第一章①すべての始まりは逆ナンだった
私が17歳年下の彼「ヒロ」と出会ったのは2013年の新緑の頃。28歳になったばかりのヒロと45歳を迎える私が付き合う事になったのは、意外な出会いだった・・・
44歳バツ2女が逆ナンした理由
私は職場も、趣味でやっている習い事も、とにかく女性が多い環境だった。特にひと回り以上年が下の女の子ばかりだったので、一緒にいると華やかな気分だったし、何より「旦那や義母の悪口」や「ママ友の悪口」が一切ないのが心地よかった。
その日も、ひと回り年下の飲み友達のA子と一緒に、ワインを楽しもう~♪と飲みに行っていた。
A子はバツ1、子なしで当時32歳、「彼氏が欲しい~良い人いませんか~」が口癖だった(笑)
彼女曰く、出会いが無い!いい男がいない!という事らしく、飲んでいる間もずーーーーーっとブツブツ言っていた。
私の言い分は、この世の中の半分が男なんだから出会いなんてどこでも転がっているし、いい男なんてそもそもいない。良い男に育てるのが女の役目だ!と助言したが、そんなのは一切聞く耳も持たず(笑)
イイ男がいない~!とA子はワイン片手にわめいていた。
いい加減面倒になった私は、2軒目に行く道すがら男の集団を見つけてナンパしてやろうと思った。
すると、神様はいるのか?!偶然にも良さげな男性グループが並ぶように横を歩いていた!
チャンス!
私は心の中でガッツポーズをした!
連絡先まで2個ゲット?!逆ナンマスターか?
4人グループの男性たちは、深夜遅くまで子供を連れまわしている親について話していた。内容からすると真面目そうな人ぽかったので、とりあえず声をかけてみた(笑)
一緒に干物食べません?
2軒目は干物の専門店に行く予定だったので、率直に聞いてみたが、突然、知らない女に声をかけられ、一同フリーズしていた。
もちろん、私が突然男性グループに声をかけた事にA子もフリーズしていた(お前のためだゾ(笑))
何やら男性陣は相談をはじめ、結局「良いですね~!行きましょ!」とひきつった笑顔で答えてくれたが、逆ナンは初めてだったようで緊張が伝わってきた(笑)
一応、ボッタくりとかの怪しい者ではない事を伝えて(笑)お店に向かった。
お店に入ると長いテーブルが空いておらず、4名掛けテーブルと間が空いて2名掛けのテーブルに案内されたので、A子は男性3人と4名掛けに座り、私は2名掛けに座った。
その、目の前に座ったのが「ヒロ」だった。
当時、28歳になったばかりのヒロは、スマホをずっといじっていて無口だった。お酒もの飲まない。
聞けば、男性4人グループは職場の仲間で月一の懇親会の帰りだったそうだ。A子を囲んで男性陣は盛り上がっていて、A子も何だか楽しそうだったので私も嬉しかった!(^^)!
4人の男性は27歳、28歳、30歳、38歳の年齢構成で38歳だけ既婚者だった。A子は32歳だから、少し年下になるけど問題ないな~などと思っていた。
しばらくして、一番若い27歳の男性を私のテーブルに呼んでみた。
目の前のヒロは殆ど話さず、私を全く見ないので、2人キリじゃない方が良いのかな?と思って気を使ったのと…
私の職場が若い女性ばかりで、ことある毎に「あゆさん~男の人紹介して下さいよ~」と言われていたので、ここはネットワークを広げようと、一番若いメンズに「可愛い女の子の知り合い多いんだけど、合コンとか好き?」って聞いてみて、連絡先をゲットしておきたかったのだ。
話を持ち掛けると、ヤングマンはスグに承知し(笑)LINEのアドレスを交換しようとしたのだけれど、私もヤングマンもかなり酔っぱらっていて上手くいかない。
それを見ていたシラフのヒロが私の携帯を取り、先ずは自分(ヒロ)のスマホに私のLINEを登録し、ヤングマンに通知してくれた。
こうして、私はうまい事ヒロとヤングマンの連絡先をゲットしたワケです(笑)
でも、この、、私がヤングマンと連絡先を交換した事により、このあとA子の人生まで大きく変わっていくのですが・・・
それはまた別のお話
つづく
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