舐められずに堂々した自分になるためにはどうしたらいいの?
こんにちは!ずんずんです。
堂々として、リスペクトを得たいですよね!
出来るならちやほやされたいですよね…!!
若いころ、私は良く
「へらへらしている」とか「薄幸そう(笑)」などと
よく言われておりました。
というわけで、若いころの私は、「堂々としている」なんて一度もなく、どちらかというと良く「舐められ」が発生しておりました。おじさんにもおばさんにも、年下の後輩たちにも「舐められ」てしまうんですね…。
不思議なことに、コーチングで独立してからは「舐められ」はあまり発生せず、どちらかというと「異常者」のような目で見られておりますが…。
さて、舐められるのではなくて「堂々としている」と思われるにはどうしたらいいでしょうか?
舐められが発生するのは「ルックス」「性別」「立ち振る舞い」といった色々な要素がありますが、やはり「自信がない」と舐められるんじゃないかな?と思ったりします。
例えば、仕事に対する自信が無いと、オフィスで卑屈な態度になってしまいますよね。
卑屈になったからと言って、人は優しくしてくれるわけではなく…相手の加虐心を刺激して、ますます攻撃されてしまいます。
「ルックス」や「学歴」に対する自信もあります。
周りが美男美女だったりすると、萎縮してしまったり(哀しい…)、高学歴に囲まれてしまうと、「自分なんて…」とへこんでしまうことでしょう。
しかし、一番影響が大きいのは自分の「ルーツ」に対する自信ではないでしょうか。
ルーツというのは、家族の事であり、自分の「実家」の事です。
ここに安心感や誇りを持てないと、土台となるものが無く、卑屈で不安そうに見えてしまうものです。
例えば、20代から30歳ぐらいの私は、
父がDVで母を蹴りだして、2人は別居中。
父は母に婚姻費を渡さず、母は実母と知的障害のある叔母を養うためにお金が必要で、しょっちゅう私にお金の督促の電話をかけてくる。
という状態なわけですよ(笑)←笑えない、笑えない。
こんな状況で、何気なく同僚に「ずんずんさん、年末どうするの?実家帰るの?」と聞かれたら、
『は?家庭が崩壊しているから帰る場所なんて無いが?』
なんて答えることなんてできませんよね。
「え、あ。いや、家に居ようかなって考えています」
って上っ面だけで答えるわけです。
同僚も、私の家庭環境なんて知らないわけですから、純粋な気持ちで、
「え?そうなの?実家遠いの?」
と聞いてくるわけです。私はへらへらと笑いながら、
「い、いや…(実家と呼べるものが母方と父方があって、しかも千葉と神奈川県なんで遠いとは言えない…)」
とモゴモゴとする事しかできなかったわけです。
当時の私は、実家の事が「恥ずかしい」し、なるべくなら「隠したい」と思っていました。
そういった「隠したいもの」があると、人は挙動不審になります。
嘘をつくのも嫌だと思いますし、かといって本当のことを言うのは…と思っていました。
こんな風に、実家に自信を持てない人は、なんだか挙動不審で不安そうに見えてしまいます。
逆に、実家が太かったり、実家が大好きだったり、「実家?まあ仲いいけど?」と言う人は、なんだか堂々として見えますよね。
というのは、自分の土台となるルーツに何も後ろめたいものを持っていないからです。
実家は「背骨」みたいなものです。
ここがきっちっとしていれば、背筋もピンとして、胸を張って歩いていけます。
そして、実家に対する安心感や守られている、愛されている感覚が人を強くさせるのです。
じゃあ、実家がズタボロの人は堂々と出来ないのかよー!!と思われるかもしれませんが、ご安心ください!!
実家がズタボロでも堂々とすることは出来ます!!!
ルーツに自信が無い人は、常に葛藤の中に生きています。
「自分は親に愛されなかった」と思う時もあれば「いや、親なりに愛してくれた」と思うときもあり、「あんな環境で育った私」と思いつつも「でもちゃんと育ててくれたし…」と思ったり…愛憎渦巻く中で生きているわけです。
この葛藤が心のエネルギーをめちゃくちゃ浪費させるわけです。
実家がズタボロでも堂々とするためには、葛藤を自己肯定まで持っていかなければいけません。
めちゃくちゃだった家庭を肯定しろという意味ではありません。
「あんな環境だったのに、こんなに立派になった私」と思えればいいのです。
そのためには、家族と向き合う必要があります。
今まで、葛藤の中に生きていたのを、現実を見ていくわけです。
家族と向き合うことで、
「うちの家族って最高じゃん!」
と思えればそれは幸せなことです。
そうではなくて「え…?うちってこんなにヤバいの?え?ヤバすぎない?というか、こんなヤバい人の元で育ったというのに、自分っていい奴すぎない?魂の格っていうの?自分が凄すぎる…」と思うこともあるかと思います。
そうすることで、自分という個が確立していきます。
今までは家族というものがあって、その中に自分があった状態でした。
それが段々と分離していき「家族なんて関係ないな(笑)」と心から思えるようになっていきます。
その時、ルーツに対する後ろめたさは無くなっていきます。なぜなら「家族は家族、自分は自分」と思えるようになるからです。
不安感や挙動不審、卑屈さが減り、堂々とした雰囲気へと変わっていくでしょう。
しかし、堂々とした立ち振る舞いにはもう一つ忘れてはいけないものがあります。
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