんでいる私から共有いたします。