【疑問】500円硬貨がリニューアルされるらしいけど、古い硬貨は回収するの?
おはようございます。
自立に向けてとにかく手を動かしたいとっとです。(昼休憩中)
昨日晩ごはんをたべていると、21年ぶりに新500円硬貨が流通開始するというニュースをテレビでやっていました。知らない人も多いのでは?とのことで街頭インタビューなど交えつつ、はい、私も知りませんでした。
いま主流のゴールド色の硬貨にかわったのが、つい最近のように思いますが、もう20年も前だったのですね。
そこでふとカミさんが、
古い500円硬貨はどっかで回収すんの?
と何気なしに聞いてきます。
え、そんなこともしらないの?
と言えず、
そ、そんなに気になるなら調べてみたら?
と平然と返しましたが、自分の方が気になってしまい、少し調べてしまいました。「今どき現金の話?」と思うかもしれませんが、わかったことをまとめます。
お金の生い立ち
そもそもお金ってどのようにして世に出ているのか、日本のお金についてざっくり調べてみました。
まとめると
■生い立ち
・紙幣(お札)と貨幣(硬貨)でその生い立ちや製造する工場が違う
・紙幣は国立印刷局が製造し、日本銀行が発行する
・貨幣は造幣局が製造し、財務省が発行する
■流通経路
・各金融機関は日本銀行に口座をもち、その口座で引き出しや預け入れ相当の取引を行うことで、紙幣も貨幣も世の中に流通される。
・紙幣も貨幣も、各金融機関にて当面必要としないものは日本銀行の口座に戻される。
・日本銀行に戻ってきた紙幣と貨幣は鑑査され、再流通可能なものは再度流通される。
■処分
・日本銀行に戻ってきて再流通不可能と判断された紙幣は、復元できないよう裁断されて廃棄される。
・日本銀行に戻ってきて再流通不可能と判断された貨幣は、造幣局に戻されて新しい貨幣の材料として再利用される。
今回カミさんがふと疑問に思った質問を思い出します。
カミさんの無邪気な質問:
古い500円硬貨はどっかで回収すんの?
わたしの回答案:
新しいデザインの500円硬貨を流通させるために古い硬貨を回収する、のではないのだよ。日々金融機関から日本銀行に回収されている不要不急の硬貨の中で、劣化などにより流通不可と判断された分を新たに製造する際に、今後は新しいデザインで製造していくってだけのことのさ。(そんなことも知らないの?)
まとめ
今回はお金の需要と供給バランス(物価の維持)のための製造量の調整といった話ではなく、貨幣が新デザインになって発行される場合、単純にその分の量を調整しないといけないんじゃないの?という発想自体が誤解だったことを、ざっくりですがまとめてみました。
さっそく、上述の回答案をカミさんにぶつけてみたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
参考URL
■日本銀行のホームページ
銀行券/国庫・国際のリンクが参考になりました。
■国立印刷局
■造幣局のホームページ
キッズページの、知ってる?リンクが面白かったです。
■財務省のサイト