「30代後半だけどマネジメント経験がない!」って焦りは本当に必要?
30代後半になると、「マネジメント経験がない!」「役職がない!ヤバい!」って焦る事ってありますよね。
それで、「管理職候補募集」って求人に飛びついちゃうんですよね…。
でも、そんなに焦る必要はないんじゃないかなーと思ったりします。
だって商社とかでも管理職になるのは40歳からじゃないですか。30代後半で役職ないのは普通なんですよね。
でも、やっぱり若い頃に「35歳までにマネジメント経験がないとヤバい!」というメディアと転職エージェントにあおられまくった結果、30代後半になって焦ってる人も多いかと思います。
厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」を分析した記事によると産業全体での管理職比率は11.5%で課長の平均年齢は48.9歳だそうです。(参考記事はこれ→https://rb.gy/a09k4)
ほぼ50歳ですね!
なので、30代後半で役職がないというのは、実は当たり前…?
でも「役職が欲しい!」と焦ると「管理職候補募集」って求人に飛びついちゃいますよね。
それに、管理職って本来内部で育てるものじゃないですか…それを外部から採用するとは…?と思うんですよね。
内部に育てるノウハウがないので、実際入社したら無茶ぶりと仕事の丸投げしてる所がほとんどだと思います。そうすると、つぶれちゃうんですね。
面接でこの人素敵!と思っても優れたプレーヤーが優れたマネージャーとは限りませんし…。
あと自分の能力面も、今までマネジメント経験がない人がいきなり管理職になっても上との交渉、下との調整が急にできるようにならないんですよね…。
私も30歳ぐらいの時、外銀勤めに疲れ果て転職して、小さい会社でマネージャーになった事があるのですが、
30ぐらいの小娘にマネジメントできるわけないんですよ…( ;∀;)
マネジメント能力の体得には、ディレクションしてくれる人間が絶対必要で、経験の中で覚えていって、可能なら外部内部の研修を受けて学んでいく必要があるんですよね。 若い頃ならあえてリスクを取る事も必要だけど、もうおじさんおばさんの年齢なので伸びしろもないし(切ない)無理にジャンプアップしようとせず、ステップを踏んでいくのがいいんじゃないかなと思います。
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