The Hunchback of Notre Dame -ヘルファイアという地獄の炎-
ついにこれを語る時がきてしまったか・・・・・・・
ノートルダムの鐘を見た事がない人でも見た人でも、
この映像を見てください。
ブロードウェイキャスト版の音楽録音の様子なんですが、なんかもうこの映像だけでわたしは泣きました。。。。そもそもこの映像の完成度が高いんですけどね。。。。はあ。。。つら(好き)。でもサムネはダサい。とにかく、
まずこの映像の何がすごいのか、説明してもいいですか?
ただのメイキングだと思ったら火傷します。というか侮ってはいけません。アメリカのメイキング文化はレベチです。本当に勉強になる。出演している役者に対してのこのカメラの距離感。ほどよく夢を見させてくれるボケ感。いい映像って音で構成されているので、音楽を聞いているのと同じ脳みそが刺激されるんですよ。これは持論ですが本当だと思います。
グレーグレーソング(Great Great song)なわけですよ・・・。全てが。
ディズニー作品の中では大人向けのメッセージが込められています。貧困・人種差別・障害を持って生まれた人に対してどうコミュニケートしていくか。
なんか面白いことに、役者がキャラクターそっくりなんよ!!
そこも面白いから、みてください。
で、本編を見て、またこのメイキングに戻ると感動が押し寄せてきて溺れます。ちなみにこの映像は運営に消され、誰かがUPし、消されを鬼ごっこしているうちにディズニー公式が「しかたねぇな」って上げてきました笑
この作品が大人向けというのは、ヴィランスの描写にあります。
原作と異なりハッピーエンドで終わるが、ディズニー作品としては珍しく、非常にシリアスで重々しい描写もある。後述のように興行的には伸び悩んだが、画面の美しさは黄金期再来といわれる1990年代長編ディズニーの中でも屈指の作品で、ストーリー・音楽も合わせて評価の高い作品となっている。
前述した通り、テーマ性を考えると子供には本質を理解出来ないのではないかと思います。でもこうやって大人になって見返すと、本当に素晴らしいことに気づかせてくれるし、これこそディズニーがやるべきことなんだなぁと思っちゃったり・・・してさ〜。
ターザンや、ライオンキングのヴィランズはどこかファンタジーな側面があり、クスッと笑えるキャラクターです。翻弄されていく感じが可愛い。
でも、ノートルダムの鐘のヴィランス「フロロー」は、マジで怖い。
こんな人上司にいたら普通に退職する。むり。
男尊女卑・変態・強欲・レイシスト。
年齢設定も、良かったと思います。おじいちゃんなので、どこか「可哀想」と思える隙をディズニーは与えている気がします。
でも私はヴィランズ様が好きなので(創造として)、彼が教会の炎の前で怒り狂う「地獄の炎/Helfire」という曲が大好きなんだー!
ネタバレしますが、フロローはパリに住むジプシー「エスメラルダ」にひどい扱いをするくせに、「あの女を見ると胸が熱くなる」とか歌い出して、つまりはレイシストながらそれに欲情しているというまさに変態の頂点みたいな内容の歌です。ディズニーこえええ。。。
でもこれが超名曲なんだよなぁ。。
アランメンケンさんも、メイキングで
「この歌がお気に入り!」っておっしゃられている。
虹を描ける人は、地獄の色も表現出来るんだなぁと。
クレヨン何色もってんのって話ですよ。
今日話したかったのは、どっちかというと音楽収録のメイキングを見て欲しいということでした。
作品は、ひとり静かに見て欲しいです。
世界の見方がちょっと変わるよ。
また、この作品にはわたし自身にも共通点があって
・パリが舞台ということ
・障害者を扱っていること
・宗教
などなど、また今後書きたくなったら書いていこうかなーと思っています。
ディズニーデラックスに再加入してからというもの、
ターザン・ポカホンタス・ノートルダムの鐘、そして今日はリトルマーメイドを見ました。
アリエルかわいい。。。。本当にかわいい、、、くるしい。。(すき)
29日目に解約しないと700円かかるから絶対覚えておかなきゃ。
(しつこい)