自己肯定感と思考の整理
最近、「気持ちを言葉にできる魔法のノート」という本を読みました。
著者は梅田悟司さん。心理学や精神科医の人かと思っていましたが、コピーライターさんとのことでした。
昔から
「会議の場で自分の意見をうまく伝えられなかったり」
「話しているうちに何を言っているか自分でもわからなくなる」
といった経験があり、最近特にそう感じる場面が増えてきたので電子書籍で購入しました。
本に書いてあった「T字型思考法」を実践してみたので整理してみようと思います。
■T字型思考とは?
・自分の頭の中で浮かんだ言葉(本では「内なる言葉」と呼ばれています)をひとつ選ぶ。
・選んだ言葉に対して、以下2ステップで思考を深める。
①それで?本当に?と問いかけることで考えを広める
②なぜ?と問いかけることで考えを深める
・これを繰り返すことで自分の考えが整理され、内なる言葉の語彙力も増えて育ってくる。
■実践
・内なる言葉=自分は自己肯定感が低いかも
「なぜ?」
+最近家や休日中も仕事のことを考えている
+ただ考えているというよりは終わっていない仕事が気になっている
+終わっていないことで仕事を依頼してきた人の顔が目に浮かぶ
+ぐるぐる頭の中を反芻している状態
「それで?」
+毎日感じている嫌な感情から抜け出したい
+誰かの目を気にせず毎日を過ごせるようになりたい
「本当に?」
+自己肯定感セルフチェックシートで12個中7個チェックがついた
半分だったので実際は重度に低いということではないかも
+高校時代に友達に「自己肯定感が低い」と言われたことがある
+ただ当時のその1回だけでそれからずっと自己肯定感が低いということは
なかった。
+大学受験、サークル活動やっているときは高かったし、社会人になって
からも自己肯定感が高まっている場面はあった
「結論」
+最近忙しくて自己肯定感が低くなっていただけかも
+終わっていない仕事もあるが終わっている仕事もある
+人生で常に自己肯定感が低いということではなく、高い場面もあった
+大事なことは「自己肯定感は上下する」ということを認識し、
「自己肯定感が下がっている」場合はそれを回復させる方法を、
知っておくこと
「感想」
・なぜ?それで?本当に?と問いかけることで、思考が整理されたり、自分の認識が間違っているかもと気づくことができました。
・また紙に書き出すことで自分の頭の中でごちゃごちゃされていた言葉、考えが掃き出されて、スッキリしました。
思考を整理したい、自分の気持ちを言葉にしたいと悩んでいる人にオススメできる本でした。