日活ロマンポルノ 愛してる!を観た
フォロワーさんからこんな映画があります!名古屋の映画館で24日までの公開と日程ギリギリですがご都合あうなら是非、と連絡をもらった。
そうだ、観ようと思っていたのだけれど、限られた映画館での上映で中々タイミングが合わず正直忘れていた。
きっとフォロワーさんからの連絡がなければそのまま、だっただろう。
これは幸運だと、縁を紡いでもらえたのだと、無理やり予定を空けて観に行った。
観に行って本当に良かった。
以下ネタバレに一切配慮のない感想になるのでDVDを買って観る予定のある方はご注意願いたい。
あらすじを語るのは好きではないので省く。
SMを知らなかった娘(ミサ)が、SMを知る物語。ただSMにスポットライトを当てているだけではなく地下アイドル活動=現実、実生活、人生とも絡み合っていて大変考えさせられるストーリーであり、見応えがあった。
私が一番印象に残ったのはカノン様だ。
手錠とバイブと首輪だけで奴隷2人を調教するカノン様。
小さなハンドバッグだけの姿が美しいだけでなく、しっかりとSMプレイできるなんて、と感動した。
SMをする人間というのはどうしても荷物が多くなる。
荷物の多さが愛(この愛の対象は相手であり、SMという概念である)だとも思っている、いや、いた。
私は今まではSMをするなら、ボンデージは必須、縄か拘束具も欲しい、鞭も蝋燭もないとダメ、他いわゆる大人のおもちゃも各部位お願いしますという欲張り具合だったが、考えが180度変わった。視線で、言葉で、するSMは美しい。
そのことを知れただけでこの映画を観れて良かったと思う。
価値観を変えるものに出会うことは歳をとればとるほど難しくなる。
それだけ私にとってあのシーンは、あのプレイは心を震わされた。
同時にカノン様みたいになりたいと思った。
生粋の快楽主義者の私は(このあたりは後述する)サディスティックな行為にはそこまで興味がなかった。
ただドミ気質(支配欲)は強いのだろう、支配する手段でしかなかったのだ、プレイとして人をいたぶるということは。
私もこんな風に人を可愛がれたら、全力でぶつけて受け止めてさせることが出来たら、幸せだろう。
今まで感じたことのない感情を抱いた。
SMから離れてこの映画を観てみたい。
この映画はミサの成長物語である。
観客はミサの成長をどう捉えただろう。
私は彼女がサディストとしての愉しみもマゾヒストとしての快楽も地下アイドルとしての人気も手に入れることができたのは、彼女が素直だからだ。
素直に受け入れることの素晴らしさを彼女は全身全霊で教えてくれる。
彼女の物事に取り組む姿勢を見習いたい。
ミサの下着が徐々に人に見られることを意識したものになっていくところなんて、ミサかわいい!と思わず声に出したくなるほどであった。
以下箇条書きにて感情を連ねていきたいと思う。思いつくままなので展開に沿っていない点はご了承いただきたい。
箇条書き感想、いいねいいね
・地下アイドルの現場ってこんなんなんか、ほうほう
・ノーパンカノン様素敵、いいわねいいわね
・カノン様わざと動いたじゃん、わるいやつ〜!
・さすが女王様おしっこコントロールできるのね
・自分のおしっこかかった唇にキッスできるのって愛じゃない?違うんか??
・とりあえずカノン様の横顔がいい
・ミサ★ザ・キラーって名前可愛いよね
・一縛終わったらドリンク出てくるのアルカじゃんってなった
・こんなSMラウンジあったらいいのにな、プレイルーム綺麗すぎて最高
・プレイルームを暗く妖艶な雰囲気にしなかったのは何か理由があるんだろうなあ
・ミサが思い出シコりした時の自分の濡れ具合に驚いてる時なぜが泣けてきたほんと何でだろう
・ミサちゃんで一番好きなシーンは縛る時に縄を加えてマゾを睨みつけるところです、ちょっと面白くってすっごくかわいい、好きになっちゃう
・ライブにカノン様が乱入するところまじのまじでかっこいいよね、私もいつかマゾ騎馬に乗って入場したいよ(いつどこで?)
・私は自分が女王様になるなら白いボンデージしか着たくない!ってくらい白のボンデージに劣情を抱いているのでライブ乱入のカノン様が白のコルセットで興奮した
・白のコルセットといい、青いワンピースといいミサとカノン様めっちゃ対照的に演出してるのよね
・対照的だけど似た者同士にも見える、不思議なふたり。
・一生仲良しでいてくれ
・なんなら2人のその後で二次創作できるよ
・カノン様傍若無人で最高なんだけど人のお家に土足で上がるのはイカンよ
・それはそうと白いショート靴下幼くてかわいいよカノン様
・カノン様…
・カノン様が好き
・トップレスのスタイルって格好いい
・観てる間すごく幸せだった
今のところの、感想。
また改めて観た時、思いつくことがあったら追記しようと思う。
配信もされる、されている?らしいので少しでも興味があれば是非観て欲しい。
そして私と感想を語り合おう。
以下は映画への感情から自分自身のSMへの想いに向き合った、思いつくままの散文である。
私のあまり人には見せていないセンシティブな部分なので有料記事とさせていただきたい。
私とSMと生き方について
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