【自己肯定感の高め方】chapter4 人生を狂わす投影を知る
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あなたは、ある特定の人を前にすると自分が今までとは別人のようになってしまう経験をしたことはないでしょうか。
例えば上司を前にすると、なぜか委縮してしまい、わけのわからない恐怖を感じる…。
とある後輩が話しているのを聞いているだけで、なぜかイライラしてどうしようもなくなってしまう…。
理由は全くわからず、自分ではどうしようもない、そんな気持ちに毎回なっていませんか?
私も以前、そういったことに悩まされていました。特に会社の上司を前にすると委縮してしまい、ビクビクしてしまうのです。
意見を言うにもビクビクしてしまい、上手く話せません。
その結果上司に怒られてしまい、また委縮してしまう…こんな繰り返しでした。
なんでこんなことが起こるのか、不思議でありませんでした。
それもいつも上司相手にこの「怯え」が出てきて、これでは
バリバリ出世して金を稼ぎまくりたいのに不都合でしかありません。
どうしたらこれを治せるんだ…?!と思っていた時、
「投影」というものを知り、劇的に改善することができたのです。
というわけで、みんなに知って欲しい「投影」です。
投影とは誰かに、違う人の姿を見出してしまう行為を言います。
例えば、
あなたの上司が年上の男性だったとします。
上司は職場での意思決定者ですよね。
そしてあなたの父親は家庭での意思決定者で、間違いなく年上の男性です。
すると、あなたは上司の中に父親の影を見出してしまいます。
父親が粗暴で高圧的な人で、あなたはいつも父親の前でビクビクしていました。
すると、高圧的な上司を前にするとビクビクしていまします。
私の場合は母親でした。
私の母親は何かのスイッチを押してしまうと、烈火のごとく怒りだし、何時間も怒鳴られ続け人格否定をしつづけました。
子供の私ができることは、ただ怯えることだけでした。
怯えていれば、反省しているように見えていつか許してくれるかもしれない…そう思っていたからです。
この思考の癖は社会に出ても続きました。
気の強い年上女性の上司に怒られると、私はいつも怯えていました。怯えていれば許してもらえる…無意識にそう考えていたからです。
しかし、上司が求めているものは私が怯えることではありません。仕事をすることです。
なので、母親にとって有効だった「怯える」という行為は上司にとっては全く無意味なものだったのです。
投影は仕事だけでなくありとあらゆる場所で起こります。
投影の例を見ていきましょう。
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