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名学館は「難関」を乗り越える塾です

◆難関校ってなんですか?

塾選びが盛んなシーズンの到来です。みなさんの決め手となる条件とはなんでしょう。
授業料?近くにある?
それとも難関校の合格実績?
中学受験塾や、毎年東大合格者多数な高校受験を目指すような方々は、間違いなく合格実績重視でしょう。日常サポートをしてほしいなら自宅近くの割とリーズナブルな塾を探しているかもしれませんね。

さて、ここで

「難関」

とは何ですか?

というテーマでお話ししましょう。

◆過去最大級の「難関チャレンジ」

いままで多くの生徒たちを指導し、受験に導いてきました。
その中で最も難関チャレンジをした生徒を一人挙げるとしたら・・・

大阪大に受かったあいつでもなく
名古屋大に受かったあの子でもなく
・・・
修文大学に通う大学2年のアイツでしょう。

え?どこの難関大?偏差値いくつよ?
という声が聞こえてきそうですが・・・
 
そういう問題じゃないんだよ!!
ってことを強く言いたいわけです。

私がいままで見てきたすべての、ホントにすべての生徒の中で、最も困難な道を一緒に戦った生徒だからこそ、この実績こそが最大の難関大チャレンジと言わせていただきます。

で、一体どうして難関なのか?

◆病との戦い

中学1年生の春から入塾したこの生徒は、小5で小児がん(骨髄性白血病)を患い、小中高とほとんど学校に通えていない状態でした。
勉強した場所のほとんどは塾。それと病室。
中学時代は、病室で「出張名学館」をやっていたほどです。

それでも一時的に通えていた中1・中2前半くらいまではある程度成績を維持できていて、5科目の点数も平均60点くらいはあったかな?というレベルでしたが。

その後、移植手術のため入院生活を余儀なくされてからは、当然のことながら成績は下落の一途。大学どころか高校進学すら怪しいわけです。

◆病室から私立高一般受験へ

愛知の私立高校一般入試は3日連続で行われます。
状況を踏まえて推薦入試などの措置も考えられたのでしょうが、受験スタイルは本人とご家族の意思によるものです。
そもそも出席日数が足りないし、なにより本人が「意地でも一般で、実力で行く!」という気概の持ち主だったこともあり、さらには「本人の思うようにさせてあげたい」という親御さんの意向もありました。

受験当日は病室から会場に行きました。
なんとか3日間乗り切りましたが、結果的に3校受けたうちの一番下のランクの高校に行くことになりました。

◆波乱万丈な高校生活のはじまり

高校1年生になれたところまでは一安心。しかしその制服に袖を通したのはほんの数回でした。移植後の入院生活は続き、なおかつたまに行く高校もあまり馴染めず。

1学期終了時点あたりですでに進級の問題も浮上してきました。

入学当初は体調的にも思わしくなく、時折けいれんを起こして意識を失うような状態でもあり、検討に検討を重ねた結果

高校を辞める

という選択肢に落ち着きました。
しかし高校卒業資格は得たい、大学へは進学したいということから、通信制(N高)へ編入学。

その時期になると体調も少し落ち着き、退院も決まりました。
そして高2、高3と塾と自宅で勉強する毎日となるのですが・・・

世界がコロナの渦に突入しました。

◆それでも大学生になりたい!

コロナの時期は、既往症と戦う学生にとっては落ち着いて勉強どころじゃないわけですよ。ウイルス感染だけは絶対に避けなきゃいけない、もし感染したら命に係わる状態なわけです。

自宅で学習し、オンラインでサポートする。

そんな日々を過ごすことになります。
それでなくても基礎学力はガタガタ、そして、高校入学後に発症したウイルス性のけいれんにより、一時期の記憶が飛んでしまっています。

おいおい。忘れたんかいな・・・
あの頃できてたじゃないか・・・
という、学んだはずの失われた記憶(・・・いやもともと忘れていたのかもしれないが(笑))が山ほど出てきてこれはさすがにいかんなぁと。

それでも本人は

大学生になりたい!

どの大学にも受からないかもしれない・・・
でもやっぱり受かりたい!
何も自信ないけど、大学生になりたい!

意味わかりますか?
大学生になりたいの意味。

まわりの友達や同級生みたいに、学校に行きたかった。

こんな当たり前のことが、この子にとっては「超難関」だったんです。

そして・・・

なんとか大学受験を終え、今現在、前出の修文大学で医療科学の分野を勉強しています。

◆これ以上の難関なんてどこにある?

私の20年弱の個別指導塾における指導の中で、ここまで「超難関」を目指した生徒はいません。

上位大学に受かった誰よりも、乗り越えた壁が大きかった。
その壁を乗り越えたくて、私に力を貸してくれと何度も相談に来た。

そしてこの生徒は、自分自身の弱さという壁をも超えてきたのです。

これがこの若者の強みです。

少々極端な事例でお話してしまったとは思います。
しかし、私が考える「難関」とは、高偏差値の一流校という意味ではなく、その生徒一人一人にとって乗り越えがたい壁の高さを示す言葉でしかありません。

困難なハードルを越えてきた生徒は、今年もいます。
受かった学校の偏差値は40~70までまちまちです。
しかし、それぞれの「越えがたい壁」だったことは間違いありません。

当塾は「難関を乗り越えるための塾」です。
そのために、私のもとに来てください!



名学館 庄内通校 おや塾オンライン
家庭学習問題研究会(いえもん)
塾長 白藤 和成
TEL 052(521)5519

X@名学館 庄内通校 おや塾オンライン


【名学館 庄内通校とは】

名古屋市西区の大学受験・高校受験専門 個別指導塾 名学館 庄内通校の塾長、白藤和成です。2005年9月に開校以来現在まで600名を超える若者たちと学習に励み、保護者の方からの学習・子育て相談を数えきれないくらい経験してきました。
そこから私が学んできた様々なノウハウ、知識などを皆様に還元できればと思っています。



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