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あかちゃんは何故リモコンがすきなのか

こんばんは。
自立に向けてとにかく手を動かしたいとっとです。


今回は、ふと垣間見たあかちゃんの行動について考察します。

この記事は1,900文字弱あります。



先日1才になったばかりの双子の片割れ(三女)と一緒に、部屋でごろごろしていたら、部屋の電気が点いたり消えたりするのです。


原因はこちら。


三女が照明のリモコンであそんでいました。
ボタンを押しながら


このリモコン、歴代のわが家の子(長男8才、長女3才)も遊んできましたので、裏はこんな感じです。


フタがどこかに行ってます。

小さい子のいる家庭あるあるですね。


他のリモコンも、仮にフタはあったとしても、ツメは折れています。

養生テープで仮止めのつもりがそのまま5年以上経つことも


どんなリモコンにも使える万能フタが発明されたら売れるかもしれません。



あかちゃんは何故リモコンが好きなのでしょうか??


真相は分かりませんが、わたしなりに5つ考えてみました。


1.そこにボタンがあるから押したくなる

わたしはヒトの行動心理などわかりませんが、ボタンがあるとなんとなく押したくなるのではないでしょうか?

でも大人になるにつれて、ボタンを押したことで想定外の結果を招いたときの後処理の面倒さを学習していきます。

そういう事態に陥るリスクと自分の好奇心天秤にかけるようになり、そこにボタンがあっても迂闊に押すようなことはしなくなるのでしょう。

でも赤ちゃんは学習前ですので、ノールックでボタンを押します。


カミさんに、

なんで毎晩ビールを飲むの?

と聞かれ、

そこにビールがあるから

と答えてケンカになりそうになったときもありました。

これと同じですね。(違)



2. ティッシュを引き抜く心理と似ている?

リモコンのボタンをひたすら押したがるあかちゃんの行動と似ていると思うのが、ティッシュを無限に引き抜く、というものです。

いかにも引っ張ってほしそうなティッシュの感じが、ボタンならば押す、のようにティッシュならばひっぱる、といった行動を誘発するのではないでしょうか。

そして一度引き抜いたら最後、次のティッシュが延々と出てくるので、あかちゃんは繰り返しティッシュを引き抜きます。

ひっぱってほしそうなティッシュ



3.リモコンのフタを外して電池を着脱できるところが合体ロボっぽい

よく観察すると、あかちゃんがリモコンを触っているときは、必ずと言っていいほど電池がはずされています。

フタを外して内部にある電池を着脱できるのが、合体ロボットのようでおもしろいのかもしれません。

またエアコンのリモコンなどは、電池のフタ以外にも表の本体部分に開閉できる部分があり、その開閉動作と、開いたときにさらにまた違うボタンが並んでいるのが面白いのかもしれません。



4.リモコンのフタを剥いて電池を食べるものだとおもっている

上記の3と似ていますが、リモコンのことをバナナのようなものだと思っているかもしれません。

気が付くと単三電池をくわえていて、慌てて取り上げた回数は1回では済みません。

ボタン電池ならアウトです。確実に飲み込んでいます。


そこにフタがあれば外す

中身(電池)を視認する

取り出す

咥える


この一連の行動はセットかもしれません。



5.ボタンを押すと実際になにかが動くから面白い

これが一番おおきい理由かもしれませんが、実際にリモコンが機能したときの、なにかしらの環境の変化が楽しいのでしょう。好奇心ですね。


テレビから音が出る、扇風機から風が吹く、照明が明るくなる

自分がなにか魔法をつかったような気になりますよね。

あとは、ボタンを押すとピッと音が鳴るのもおもしろいのかもしれません。



まとめ

あかちゃん、リモコン、で検索するといろいろな見解が出てくるとおもいますが、あかちゃんを何気なく観察していてわたしなりに考えたのは以上のようなものでした。


あかちゃんの行動って見ていておもしろいです。

自分も同じことをしていたはずなのに、いつの間にかあたりまえだと思ってやっていること(または逆にやらないこと)が、あかちゃんにとってはあたりまえでないのですから。


リモコンのボタンがあれば押す、ティッシュがあれば引く、飲み物があればのむ、食べ物があれば食べる、窓があれば開ける、ピアノの鍵があれば押す、総じてなにか物があればとにかく触る


理性という言葉がただしいのかわかりませんが、大人になるにつれて行動を律することができるようになることは、それはそれで成長だとは思ういっぽうで、自分の好奇心に素直に行動しているあかちゃんを見ていると、ふと学ぶべきところがあるような気すらしてきます。


分からない事・ものがあれば、とにかくそこに身を置いて手にとって触ってみる

いまのわたしに一番大事なことを学んだ気がしたのでした。(勝手に)


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!





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