ロスジェネ世代のマネジメント戦略
こんにちは!ずんずんです。
本当にロスジェネ世代の中でも人の育て方やマネジメント方法で分断があるなーと思ってまして
①俺たちが耐えてきたんだからお前たち(下の世代)もやれ派
②自分たちがつらかったことは下の世代にはやらせない派
があると思うんですね。
①は上の世代に近い考え方で②は下の世代に近い考え方だと思います。
①はTask-oriented(タスク指向)な考え方だなーと思います。Task-oriented(タスク指向)とは目標の達成、作業の効率性、およびタスクの完了が最優先されて、マネジメントは具体的な結果と目標に集中し、作業プロセスとタスクの遂行方法に重点を置く考え方です。
この考え方の欠点は成果と効率が強調されるため、個人的な成長や幸福が軽視されちゃうんですよね。
つまりパワハラや押しつけ、丸投げが横行してしまうわけです。
今時だと、コンプラ意識が高い組織で「俺たちが耐えてきたんだからお前たちもやれ」をやっちゃうと、パワハラで人事にエスカレされちゃてキャリアがアボンしちゃうと思います。組織自体が腐っている場合は、特に問題にされず、休職者と離職者出しまくりになるかと思います。
でもこういう組織って結構人気の大企業だったりするので人材はすぐ採れるんですよね…。今は良いけど、長期的にはやばいんじゃないかなーと思います。知らんけど。
次の②「自分たちがつらかったことは下の世代にはやらせない」のは個人的には素晴らしいなぁと思います。People-oriented(人間指向)な考え方と言えるわけです。People-oriented(人間指向)とはチームメンバーの個々のニーズ、個人的な成長、およびチーム内の関係の構築と維持が重視される考え方です。つまり個人の感情や意見が尊重され、チームワークと共感が奨励されるわけですね。人を大事にしながら仕事を進めていくわけです。
これからどんどんと人手不足がやばいですし、転職が当たり前になった時代なので、企業側は人的環境に気を付けていかないと、離職率高まりまくり採用コスト高まりまくりになっちゃって大変なると思うんですね。
入社1年後に早期離職してしまった場合にかかる損失額は、新卒採用においては657万円、中途採用においては774.0万円なんですって!
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そんなわけで、企業側はマネジメント層にPeople-oriented(人間指向)の考え方を教育すべきだし、若い頃ビシバシ(?)やられてきた人もこれからの時代は違うんだってPeople-oriented(人間指向)にシフトしていかないといけないんじゃないかなーと思ったりします。
ただPeople-oriented(人間指向)がいきすぎちゃうと仕事の進行に支障がでるので、そこはTask-oriented(タスク指向)とのバランスが大切になるわけですが…。
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