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薄氷上のジジイ
先日、突然左手が痛くなった。小指の付け根から手首にかけて。もうスマホを持つのもPCでタイピングするのも痛い。ドアノブを回すのも厳しい。クッソ。どこかで打ったり、重いものを変な感じで持ったりした記憶は無い。ただめっちゃ痛い。
これが1日続き、翌日は徐々に消滅した。
考えたらこないだもそう。友人らと楽しく食事してたら、突然顎の奥から小さくパキっと聞こえ、以後噛むのが痛い。久しぶりに会って楽しいはずの時間を、少し痛みが邪魔をしてきた。地味に痛い。
これも翌日には消滅した。
なんやねん。
手首のやつは色々調べたらTFCC損傷とかなんかカッコいい症状名出てきて逆にこわすぎ。顎は普通に顎関節症とされる症状に近い模様。さっきもグリっとなった。あーマジダルい。
そしてジジイはこんなことがあるとすぐ不安になる。手首の痛みは、まず筋トレできなくなったらどうしよ、と結構焦ったし、顎は食事に直結するからシャレにならんなと。特になんかの前兆じゃないかと考えてしまう。
若いときは分厚い氷の上を走っていたかもしれんけど、ジジイの足下はもう薄い氷になっていると思う。体重が重すぎたり、些細なことで躓いたりすると割れてしまい、冷たく暗い病気の海に呆気なく落ちてしまう。
たまたまこれを読んでしまった若い君、これだけは言っておく。私も昔若かったからな(進次郎
しかし最近割と調子が良かったのでカラダの不調を意識していなかったけど、この2点のオカゲで中高年の脆さを思い返すことができた。その流れで歯医者も予約したしメンテナンスは忘れないようにしようと再認識。ある意味良かったのかもしれん。
ジジイはこうしたことを無理やりにでもポジティブなことにこじつけた方がよさそうだ。氷は薄くても、滑るように進んでいけるためにカラダを整えていけばいいのだ。多分。